K100補修履歴・夢のガレージ計画 編 Vol.3 '12/10/9更新
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 よりよい環境を求めて・・・

2010.5.22〜
 5月の連休、東北でフロントフォークのオイルシールがやられたのだが、原因として一番疑わしいのはフォークの点サビ。修理をするにしても、雨がかかりやすい状態だと再発もしやすい、ということで駐輪場の環境を改善することにした。
隣家側詳細 最も雨が吹き込んで来やすいのは駐輪場の「家側」なのだが、こちらを塞ぐのは大変。とりあえず、隣家側に手を付けることにした。隣家側には一応壁がついているのだが上の部分しかないため、雨はいくらでも吹き込んでくる。ここに骨組みを作り、波板を張ってしまうことにする。材料購入材料購入本当は上半分についている壁と同じような形状のものを延長するのがスマートなのだが、安く上げるため波板を採用した。
 材料は近所のホームセンターで調達したが、最も悩んだのが波板を貼り付けるための下地。駐輪場の屋根は奥行きが4mあるのに柱は2本だけ。下地の長さが4mあるものが必要なのだが、なかなか適当なものが見つからなかった。L字金具ダクターチャンネル継ぎ足し
 最も良さそうだったのは「直線レースウェイ」。定尺は4m、t1.6で「JIS G3302溶融亜鉛めっき鋼板」。ところが、素人が使うものではないので近所で売っているところが見つからない。というか、4mもあるものを持って帰る方法がない。結局、近所のホームセンターに売っていた定尺2.5mの「D1ダクターチャンネル」を購入し、継ぎ足して使うことにした。
 後からわかったのだが、直線レースウェイは通販で買うことができたらしい。しかも、2本買えば送料無料だったらしい。余計な手間がかかってしまった。一応、塗装シール塗布ネジ止め
 継ぎ足して4mにしたダクターチャンネルを黒く塗装し、L字型のブラケットを作って柱にネジ止めする。口で言うと簡単だが、結構やることが多い。ブロック塀の上が平らでないためサンダーで削ったり、水侵入防止のためにシールを塗ったり・・・下地完成ここまでで丸々3日かかってしまった。
 下地完成後は一気に波板張り、と、これも口で言うと簡単だが結構大変。ブロック塀と駐輪場の屋根が「平行でない」ため、波板の切り出しが難しい。波板張り終了両端がオープンになっている屋根なら少々適当でも良いのだが、下のブロック塀と上の既存壁のどちらにも接するように切るのはかなり難しい。波板はL字フックで取り付けるが、下穴開けも精度が必要、しかも、隣家の敷地に入らせてもらわなければ止められない。結局、波板張りにも丸々1日かかってしまった。
 結局、丸々4日かけて完成。お隣さん、うるさくしてスミマセンでした。。。
 
2010.5.30〜
窓枠作成 駐輪場一番奥の壁は2009年の3月に作っているが、風通しを良くするために窓があいたままになっていた。やはり、この窓から雨が吹き込んでしまうため、ふさいでしまうことに決定。
 奥の壁は木製なので、追加で取り付ける窓枠も角材で作る。窓壁と同様、黒ペンキで塗装して半日乾燥、ポリカーボネートの波板を打ち付けて完成。後から取り外せるように上下各2カ所をボルト止めにしたのだが、窓ふさぎ完了雨が入ってこないようにするためには後から取り付けるこの窓の上側は壁の波板の下に潜り込ませる必要があり、簡単に取り外せる形にはできなかった。
 とにかく、これで奥と左は完全に壁ができたことになり、雨の吹き込みはかなり減るものと思われる。
 
2012.3.10〜
増車! 「夢のガレージ計画 編 Vol.2」に書いてあるとおり、駐輪場の大きさは4m×1.2m。K100RSとスーパーカブ90を縦に入れても余裕だったのだが、夜中にパズル!R1100RSを増車してしまった。
 増車してから考えるのもどうかと思うが、奥行き4mの駐輪場にリッターバイクを2台入れるにはそれなりの工夫が必要。まっすぐに縦に並べたのでははみ出てしまうので、「それぞれを斜めにする」「なるべく重ねる」必要がある。どうすれば一番効率がよいのか、夜中にいろいろと試してみた。絶妙な重なり具合パズルその1
 最初にR1100RSを奥に入れてみた。これだと、水平対向エンジンのシリンダーが邪魔であまり斜めにならないのと、K100RSの左シティケースが外せないのとで、重なりがあまりとれない。2台の隙間も数センチしかなく、駐輪の難易度が高い。
夜中にパズル! 次に、幅の狭い後ろ同士を組み合わせれば良いかと思いK100RSを反対にして奥に入れてみたが、センタースタンドを上げる際に「下がってくる」ので駐輪場の奥に無駄な隙間ができてしまい没。これは、R1100RSが奥でも同じ。
 今度はK100RSを奥に入れてみた。これは、K100RSの左シティケースもどこにも干渉せず、絶妙な重なり具合パズルその3K100RSの右ミラーの下をR1100RSのリアキャリアが絶妙にくぐり抜ける。他にもいろいろやってみたが、この組み合わせ方が一番スペース効率が良いようだ。
 なお、K100RSに乗って出掛けるには、「四輪を道路に出す」→「自転車3台を駐車場の脇に寄せる」→「カブ90を駐車場の一番前に出す」→「R1100RSを駐輪場の真ん中あたりまで出して右に寄せる」→「K100RSを道路に出す」→「R1100RSとカブ90を駐輪場に入れる」→「自転車3台を駐輪場の一番奥に入れる」→「四輪を駐車場に入れる」、とかなりの手間がかかる。

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