2:名称あれこれ

 ここでは、細かいことですが、特定の名称や用語に関する儂的設定を解説していこうかと思いマスー。これをハッキリさせておかないと後でいろいろと混乱の元かと思われますゆえ(笑)。

『万神殿』
 儂は、『万魔殿』という呼称をあえて使わず、例の場所を『万神殿』と呼ぶことにしておりマス。理由は単純で、かつてれっきとした神であり、今もヤハウェをも凌ぐ実力の方々がたくさんいるからデス。ルシファーサイドにはヤハウェの一神教を独善として見る考え方が強いですし。ヤハウェばっかりが神じゃねぇんだよ!という悪魔さん方の主張を、ここでは尊重することに致します(笑)。あ、ちなみに、『万神殿』の中に通称『伏魔殿』と呼ばれるエリアがあることも忘れちゃいけません。ええ、もちろんそこはベリアル氏のオフィス周辺区域ですので(何がもちろんなんだか)。

『サタン』
 えーと、これは混乱し易い用語なので解説致しますと、儂設定では『サタン』=『ルシファー』じゃないです。『サタン』というのはヤハウェ側の役職名で、その仕事は人間を監視し、必要とあれば罰や災厄をもたらすというものデス。ルシファーは堕天前にサタン職に就いていた経歴があるので、まだその時の役職名で呼ばれることがある、というワケ。ちなみに、ルシファーが堕天した後に、サタン職の後を継いだのはサマエルなのです。

『万能神』と『機能神』
 ヤハウェのように、自分一人であらゆる願いごとに対応致します、と言っている神を『万能神』と称します。これは一神教ならではデスね。一方、治癒・予言・恋愛・農耕など、自分の専門ジャンルを持っている神を『機能神』と称します。このタイプの神は様々なジャンルの願いごとに対応するために、違うジャンルの専門家と組んで多神教のコミュニティーを作っていることが多いです。

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