毎度おなじみ芳冬くんに捧ぐトップページ絵その4、青ヴァージョン。実際はこれの文字入り赤ヴァージョンです。来年の干支を意識して、中国の傳説『白娘子(はくじょうし)』の白蛇精。『人間の青年に恋をしてしまった白蛇精が、青年との幸せな生活を望んだものの、正体を見破った僧侶に無理やり封印されてしまい、結局青年との仲を裂かれてしまう』という悲恋の物語。ちなみに、絵の彼女の髪形は『霊蛇髻(れいだけい)』という、三国時代あたりからあったたくさんのバリエーションを持つ髪形のひとつ。伝説では、『魏の文帝の妃だった甄(しん)后が髪をとかしていると、毎日きまって1匹の蛇が現れ、その身をくねらせてさまざまな髪形を教えてくれた。彼女がそれにならって毎日違う髪形にしたところ、それが大好評になった』ので、この髪形は霊蛇髻と呼ばれるようになったのだとか。というわけで、『蛇にまつわる雑学』お送りしました(笑)。資料は多いが衣装はテキトーなので、下手にツッコんだ質問をする人にはエーテルストライク。オーケイ?