玉薬在宅ネット

●自宅でのくすりの問題、本人が薬局に来れなくても……●

生活を応援する薬の使い方について適切な情報を共有しましょう!
でも、薬局まで来られない方…心配しないでください。薬剤師が自宅まで訪問して、生活に適した薬の使い方について一緒に考え、支援します!!

  • 薬を上手に管理、保管できない
  • 薬の管理や保管に不安があり、混乱してしまう
  • 薬が多く整理が難しい
  • 薬の飲み残しが多くある
  • 薬が飲み込みづらい、使いづらい
  • 薬が正しく使用できているか不安になる
  • 薬が効いているのか、飲む必要があるのか不安になる
  • 何の薬かわからない
  • 薬の副作用が心配である
  • 薬の使用、服薬を拒否する

  • 薬局に来れなくても、薬についての正しい情報や適正な使用法を共有するため、また薬にともなう体調変化をみるため、薬剤師が定期的に自宅を訪問して、体調、使用法、管理方法などを支援します。
  • 薬が飲み込みづらい、使いづらいなどの場合、食事や服薬、動作などの状況を直接確認して、他の職種と連携しらがら工夫します。
  • 薬が生活をより良くしているか(効果)、より悪くしているか(副作用)など生活(食事、排泄、睡眠、動作、認知など) への薬の影響をみて、薬の量、使い方などについて他の職種と連携して改善します。
  • 心身への不快な痛みを傾聴し、より快適になるため薬の量、使い方などについてたの職種と相談し、良い方向へと改善します。
  • 予測可能な副作用を多職種と共有し、速やかに対応できるようにします。
  • 衛生用品、介護用品、健康食品などを一緒に配達します。

●他の職種との連携●

■訪問医師との連携
・薬が医師の指示通り使用できているか連絡……飲み込めない、使いづらい、残っている、生活リズムと薬を使用するタイミングがが合わないなど、必要に応じて医師と相談します。
・訪問診療時の急な体調変化にも対応……医師の訪問後、体調変化にともなう処方変更や臨時の処方などにも臨機応変に薬剤師が訪問し、安全、安心をお届けします。  
・薬の情報を確認……飲み合わせ、混合、粉砕、その他製剤的な情報を医師に提供します。

■訪問看護ステーションとの連携
・薬の情報を訪問看護師へ連絡……薬による症状変化、副作用など注意点を共有します。  
・看護師業務に専念……薬の管理、臨時薬の手配などは薬剤師が行います。  
・衛生用品や消毒薬など追加で必要な場合……訪問看護ステーションは販売していませんが、薬局にご連絡ください。できる限りご用意します。

■介護支援専門員との連携  
・薬に関連する事項をケアマネジャーに連絡……薬によって起こる可能性のある体調変化などあらかじめ連絡することによって、ケアプラン作成の参考にしてもらいます。
・ヘルパーの服薬介助……ヘルパーが介助しやすいように薬の管理方法、配薬方法などを工夫します。必要に応じ注意事項について情報共有します。

●かかる費用は?●

厚生労働省告示の調剤報酬および介護報酬規定に則って計算されます
・利用料金:1回503円(同一居住の場合352円)
・月4回まで(がん末期、中心静脈栄養の方は月8回まで)  
・特別な薬を使用の方は100円加算があります。  
距離に応じて別途交通費をいただくことがあります。各薬局にお問い合わせください。
介護認定を受けている方は介護保険を利用しますが、サービス限度額の枠外で利用することができます。
介護保険の認定条件に合致されない方は、全て医療保険を利用します。  
お薬代は医療保険で算定されます。また、臨時薬など計画された定期的な訪問以外の訪問は医療保険が適応します。