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■08年夏コミ新刊「夢魔の澱」の表紙イラスト。
タイトルの「澱」にあやかって、牢獄の「檻」をテーマに。
檻の中、互いが互いに囚われている。
進むべき道を見失い、焦点の定まらない王子と、
断罪を望むゲオルグの狂気。
2人が再び心を通わせるまでの、悩める精神世界のイメージ。
―――綺麗な生き方は、もう出来ない。
この服の王子は、カラーで描くと
何だか絵にまとまりがなくなるので実は苦手なんですが；
苦し紛れに、全体を血のイメージで染めて
強引にまとめてしまいました＾＾；
偶然にも（？）本の内容に合う形になって良かったかも…。
少しだけホラーな演出をしてみたくて（？）、
折れた鉄柵に王子の服を貫かせたりしてるのですが、
効果としてあんまり目立ってないです…（爆）
そして、ちょっとでも身動きしようものなら、
マフラーで首が締められてしまうであろう王子（笑）
ゲオルグ、どうか立て膝はそのままで！
でも、王子のこの服って〝カラダ〟を描くのが
異様に楽しいデスネ…うふふ…（もはやエロオヤジ目線（爆））
ゲオはどうせなら、騎士服を着せた方が、絵が締まったかも？
ゲーム中、もっと騎士服でいて欲しかったな…。
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