表紙絵 08年8/16 夏コミ発行

■「夢魔の澱」■
-むまのおり-

 B5 オフ フルカラー  P48 
幻想水滸伝5・ゲオルグ×王子  
シリアス長編マンガ
18禁 
 


本文カット1
本文カット1↑
全てが元通りになったワケではない日常。
王子は真実の重みに震え、ゲオルグは断罪を望む。
突きつけられた残酷な言葉に、
2人の間の何かが、ゆっくりと壊れ始め…。


…狂気すら感じさせるような場面、
を目指して描いてみました
何だか、王子が物凄く細っこい子になっちゃった…^^;









★内容紹介★

ゲーム本編後半、
ゲオルグとの再会後〜ソルファレナ奪還直前までの話。
少し暗めのシリアスで、精神的な世界(?)を
描いてみたいと思います。
久々に、カイルも絡むお話です。

ゲオ王本としては丁度10冊目になるので、
今までを踏襲しつつも
微妙に雰囲気の異なる本にしてみたいです。


多少流血シーンも有り。
どシリアスなのに意外な場所で行われる、
クライマックスのHシーンにもご注目(?)…暗めの話ですが、
絵的にはグロくならない綺麗な画面を目指します
本文カット2
本文カット2↑
こんな事を思ったら、母さんに顔向けできない。
理性はそう告げるけれど、王子にはどうしても、
彼≠想う気持ちを止められない・・・。



本文カット3
本文カット3↑
全ての理性を取り払い、王子を求めるゲオルグ。
大人げないほどの、激情。
墜ちた先に、あるものは・・・。



●STORY●


「母の仇を討ちたいか…?」

今まで、誰も触れなかったこと。
そんな風に考えたら、全てが崩れ去ってしまうような事を。
他ならない、ゲオルグが口にした。

―――どうしてそんな事、言うの。

強く否定したいのに、けれどもそれができない自分。
それは自分の心深くにも、
微かな澱があったからではなかったか…?

本当の意味で、
自分達は元通り≠ノなれたワケではなかったのだと、
その時、王子は思い知る。
それと同時に、ゲオルグの中にある、
深く暗い望み≠ノ気付いてしまい…?


ゲオルグの想いと母の残滓が、
王子の心に生み落とした悪夢。
それを取り払えるのは、たったひとり・・・。

2人の迷いと前進≠描くシリアス。