ラリア報告2000 Vol.2

今サウス・キャンベラなところに滞在してんのだけど、ここってほんま周りになああああんにも無い(笑)。そもそも市中と違ってちょっとでも郊外に出ると、一気に車なしでは移動もままならない状況になっちまうんだよね。そんなアシを持たないあちきらは、とりあえず付近を散策してみたものの自分らの足だけではほんまにどこまで行ってもなああんにも無い。
そんな何にもない付近の映像を送ってみるよん。写真はサウス・キャンベラにきたぞ、とポーズする弟と、もうすぐ春じゃん、と咲いている桜?だよん。
ホテルはなかなか快適で、フロントな人たちはおしなべて愛想が良くてサービスも良い。滞在してんのが日本人だけってこともあってか、日本語のメッセージがたくさん張り出されてて言葉的にゃ特に不自由しないっす。
実はこのホテルはプールとかあるし、向かいはゴルフのパブリックコースなのだけど、これがまた空いていてグレッグ・ノーマンな帽子の人たちが非常に快適そうにプレイしている。ひまとかあればプレイするのだけど、精力的に各地に観光に出かけているツアーのほかの人たちを尻目にひたすら寝ているあちきらにはそんな時間も無く(苦笑)、時々起きてはオリンピック放送(きわめてオーストラリア寄りなため、柔道とかはニュースでもやんないくらいだ)を見たり、コンピュータいろいろいじったり読書したりという休養生活だす。
そんなあちきらは昨日ノース・キャンベラなディクソン地区に出かけて、和風レストラン「櫻」(地球の歩き方オーストラリアに出ていた(笑))で食事してきた。海外、特に欧米系に出かけるときはうっかり忘れがちなんだけど、とにかく一つ一つの食事や食事のアイテムが大きい・巨量だっつーのにかなり腹減っていたこともあって(ずーっと眠りほうけていたせいで2食抜かしていた(苦笑))寿司盛り合わせ&あちきは鳥の照り焼き定食弟は牛肉生姜焼き定食の2食分頼んでしまった。そしたらやっぱ出てきたのはかなり多めの食事で(なんせ洗面器的なサラに10cm高のショウガ焼きだもんなあ(苦笑))、ちょっとしまったんだけど、でもきっちりすべて食べおおせた挙句ビールまで2本づつ飲んでしまったあちきらってやっぱ胃袋インタナショナル(笑)?
ってなわけでそれでもハラけっこう膨れたあちきらは、そのまま寝た(笑)。これって良い生活だよね。

いやー面白かった今日のアメリカ対カメルーン
何が面白かったって、アメリカとカメルーンの煮え切らない試合もけっこう面白かったのだけど、そもそも試合会場にたどりつくまでが大変だったのだ。
そんな今日は16時30分ロビー集合で、バスで日本の試合と同じスタジアムに乗り込む予定だったのだけど、バスの運転手は先日と変わっていてシドニーから来た若者になっていたのだ。この若者、自己紹介して「こんなきれいなところでみなさんと一緒になれて光栄です」なんてことを言っていたのだが、なんと道をぜんぜん知らなかったのだ(笑)。
ホテルを出て最初の四つ角ですでにもう迷って(笑)、その四つ角を直進しては行き止まり、そしてユーターンしてまた別の角を曲がったのだけど、そこも違って引き返し、結局その四つ角に向かって行ったのは間違いとばかりに、ホテルの方へ引き返して逆方向へ。実は四つ角からでも逆方向からでもいかれるのだけど。って日本人の方が道知っているし。
その後道を聞いては引き返し、逆へ行き、また道を聞いて、まっすぐ行けば20〜30分のところ1時間半かけてようやくたどりついたのだ。ジグザグジグザグ行ってたから時間も3倍。
おかげでキャンベラ市内観光ができてそれはそれで良かったのだけど。でもなあ(苦笑)。
そんな運ちゃんのおかげで女子のドイツ対ブラジルの前半20分まで見損なった。
そんな女子の試合はドイツの9番がすごい突破力とシュート力で2点を奪ってドイツが逃げ切った。
そしてカメルーンとアメリカの試合だけど、エムボマの飛び道具だより、身体能力だよりのカメルーン対、組織的でシュアーなサッカーのアメリカという図式なものの、カメルーンのディフェンスラインの杜撰さと、その杜撰さをカバーしてしまう身体能力の凄さが目立った。アメリカは多くのビッグチャンスをつかむものの決定力が無くて、まるで日本みたいだった(苦笑)。(そんなカメルーンが決勝進出しちまうからサッカーはよーわからん(後日談))

というわけで試合を堪能したのだけれど、試合場から帰るときは他のツアーコースで同じホテルのバスが先導していたので、まったくロス無く帰着できたのであった(笑)。(以下次号)

(写真はブルース・スタジアムを埋めた観客さんたちだ)

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