グレモリーの飼ってるワンコ…いや狼のマルコシアス。森でケガしてるところをグレモリーに拾われて大事に育てられました。ところが実験大好きのベルフェゴールが実験動物として密かにヘンな薬を与えてしまったらしく、そのせいで翼を持った魔獣と化し、ごくフツーの狼から上位の悪魔にクラスチェンジできたという奇跡のワンコ…じゃなくて狼です。この状態では豆柴くらいの大きさですが、首の注連縄を取った時にその真の姿を現わします。創世記戦争においては真の姿を解放して大暴れした、らしい。真の姿は人ひとり乗れるくらいのバカでかい狼で、グレモリーの騎乗獣となります。真の姿となったマルコシアスは炎を操る凶暴な魔獣と化しますが、グレモリーの言うことだけはおとなしく聞くのだとか。
というワケで、グレモリーを描いたのでマルコっちも描いてみました。資料ではグリフィンの翼(つまりは鷹の翼)と蛇の尾を持った狼の姿をしているとされますが、とりあえず『翼のあるワンコ』のいうイメージ先行で描いてます。グレモリーが可愛がっているということで、彼女にくっついて回るマスコットらしくなるようにデフォルメ。『口から炎を吐いている』という記述には忠実に。耳先、翼、尾の赤く熱した感じは、熱した鉄をイメージして塗ってます。翼はフツーの鳥の翼ではつまらないので、鋼の板を曲げたような形にしてみました。ちなみに、今回の絵の課題は『Painterの炎エフェクトを使わずに炎を描く』。達成度は…ビミョー。