03:ハイライトを入れる

■いよいよハイライトです。まずハイライトが入るあたりに周囲よりやや明るめの色で光点を描き込み、あとは反射光を描き込んだ要領で色を明るくしつつ、だんだんと範囲を狭めた点を描いていきます。最後は一番明るい点に白をぽちっとさしておしまいです。

■右図1〜4で、段階的に明るい色を使っていることと、ハイライトの点も、宝石の形に従ってやや楕円に歪んでいることが分かると思います。

■あと、反射光の描き方について補足なんですが、反射光は宝石の輪郭線からちょっと離して塗ります。物質には厚みがあることを反映してこうなります。宝石も透明度があり、中を光が通ったり反射したりすることを忘れないのがポイント。

1. 2.
3. 4.
04:仕上げ

■塗り終わったなーと自分で納得がいったら、はみ出し部分を水彩用消しゴムで消していきます。消し終わったらキャンバスメニューから乾燥を選んで終了。完成品が右図です。今回の手法を応用すれば右の右みたいな変な形の水滴も描けます。

■さてさて、これで今回のお絵描き講座はお仕舞いであります。ようやく『理論と実践』みたいな講座にできて個人的にはとっても満足です。というわけで、今回の講座はいかにも講座らしい小難しい話満載でお送りしました。

なんか嘘っぽい水滴。ざっと描いたのでいい加減。

<<<Back
Top>>>