ボタン豊橋サイエンスコア No1

豊橋サイエンスコアとはどのような施設なのでしょうか。

saiensu252.jpg/サイエンスコア

 昭和63年3月、豊橋技術科学大学と民間企業をつなぎ、産業交流や研究開発を行うサイエンスクリエイト21計画が策定されました。豊橋サイエンスコアは、その拠点施設として、平成4年11月、豊橋市西幸町にオープンしたものです。建物は、5階建で、講演会・展示会が開けるサイエンスホールをはじめ、産学官共同研究室、研究開発オフィス、企業の卵を育成するインキュベータのための部屋などがあります。サイエンスコアの運営会社は、サイエンスクリエイトで、愛知県、豊橋市、日本開発銀行、商工会議所、民間企業117社の参加による第3セクター方式の会社です。す。

産学交流が進められているということですが、具体的にはどのような研究や交流が行われているのですか。
saiensu249.jpg/サイエンスコア


 いろいろな共同研究があるのですが、多品種少量生産といって、注文に応じ、多くの種類の物を、機械で少しずつ自動的に製造するシステムの開発や、食品に超音波をあてたり、高い気圧をかけたりして、食品加工に応用する研究などが行われています。卵に2000気圧の高圧をかけたらどうなるかなんていうことも実験しているそうです。また、技科大の先生と企業の技術関係者の交流も、毎月1回、これまでに50回も行われているということです。


インターネットといいますと、
このサイエンスコアにインターネットのアクセスポイントがあるとうかがいましたが……。


 このサイエンスコアには5年も前からインターネットのアクセスポイントがあったそうです。
技科大を中心に東海3県の大学の先生が参加し、サイエンスクリエイトが出資して、
東海インターネットワーク協議会が設立されたのが最初です。
はじめのうちは、ボランティアで接続業務をしていたのですが、インターネットに人気がでて、
接続が多くなってきたので、昨年名古屋にインターネット接続会社を設立したということです。
わたしも、偶然この会社を利用しているのですが、豊橋がインターネットの最先端だったなんて、
ちょっとうれしいですね。
 その他にも、数社、このサイエンスコアにアクセスポイントをもつプロバイダーがあります。
豊橋サイエンスコア No2
※このページは,
 1997年1月放送のFM豊橋「ふるさと発見」校区めぐり(高師台中学校区=萩さん担当)
の放送原稿を使用しています。
あっちこっち愛知 ☆高師・天伯原の開拓