[ No.49 Glasya-Labolas ]
ちまちまと描き溜めている悪魔絵シリーズ、今回は魔界の小悪魔系愛玩犬として名高いグラシャラボラスです。支配領域は羊の原点より数えて49番目。こんな見た目でありながら、いっちょまえに72将入りしているあたり、ただ可愛いだけではないのです。普通のわんこでもいますよネ?人前では愛嬌振りまいて可愛がってもらおうとするクセに、主人の留守中や誰も見てないところで豹変してスリッパ穴だらけにしたりするわんこが。コイツはそれの上位ヴァージョンなのです。誰も見てないところでマルコっちをちくちくいぢめてます。尾の『第二の口』は、普段は閉じて普通の尾のフリしてますが、誰も聞いてない時に、こっちの口でホンネを言います。ぶっちゃけヤな奴です(笑)。
召喚するとグリフィンの翼を持つ犬の姿で現れるということで羽わんこです。結構、元の資料にも忠実に描けた気がする(笑)。今回は、もうとにかく毛毛毛のメ○ノウールってくらいに描き込みましたよ、毛。これ描くのに費やした時間の8割は確実にモサモサの描き込みに費やされてます。縫い目は『ぬいぐるみ感』と『中になんか別のモノが入ってる感』を出したくてつけました。縫い目のほつれた隙間からなんか黒いモノが滲み出してるあたりとか。赤系と水色系の補色を組み合わせたのが、今回の色合わせ上の冒険。青い毛色は、非現実感を出したくてこういう色にしてみたんですが、よく考えたら、このブルーグレーは自分でよく使う色だったりする…うーん、メインカラーはもうちょっと冒険してみても良かったかな。