*交換周期 : マニュアルでは特に交換周期は指定されていない。
*ニップルの給油 : 両端のニップルの給油は7,500km走行ごととなっているが、 クラッチレバー側はもう少しこまめに給油したほうがよい。クラッチを操作するたびにこのニップルがクラッチレバーの穴の中で回転するのだが、ここの動きが悪いとワイヤーを折り曲げる方向の力が生じ、簡単に切れてしまう。また、ニップルの摩耗にも注意が必要だ。摩耗が見られるようなら即交換をお勧めする。
*交換前のケーブルの給油 : 新品のケーブルは油っけがないので交換作業に取り掛かる前に少し給油しておくとよい。(CRC556などは不可。)
*ケーブルの型番 : パーツリストによると、
クラッチケーブルの型番は
32 73 2 324 955 (長さ1510mm)
ところが、新たに購入したケーブルの型番は
3441-2324955 2302
BMWのロゴもあり「2324955」の部分は共通なので間違いないと思うが、取り外したケーブルの型番とも違う。 外したのは
3273 1 450 213 9
で全く違う。型番だけでなくケーブルそのものも細かいところで違っている。まず、全体に新しいほうが細い。外径は新ワイヤー5.0mm、旧ワイヤー6.9mm。中のワイヤー径も違い、新1.7mm、旧1.9mm。その他、新ワイヤーにはステアリングヘッド部分のチューブが被さっていない。設計変更されているようだ。
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