コミキャラ出展作品、巨大鯨プルーデーンスの変身形態。『なるべくなら人間に見えないキャラ』とのことで選考に通るかどうか不安だったんですが、思いきって出してみたらとりあえず通って一安心。キャラは諸葛 孔明がモデル。当初は羽扇を持たせる計画もあったようデスが、それだとやっぱりあんまりにもまんまなのでボツ。空の青をイメージして、基本色はやや緑がかった水色と紺青。マントの陰部分の青が濁らないように心掛けましたん。しかも1回失敗をやらかして完成間際だった絵がやり直しになるという素晴しい事故に見舞われたいわくつき。
着衣に隠れて見えませんが、この形態の時の下半身は鯨のまんまで、そのまま長い尾がついてます。頭から尾の先まで、この状態だと2.5mくらい。足がないので少々浮いた感じで移動します。背中の鯨のひれは、マントの折り返しの部分にスリット状の穴が2つあいていて、そこから出ておりマス。着衣についている黄色い太陽の紋様には饕餐文もどきが入っています(ツブれて全然見えないし)。で、鯨形態の時の攻撃手段は音波でしたが、この形態の場合は魔術。ゲームで言えば、序盤は助言役として登場し、終盤でボスキャラとして出てきてから仲間になるタイプですな。ボスキャラとしての特殊攻撃はうっかり食らうとパーティーが全滅する程の攻撃力を誇り、仲間にすると能力値が軒並み高くて育てなくてもそこそこ使えるキャラなんじゃないかと思う(笑)。性格はひたすらのんびりゆったり。1日中じっくり思索にふけるのが趣味らしい。ちなみに、これを描いていた時のメインBGMは『Valhalla』でしたとさ(笑)。