2002/01/01(火) 曇時々雨

 皆様、あけましておめでとうございますです。
 ……ってなわけで、あっという間に2002年である。人類は未だに木星軌道に辿り着いていない。仕方ないので、ココストアを召還して大須に赴くする事にする。そこそこ店は開いているのだが、正直言って初売りという雰囲気はない。CompMartとOAシステムプラザは休業、GoodWillはいつも通り営業しているが、いつも通りの営業と言った感じで、あんまり普段と変わらない。特にコレと言ったモノもない……で、ココストア氏と巡っているうちに、ドルフィン山本でMG「百式」とMG「キュベレイ」のセットを買ってしまう。や……安かったんだから仕方あるまい、うぅ。
 他には第2アメ横でASUSストラップがあったくらいで、めぼしいモノは特にない。

 しょうがないので、中華料理屋で炒飯と麻婆豆腐を食った後、駅前に映画を見に出かける。
 とりあえず、アクションが見たかったのでブラッド・ピット&ロバート・レッドフォード主演、トニー・スコット監督のSPY GAMEを観る。
 感想。いやぁー、えーもん観せてもらいましたわ。はっきり言って、観る人を選ぶ映画だし、わかんない人には全然受けないかも知れないが、面白い映画である。突っ込みどころは多々あるのだが、面白いので許す。(笑) うまいメキシコ料理を食わせてくれる店の件では一杯食わされました、ほんとに。トニー・スコット監督と言うと、『トップ・ガン』や『クリムゾン・タイド』が有名だが、世界観がよく似ている『エネミー・イン・アメリカ』も彼の監督作品である。舞台は中国、ワシントン、ベトナム、東ドイツ、ベイルートと世界中を駆けめぐるのだが、実のところこの映画の本当の舞台はCIA局内の密室劇である。この監督、『クリムゾン・タイド』もそうだったように密室劇が得意なのかも知れない。
 ブラッド・ピット&ロバート・レッドフォード主演と言うのに目がいきがちだが、ミュアー(ロバート・レッドフォード)の秘書グラディスを演じているマリアンヌ・ジャン=バディスタもいい味を出している。(「秘密と嘘」でアカデミー賞をとっている) ヒロインであるエリザベス・ハドレー役は「ブレイブ・ハート」のキャサリン・マコーマック。このねーちゃんも、温厚な善人のようで、実はかなり過激な過去の持ち主だったりする。(映画の中での話だ)
 しかし、いいよなーこの話。この後中米関係がどうなったか、とても興味はあるが。(笑)
 OPERATION "DINNER OUT"...GO!

 で、いい映画を観て気分が良かったので、もう一本観ることにする。一本目は私が決めたので、二本目はココストア氏の希望により『Harry Potter』を観る。
 感想……えーっと。
 えーっと。CGと特撮は凄かった。以上。……いや、まぁ、ハーマイオニー・グレンジャー(一応ヒロイン)役のエマ・ワトソンとドラコ・マルフォイ(憎まれ役の優等生)役のトム・フェルトンの演技はなかなかよかったんだけどね。エマ・フェルトン、今回が映画初出演みたいだけどナタリー・ポートマン並の大女優になることを切に希望。(笑)


2002/01/02(水) 晴

 昨日は大須はほとんどお休みだったので、もう一度大須に出向くことにする。開いていなかったCompMartとOAシステムプラザが今日は開業していたが、特にめぼしいモノもないので学研の辞スパを買う。4,515円、ネット価格4,500円なのでそんなに損な買い物でもない。
 m505には標準で英和と和英の辞書が付いている。内容的にも十分だし、メインで使うのは英和辞書なので、それでも悪くはないのだが、辞書というのはデカいファイルである。英和辞書が1.9M、和英辞書が1.3M……m505は8Mしかメモリを積んでないので、これは辛い。勿論、小容量版も用意されており、そちらは英和/和英辞書1.2Mなのだが、こちらは内容的に物足りない。
 m505はSD外部メモリを使えるので、こちらに辞書だけ入れておけば……とは誰しも考えるところだが、標準の「辞書」アプリ(V.4.0)はSDカードに対応していないのであった。この業界で最も有名な辞書ソフトKDICでもレジストすればいいのだが、一昔前に比べるとかなり改善されたとはいえシェアウェアのレジストはやっぱり面倒である。そんなわけで、結局『辞スパ』を買うことになったという次第である。

 で、さっそくインストールしてみる。当然、辞書も本体も全部SDカードにぶち込む。アプリもSDカードから起動できるのがm500シリーズのいいところである。いざ、起動!

Error! (X) Palm辞スパの辞書がインストールされていません。
 辞書をインストールして、起動してください。 [OK]

 ……は? 仕方なく付属のpdfマニュアルを読んでみる。つまるところ、こういうことらしい。SDカードに辞書を入れることはできる。しかし、「辞スパ」が最初に認識できるのは本体にインストールされた辞書だけなので、一旦本体にインストールしてから、「辞スパ」内の[辞書メンテナンス]を使ってSDカードに移してやらないといけないらしい。んぢゃそらーっ! ってなもんである。
 しょうがないので、本体に辞書をコピーする……延々と待たされた挙げ句、palmのHotSync終了処理が終わらなくなる。おわっ!? ……やはり空き容量ギリギリでコピーしたのがマズかったか……。
 しかたないので、スタイラスのリセットピンを使ってm505のリセットをする。画面が一瞬薄くなり、再起動がかかる……。

データを全て消去するには下方向キーを押してください

 おわっ!?

 ぜ……全部消せとは言ってないぞ、コピーに失敗した辞書だけ消してくれればぁ! ……と、泣いてみるが、他に何をやっても起動してくれないので泣く泣く全部消すことにする。スッカラカンの買ったときの状態になる。
 えーっと。ま、まぁいいか、幸いバックアップSDカード買ってあったし……で、バックアップから戻した後、おそるおそる起動してみる……うまくいったようである。ついでに同期をとるか……と、HotSyncでアプリのバックアップ中にMacとm505が固まる。はぅっ!? 正確には固まると言うより、いつまで待っても終わらなくなってしまうという方が正しい。しかし、たかだか100K未満のファイルをバックアップするのにそんなに時間がかかるとも思えない……。
 泣きながら冷静に考えてみる。とりあえず、コンジット設定で「バックアップ」を「何もしない」に設定してHotSyncしてみる……うまくいくようだ。では、元に戻して「バックアップ」でどうだ?……うまくいった。
 心臓に悪い。考えてみれば、『辞スパ』のデカい辞書をコピーする前にバックアップを取っておけば全然問題なかった気はする。以前容量が不足していたときはエラーで止まったのでいい気になっていたみたいである。(爆)

 本年度の教訓:転ばぬ先のバックアップ

 ……ついでに年賀状は早めに書く、と言うのも教訓だな、うぅ。


2002/01/03(木) 雪

 雪である。雪だ。大雪である。こんな日は家でじっとしているに限る……ってなわけでサイバー大戦略 出撃はるか隊!に燃える。(爆) このゲーム、ギャルゲー層にも硬派なシミュレーションゲーマー層にも受けなかったらしく、世間の評価はあまり高くないようだが、なかなかどうしてゲームの出来はそんなに悪くない。
 攻殻機動隊風の電脳世界でのサイバー・ウォーをモチーフにしているのだが、ストーリーはそんなに悪くないし、ゲーム部分もテンポよく進む。特に戦闘シーンのスピーディさは特筆すべきものがある。とかくこの手のゲームの戦闘シーンと言うと、最初はかっこいいと思って眺めるものの、そのうち面倒になって省略してしまいがちだが、このゲームではそんなことはない。これは、味方のユニットの数が少ないと言うこともある(敵と友軍の戦闘は戦闘デモが表示されない)が、戦闘シーンでルーレット式の目押しを要求されることが大きい。(爆) 戦闘シーンにアクション性を用いる手法は正直言って私はあまり好きではないのだが、このゲームでは結構うまく機能していて戦闘シーンも飽きさせない。
 ただし、ストーリー的な都合上、電脳世界の戦闘を擬似的に大戦略で再現したこともあり(と言うより、初心者向けと言う位置づけによるものだろうが)自軍のユニットも敵軍のユニットも、あんまり国籍に依存していない。
 一応、敵味方で兵器の種類は異なる(戦闘機だと最初は自軍がF−4で、敵がハリアーといった感じ、自軍は西側、後半の敵軍は東側など一応の統一感はあることはある)のだが、基本的にはユニットの種類は、戦闘機、攻撃機、戦車、自走砲、対空車両、戦艦の6種類しかない。
 部隊に経験を積ませて育てるという要素もあるが、経験値はこの種類毎に加算されるシステムになっていて、一定の経験値を積むとユニットの種類が格上げになると言う仕組みである。

 戦闘機だと、F−4 -> F−16 -> F−14 ……。
 攻撃機だと、アパッチ -> A−6 -> F−15E ……。
 戦車だと、レオパルドII -> チャレンジャー -> M1A1 ……。
  と言った感じである。(レベルアップすると、自軍のユニット全部が一斉に変化する)

 ちなみに、このゲームではユニットは初期配置分のみで生産という要素はない。都市はユニットの耐久力回復と防御力増加という役割があるが、占領と言った概念はない。(故に歩兵というユニットがない) 燃料の概念もないので空港はない。(空母も出てこない)
 ユニット種別の経験値は引き継がれるが、ユニット自体は引き継がれず、常にマップ毎の初期配置分のみである。
(ただし、評価点に響くので、自軍ユニットがいくら撃破されてもOK! というわけでもないが)

 遠隔射撃(射程)の要素は存在するが、移動後の遠距離射撃も可能なので、とまどう人もいるかも知れない。ゲパルトがいきなり射程2になっているのには少し驚いた。
 また、支援効果の要素もあり、敵ユニットを自軍ユニットで包囲しているとそれだけ戦闘が有利になる。

 なお、対戦という要素はばっさりカットされている。

 結果として、今までの大戦略とはかなり異なる独自の大戦略になっているのだが、ゲームとしては結構面白く、バランスも取れている。現代戦のシミュレートという面は残念ながらほとんどないが、ゲームとしては結構高い評価を与えてもいいと思う。
 ゲームバランスも、やや簡単という難易度でそんなに悪くない。(ただ、終盤の難易度は酷いらしいが)
 少しやり込んでみる価値はあるゲームである。やっぱり私も根っからの大戦略好きらしい。ははは。


2002/01/04(金) 雪

 正月休みも今日で終わりである。そんなわけで、ココストア氏とマスターK氏を召還してボードゲームに燃える。……の前に、ガンショップで初売りチェックである。
COLT ANACONDA 44MAG  ……マルシン「COLT ANACONDA .44Magnum」が8,000円!? ……で、買ってしまう。8mmBB弾、カート式である。これはもう、買うしかあるまい。普通だったらペガサス買うところだが……うーん。ははははは。
 一見すると「S&W M629 Classic .44 Magnum」とほぼ変わらないようだが、表面加工は前作より格段に向上の跡が見られる。機構的な変更として、グリップのところに安全装置がついているのが前作との大きな違いだろうか。これは不要だし、射撃の際に引っかかる気もするのでグリップ交換したらカットしたいところではある。しかし、やはり8mmBB弾仕様、銃口はかなりの迫力である。レギュレーションの絡みもあるし、そもそもカート式6連発では実戦に使うことはないかも知れないが、シューティングマッチには是非一度投入したいものである。もっとも、グリップはノーマルのプラ製のままなので、グリップを交換したM629に比べると持った時にいかにもオモチャという感触がすることは否めない。まだ専用木製グリップが発売されていないようなので今後のオプションの充実に期待したいところであるが、スコープマウントも標準で付いてくることだし、スコープも欲しいところではある。発売されるのであればラバーグリップに交換というのも一つの選択しかも知れない。……はっ。

 いや、まぁ、その。で、とりあえず、メシ食って帰宅した後、さっそく『カタンの開拓者たち』に燃える。ただし、今日のカタンはココストア氏の希望により、ノーマルのカタンではなく、買って以来お蔵入りになっていたエキスパンション『騎士と古城』を投入してのカタンである。通称『騎士(リッター)カタン』と呼ばれるこのカタン、標準のカタンに、追加の特殊資源とそれを用いて発展する都市、第3勢力である「バーサーカー」の侵攻、ユニット化された騎士団、盗賊から資源を守る城壁と言った要素を加えたものである。

 『騎士と古城』にはいくつか追加要素があるが、それらについて一つ一つ述べてみよう。

 まず、追加の特殊資源とそれを用いて発展する都市についてだが、『騎士と古城』では都市化した場合、山脈から「鉱石」2つの代わりに「鉱石」と「宝石」、森林から「木材」2つの代わりに「木材」と「紙」、牧草地から「羊毛」2つの代わりに「羊毛」と「綿」が得られる。この、「宝石」、「紙」、「綿」は、それぞれ、政治力(青)、科学力(緑)、経済力(黄)の技術力を強化するために用いられ、最初は特殊資源1でレベル0に、次に追加で特殊資源2を払うとレベル1に……と言った感じでレベルアップしていく。これは「開発ノート」という付属のノートのページをめくっていくことで表現される。
 この技術レベルが4に達すると「メガロポリス」という特殊な都市になり、勝利点が2点(追加で)得られる。また、技術レベル3担った時点でそれぞれの技術に特定の特典(例えば科学力なら「資源がもらえないダイス目でも、1つ資源がもらえる」)が得られる。
 技術レベルの特典はこれだけではない。普通の『カタンの開拓者たち』では毎回ダイスを2つ振るが、『騎士と古城』では白と赤のダイス、それに加えて特殊ダイスを振る。特殊ダイスには青、緑、黄の城のマークと掠奪船(後述)のマークが描かれており、城のマークが出た場合、それぞれ対応する技術力が一定レベルに達していれば、対応した「進歩カード」がもらえるのである。レベル0なら、赤のダイスが1〜2の時、レベル4なら1〜6(即ち必ず)と言った具合に、技術が進歩するほど「進歩カード」がもらえる可能性は増加する。
 ただし、政治力、科学力、経済力、それぞれの「メトロポリス」を建設できるのは1人だけである。即ち、政治力のメトロポリスは1つしか存在し得ない。

 次に、バーサーカーの侵攻である。『騎士と古城』では白と赤のダイス、それに加えて特殊ダイスを振ることは前に述べた。特殊ダイスには青、緑、黄の城のマークと掠奪船のマークが描かれているが、掠奪船のマークが出ると掠奪船が1マスづつ外洋から接近してくる。カタン島に掠奪船が到達すると、掠奪船のバーサーカーたちは、カタン島に存在する都市数と同じ戦力で襲いかかってくる。カタン島の全員の騎士力(後述)が、同等以上ではない場合、バーサーカーは最も軍事力のないプレイヤーを襲い、都市を破壊して開拓地にしてしまうのだ!(これはカタンでほぼ唯一の建造物の破壊活動である) カタン島の全員の騎士力(後述)が、バーサーカーと同等以上の場合、バーサーカーは撃退され、プレイヤーの中で最も騎士力のあるプレイヤーはカタンの救世主として勝利点1点を得る。
(どちらの場合でも、掠奪船は外洋に引き上げるが、また一歩一歩、カタンに近づいてくる……)

 そして、「騎士力」である。『騎士と古城』では、騎士はユニット化されており、鉱石と羊毛で雇い入れることが出来る。騎士は穀物を与えないと活性化せず、活性化していない状態では意味を持たない。活性化した騎士は、他のプレイヤーが街道の延長を行うのを妨害したり、盗賊を追い払ったり、そして最大の役割として掠奪者を追い払う(無論、略奪者を上回る騎士力は必要だ)ことができる……。
 騎士は一度活動すると非活性化する。再度活性化するには、穀物が必要である。(彼らは大食らいだ)
 騎士ユニットは、強化することもできる。(鉱石と羊毛が必要) 最大で1騎士ユニットを3騎士力まで高めることが出来るが、3騎士力の騎士を持つためには政治力(青)のメトロポリスが必要である。

 最後の追加要素として、城壁(粘土2つ)がある。都市に城壁を作ると盗賊の強奪を受けない上限が資源7枚から資源9枚に増える。城壁が2つあると資源11枚まで持っていても強奪の対象にならない。

 なお、セットアップの段階でも『騎士と古城』は若干の違いがあり、『騎士と古城』では最初に全プレイヤーが開拓地2つの代わりに都市と開拓地を持つ。また、勝利に必要な勝利点は13点である。

 一見、ルールはとても複雑になっているように見えるが、プレイしてみるとそんなに複雑になった感じはしない。しかし、プレイ感はかなり違ってくる。第3勢力「バーサーカー」の存在により、軍備強化が重要な要素となるし、都市の発展で得られる「進歩カード」も馬鹿にならない効果を発揮するため「特殊資源」の確保も重要になる……。

 結果、通常のカタンとはかなり違う展開となり、これはこれで結構楽しめた。序盤から出来ること、やらねばならないことも増えている(なにせバーサーカーは思ったより速くやってくる)ので、通常のカタンより忙しく、その分だけ楽しみも多い。ただ、ゲームが複雑化した分、プレイ時間が長引いてしまう点は否めない。一般には普通のカタンの方が受けがいいようだが、騎士カタンには騎士カタンの良さがあるので一概に否定するのもどうかとは思う。
 ……ただ、結論から言うと、騎士カタンでも私は最下位であった……修行が必要だ。うーん。

 で、心身共に騎士カタンで疲れた我々は、お気に入りのゲームMANHATTANでシメる。各都市にビルを立てていくだけのゲームでありながら、香港侵攻だの、マンハッタン逆上陸だの、物騒な台詞の飛び交うという、このゲーム(謎)、単純なルールでエキサイトした展開の楽しめる傑作である。……で、闘いは、ココストア氏と私が血で血を洗う激戦を展開する中、一人平和にビルを建てて得点を稼いでいたマスターK氏の一人勝ち(ただし、「世界最高の塔」の栄冠はココストア氏のものだった)に終わった。
 私は、マンハッタン最高峰のビルの屋上から、かつて自分の支配し、今は中国マフィアならぬココストア氏に支配されている街を睥睨しつつ、苦いワインを飲み干したのであった……。(妄想) ……再戦ぢゃあっ!

 二度目は最初は平和に進んだものの、ふとしたきっかけ(ココストア氏の「世界最高の塔」建設による一人勝ち)から、私とマスターK氏の同盟が成立、一人勝ちしていたココストア氏はサンパウロ要塞に対する私とマスターK氏の連合軍による猛攻撃により沈没、マスターK氏より一歩抜きんでいた私の勝利となった……。(ただし、「世界最高の塔」はココストア氏が意地でもぎ取った)

「香港での屈辱を忘れたんですかっ? 貴方は……貴方は奴に利用されているだけだっ!」
「我が同盟がその程度の戯れ言で崩れると思っているのかね? では……はじめましょうか。貴公はサンパウロを攻略願います。私は……シドニーを陥とします。我ら同盟に勝利の栄冠を!」
「承知いたしました」

 シリアスである。たかがビルを建てるだけのゲームなのだが、ここまでシリアスになれるゲームも珍しい。(笑) ある意味カタンより楽しめるゲームといえる。(カタンよりランダム性が高い分、戦略性は低いかも知れないが)
 もう少しメジャーになってもいいゲームではないかと思う。世界の6つの都市、FRANKFURT、SYDNY、KAIRO、SAN PAULO、HONG KONG、そしてMANHATTANで繰り広げられる激闘に熱くなれること請け合いである。是非遊んでみて欲しい。


2002/01/05(土) 曇時々雨

 仕事始めである。で、始業式が終わってから飲み会で、ふらふらになって帰ってくる。
 で、ふらふらのまま『サイバー大戦略 出撃はるか隊』に燃える。18面まで何とかクリア、地獄と恐れられる19面に突入である。ノーミス(損失ゼロ)でのクリアはとうに放棄しているが、一応アイテムは一つも使っていない。しかし、19面でもそれが通用するかどうかは……なにせ、空中要塞B−2が山ほど居るのである。普通の大戦略のB−2はさほど脅威ではないが、このゲームでのB−2はステルス性を持たない代わりに対空対地、両方の長射程ミサイルを装備した空中要塞なのである。
 うぅ。
 勝てるかな?


2002/01/06(日) 曇

 お休みなので爆睡する。目が覚めたら既に夕方である……はうっ。

 仕方ないのでPalmである。
 以前からJFile用にフリーで提供されている各種データベース(結構、これが面白いものが多いのだ)が気になっていたのだが、JFileはシェアウェアなので、なかなか見る機会がなかったのである。
 しかし、色々調べてみるとJFile用ビュアーとしてPicoというフリーのビュアーが提供されていることがわかったので使ってみることにしたのだ。4.0用データしか使えないと言う欠点はあるが、以外とこれが使いやすいのであった。
 しばらくはコレで遊べるかも……。(謎)


2002/01/07(月) 曇のち雨

 本格的に仕事始めである。が、雨が降ってきたのでさっさと帰ってくることにする。(爆)
 とりあえず、鉄拳である。今日は2勝したところで、やたらと強いヨシミツ使いに乱入され、2敗したところで引き上げる……むぅ。

 あっさり引き上げたのは、Palmのためである。本来は「どこでも文章入力」ツールとして購入したはずのPalmであるが、携帯電子文庫として大活躍、とりあえずシャーロック・ホームズを読み終えて一段落したところで……次は携帯Rougeマシーンとして大活躍していたりするのであった。(ぉぃぉぃ)
 そんなわけで、運命の洞窟の探索である。と、言っても、地下10階がせいぜいで、イェンダーの魔除けを手にするのは一体いつになるやら……ああ、今日もまた新たな勇者の墓石が一つ……。


2002/01/08(火) 晴

 意外とさっさと帰ってきたので鉄拳である。珍しく李使いが居る。ふん、李使いか……真の李使いって奴を、見せてやるぜ!
 で、李で乱入して、李対李で負ける。はうっ!?

 悔しいのでニーナで再乱入してみる……双掌破であっさり蹴散らしてしまう。……なんか納得いかない。
 相手はクリスティで再乱入してくるが、こいつも双掌破であっさり蹴散らしてしまう……とても納得いかない。

 相手は、こちらが「実はニーナ使いか」と思ったのか、もう乱入してこない……なっ、なっとくいかーん!

 ……一応その後、クリアはしたものの、ノーミスというわけでもなく……はぁ。

 そんなわけで、PocketRougeに燃える。本日の戦果。741Gold / Lvl 8 / Desc 寒さにより死す。
 ……むぅ。I、恐るべし……まさか一撃で凍らされてしまうとはおもわなんだ。がっくし。


2002/01/09(水) 雪のち曇

 なんか、朝からまた雪が降っているのにバイクで通勤する大馬鹿者である。……帰りにはやんでくれて本当によかった、うむ。
 で、やんだのでゲームセンターで鉄拳である。クリアはしたものの、平八親父に敗北してパーフェクトを逃す……むぅ。

 悔しいので、クレーンゲームでくまのプーさんを釣ってくる。500円で3プレイ(1プレイ200円)なので、500円玉を突っ込むが、最初の挑戦であっさりゲット、残りの2プレイはあっさり敗退する……200円突っ込めば良かった……。
 もっとも、こういうものは200円で挑戦するとあっさり敗退するのが常なのだが……。
 世の中うまくできている。(何)

 ついでに本屋に寄って『電撃PS2 Vol.197 (電撃PlayStation 1/25増刊号)』を買う。……1,500円もしやがる……うーん。何で買ったかというと付録のセーブデータ目当てなのだが、これがまたなんというか……『デビルメイクライ』のSuper Dante使用可能データと、『Ace ComBat 4』のX−02A使用可能データ……なんというか、人のやる気を削ぐことおびただしいデータである。うーん。
 で、使うかどうかまだ悩んでいる私なのであった。うーん。う゛ーん。(馬鹿)


2002/01/10(木) 曇時々雨

 今日も鉄拳可能な時間だったので鉄拳屋さんに赴く。とりあえず、さらりとクリアして辺りを見ると、パンダ使いが居る。さっそく李で乱入してみる……うおぉ、ハ、ハメに近い攻撃!
 しかし、なんだかんだで勝ってしまう。だが、しばらくするとクリスティに乱入されて負ける……うーん。
 悔しいのでニーナで乱入、あっさり蹴散らしてしまう。……なんか納得いかない。
 しばらくして、今度は花郎が乱入してくるが、こいつも双掌破であっさり蹴散らしてしまう……とても納得いかない。
 なんか、どこかで聞いたような話である……諦めてニーナ使いになるしかないのか?(ぉぃぉぃ)


2002/01/11(金) 曇

 今日は午前様である。鉄拳もナシである。
 はぁ。まぁ、ニーナ使いにならなくて済んだのかも知れないが……。(違うぞ)
 はぁ。

 寝るか。


2002/01/12(土) 曇

 糸様と大須に出かける。とりあえず戦力を整えるべく銀行に赴くことにする。ここら辺までは予定通りの行動だったのだが……金が降ろせん。まぁ、普段でも時間帯によって降ろせなかったりしたこともあったのだが……。
 直接口座のある銀行のATMに行ってみて、目が点になる。

 ……そう、メディアでも話題になった大型銀行合併だが、どうも、この3連休中はその影響でATMからお金を降ろすことが出来ないらしいのだ。聞いてないぞ、そんな話。いや、銀行が合併するという話は聞いていたが、金が降ろせないなんて話は聞いてない! そういうのって、口座持ってる客には葉書かなんかで連絡するんぢゃないのか、普通? そりゃ、ニュースとかでやってたのかも知れないが、私みたいな不健康なサラリーマンは普段ニュースなんか観られないのである。外回りしている営業マンでもない限り、世間様の情報にうといものなのだ。(お前だけだ)
 むぅ。

 仕方ないので、糸様と毛手邸に出かける。役に立つ文明の利器ナビコンのおかげでなんとかたどりつく……毛手邸で大爆笑する。予想はしていたが、凄い。(爆) で、彼が新たにゲットしたプロジェクタでDVDを観た後、回転寿司でへろへろになって帰ってくる。(やっぱり回転寿司は1500円が肉体の限界である……うぅ) ちなみに帰りは毛手直伝の道で30分であった。えーっと。
 えーっと。いやはや、なんというか。凄い物見せてもらった。はは。


2002/01/13(日) 晴

 UFJの陰謀により戦力もなく、仕方ないので影清邸にてシルフィードに燃えてみるが、ラスボスに敗れ果てる……天運我に味方せず。はぁ。

 はぁ。


2002/01/14(月) 晴

 昨日に引き続き、UFJの陰謀により貧乏である。困ったもんである。
 しょうがないので、今日は家でおとなしく、久しぶりに『KING'S FIELD IV』に燃えることにする。だいぶブランクが空いているが、地理はそれなりに把握しているので、とりあえず、スタート地点付近の村の井戸を落下して、水路の奥から水の魔石をゲットする。ここ、忘れてたんだよな……目的を達したところで道をとって返して、聖樹の森に戻る。
 次に聖樹の森から南の外崖に抜け、土の民の住処に赴く。一通り探索してみるが、墓場で土の民の鍵を見つけたのと、水属性を持つナイトソードを見つけた以外は大したものもないので、墓場の反対側を抜けて精錬所に赴く。
 ……んじゃこらー? 精錬所って言うから溶鉱炉っていうイメージを持っていたのだが、これははっきり言って氷の洞窟である。ブリザードで視界が真っ白に染まる中、道は凍り付き、とても精錬所というイメージではない。……しかし、そのうち凍り付いたドワーフの戦士の姿を見つけて何となく理解する。つまり、この辺を仕切っているボスをぶっ殺して氷を溶かせと言うことらしい。
 ならば……勇んで階段を上り、先に進む。氷の息を吐いてくる玉虫や、氷の巨人などもうろうろしているが、それほどの強敵でもない(既にレベル25である)ので蹴散らしながら先に進む……と、なにやら雰囲気の違う明るい洞窟に出る。
 おう? ……カンガルーがうろついている。かんがるー? なんで、こんなところにカンガルーが……ぼわーっ! おわーっ!! 火を噴くカンガルーである。(カンガルーじゃないって) で、このカンガルーもどきがやたら手強いのであった。むぅぅぅ。

 で、火を噴くカンガルーから逃げまどいながら奥に進むと、なにやら祭壇がある。ここにアイテムを置けば氷も溶けると言うことだろう……近くにボスキャラが居るはずだ。おーし。
 辺りを探索してみると、遂に巨大な炎の巨人がマグマの中に居座っているのを発見する。……雪女みたいな氷のボスが精錬所を凍らせていたわけじゃないのね……まぁいい、いざ勝負!
 水の魔石で覚えた"スクリーン"で水の障壁を張りつつ、水の魔力の籠もったナイトソードで格闘戦を挑み、予想外にあっさり蹴散らしてしまう。しかし、それなりのダメージも受けたので、祭壇近くにあった魔法陣から導杖を使って精錬所に戻ると……辺りは灼熱の溶鉱炉と化している。い……イメージ通りにはなったけど、これは極端から極端なんじゃ……。精錬所のセーブポイントの部屋にあった氷が溶けて扉が開けられるようになっていたり、嬉しい変化もあるのだが、いざ扉を開けると溶岩の海だったりして、嬉しいのか哀しいのかよくわからない
 とりあえず、凍り付いていたドワーフ戦士に会いに行く。会うなり、いきなり氷の衝撃波を飛ばしてくる。おいおい、それはないだろーっ! 泣きながらファイヤーボールで撃破する……こんなんばっかかい。戦果は風氷の祭器。こいつを祭壇に捧げろ、ということらしい。……捧げると、少しは涼しくなるのだろう。……たぶん。
 幸い(?)、凍っていたドワーフはもう一人居て、こちらは素直に溶かしてくれたお礼を言って、後で住処を訪ねてくるように言われる。いや、礼なら別にここでくれても……。(ぉぃ)
 まあ、とりあえずは先に祭器を捧げに行くことにする。火吹きカンガルーどもを振り切り、祭壇に祭器を捧げ、魔法陣から導杖を使って精錬所に戻る……状況にあまり変化はない。(笑) それでも、例のセーブポイントにあった溶岩の海が無くなって(正確には体力任せに越えられる程度になって)いたり、少しは変化している。気休めだなぁ、コレは……。
 他に変化は……とうろうろしてみるが他には変化はない。しかし、カンガルーのうろつく洞窟に戻ってみると、祭壇の奥に続く道が出来ている……こっちが真のボスかっ?(笑)

 ……で、階段を上り、溶岩の上の一本端を渡り……そして、溶岩を背景に黒く浮き上がる敵の姿……。
 おっし、いざ勝負! うぉぉぉぉぉっっ!!! ぼっぼっぼっ! な、ファイヤーボール!? ええい、かわしてみせるわっ! くらえ、我が剣っ! ひゅん。……え、は、速いっ! ずぼっ! ぎゃああああああああああああああっ!!!
 瞬殺される。うーん。うーーーーん。うぅ。


2002/01/15(火) 曇のち雨

 走る……俺は必死で通路を走っていった。背後からセントールが迫っている。その怪物の皮膚は甲羅に覆われ、半人半馬の名には似つかわしくない兇悪な姿を持っていた。逃げ切れない……全身に傷を負い、もはや息も絶え絶えの俺の心を絶望が覆い尽くす。
 通路は扉で行き止まりになっていた。俺は、扉を蹴り開けた。駆け込んだ部屋には他に扉はなかった。袋小路……此処が俺の死に場所か……。全身に深い傷を負った俺に、セントールと闘う力は残されていない。せめて一太刀でも浴びせてやろう……。
 死を覚悟したまさにそのとき、俺の視界に救いの女神が見えた。下り階段! 俺は一縷の望みを賭けて階段を駆け下りた! 頭上で引き戸が音を立てて閉じ、上階への道は閉ざされた。助かった……。
 ため息をついた俺は、辺りを見回した。幸い敵の姿はない。一歩踏み出したその瞬間、肩に鈍い痛みが走った。
 毒矢の罠……そ、そんな……。ぐるぐる回り始めた視界の中で、俺は、こんなことなら上階で悔しがっているであろうセントーリと一戦交えて果てるべきだったと、ぼんやり考えていた……。

 地下8階にて毒矢により死す。

 ……はうあーっ!
 そんなわけで、PocetRougeである。なかなかスコアも伸びない……うーん。
 鉄拳もクリスティにけちょんけちょんにやられるし……はぁ。
 はぁ。情けない。


2002/01/16(水) 曇

 昨日走ったせいか、全身筋肉痛で苦しむ。(……走ってないだろ) そんなわけで鉄拳で肩のこりをほぐそうかと(笑)思ったのだが、対戦相手もいないので一人で対COM戦する……なかなか10連がキまらず、泣いていると乱入される。
 ポールか……。少しは骨のある相手かとも思ったが、1本取られただけであっさり勝ってしまう。
 すかさず再乱入される。今度はロウである……李とは似た流派なのだが、これも1本取られただけであっさり勝ってしまう。……というより、1本取られたのはかなり手を抜いている。
「ナめられてる」とかいう呟きが聞こえる。うう、すまぬ、確かにそうだったかも……意外と油断してそのまま負けてしまうこともあったりするのだが、今回はそこまでの相手ではなかったらしい。はぁ。
 それでも強いという実感はないんだよなぁ……はぁ。

 努々油断禁物である、うむ。結局筋肉痛も治らないし(当たり前だ)寝るか……。


2002/01/17(木) 曇

 どうも、筋肉痛は風邪によるものだったらしい。うぅ。で、筋肉痛は治ったものの、腰痛が残る。ぐぎゃあ……。
 腰痛ってのは人ごとだと結構笑えるのだが(ぉぃ)自分がなるとこれがもう辛い。 なんたって、靴下がはけない。(笑)
 うがが……。うが。寝よう。(泣)


2002/01/18(金) 曇

 会社の人との未開で鉄拳しそこねる。うむ。
 明日に期待して寝ることにしよう。(何を?)


2002/01/19(土) 曇

MINICHAMPS

 土曜日出勤である。それでも、珍しくさっさと帰ってこれたので、パルコに寄ってMINICHAMPS製18分の1スケール、Yahoo Japan!なFormuraカーを買う。
 ……いや、決して衝動買いではない。何年式のどのチームのマシンかも知らないけど……。(爆)
 ま、いいじゃん、かっこいいし。うむ。(ぉぃぉぃ)

 ……でも、気にはなるので調べてみたら、"Ligier-Prost"の2000' PROST PEUGEOT AP03 N,HEIDFELD モデルであることが判明する。  "Ligier-Prost"チームは、1976年ブラジルGPでデビューし、出走379回、優勝9回、ポール・ポジション9回、コンストラクターズ最上位2位のチームである。J,ALESI モデルでないのが残念ではあるが……。

 ……実はこの際、"Powerd By Honda and Mugen Honda"のBAR HONDA 02 R,ZONTAモデル(白地に銀、カーナンバー23)、"Mclaren" の、MCLAREN MERCEDES-BENZ MP4/13 N,HEIDFELDモデル(黒と銀、カーナンバー1)、JORDAN MUGEN-HONDA J198 D,HILL
TOWER WING LIMITED 3333モデル(タイガーストライプ、カーナンバー9)も買ってしまったことは黙っておこう……。(おぃ)

 ついでに、もちろん某電脳車競技の真を観たからでは決して……。
 城太郎、万歳


2002/01/20(日) 曇

 平和な日曜日である。……爆睡する。はぁ。

 で、爆睡していても仕方ないので、影清氏を連行、大須に赴く。とりあえず、この前UFJの陰謀で買い損ねた格安の Microsoft Office 98 Macintosh Edition を買う。これで PalmでDocument to Go が使える。私が使っていたのはMicrosoft Office95 という結構古いバージョンだったので、Document to Go が対応していなかったのである。当時は重くて使えなかった MacOS版Officeも、G3では軽い上、値段を考えると最新版を買うメリットもないので結構長い間使っていたのだが、仕方あるまい。

 で、その後、ニッパーとヤスリ、大正製薬のメンフラハップ<IM>と靴下を買う……なんだか庶民的な買い物である。もっとも、ニッパとヤスリはマスターグレイド対策なのだが。(爆)  メンフラハップ<IM>は温感でインドメタシンだとこれしかなかったのである。医大な糸様のおかげで妙なモノに詳しくなった私である。……影清氏も知っていたから、一般常識なのかもしれないが。

 そんなわけで、今日は平和な買い物で終わった……かとも思ったのだが。
 いや、もう撤退するつもりだったのだ。

Venomous Shadow Dragon
 しかし、MAGE KNIGHT のVenomous Shadow Dragon となれば、もはや買うほかにはないではないか。いや、まぁ、飾っておけばいいし。

 ……えーっと。え゛ーっと。
 ははははは。(はっ) 


2002/01/21(月) 雨のち曇

 朝は雨模様だったのだが、帰りはなんとか晴れている。感謝である。なにせ、今日はバイク通勤だったのだ。
 しかし、腰も痛いことだし、さっさと帰ってきて爆睡する事にする。
 情けない。

 で、帰ってきて適当にネットサーフィンしていると……凄い情報を知る。

 [海外]Palm マルチスレッドの「Palm OS 5」を発表へ

 ……ぉぃぉぃ、まだ4も普及してないのに、次は5ですか。凄いペースである。しかし、MP3に対応しないらしいし、Hackソフト(MacOSで言うところの機能拡張ファイル)も使えないらしいので、あんまり魅力がないような気もしないではない。

 うーん。今後の動向に注目と言ったところか。個人的には、その前にm505の周辺機器をもっと増やして欲しいところであるが……。


2002/01/22(火) 曇

 朝 AOLのNetscape買収も驚いたが、今度はRedHat買収の噂があるらしい。懲りないところである。
 なんだかなぁ。


2002/01/23(水) 曇

 Palmのゲームと言えば、Pocket Rouge が有名だが、個人的に最近燃えていたフリーウェアゲームで Space Trader というゲームがある。恒星間宇宙船の船長となって、各恒星系間で交易をしながら資金を稼ぎ、広大な銀河を渡り歩くというゲームである。
(題名は忘れたが、かつて同じようなコンセプトの3Dポリゴンゲームがあり、お尋ね者となって銀河帝國軍のパトロール艦を撃沈するのに命を燃やした記憶がある……)
 最初は小さな船でちびちび交易するのだが、資金が貯まれば巨大な宇宙船を手に入れることも出来る。また、遮蔽装置や軍用粒子砲などで船の装備を強化することも出来る。(船の種類によって装備できる数に制限があるが)
 しかし、巨大な船を手に入れるには莫大な資金が必要だ。手っ取り早いのは違法品の貿易に手を染めることだが、そうすると、銀河警察の臨検から逃げまどうことになる。また、治安の悪い星域では、海賊の脅威にもさらされる……しかし、強力な艦を手に入れれば、逆にバウンティハンターとなって海賊船を狩ることも可能だ。

 グラフィックはシンプルなのだが、ガジェットは豊富で自由度も高く、実はかなりハマっていたのである。そして、苦労の末に巨大戦艦を手に入れ、かつては脅威であった海賊を逆に狩るバウンティハンターとなったのだが……(片手間に違法貿易で資金稼ぎしていたことは言うまでもない)。今日の帰り道、いつものように帰り道で歩きながら、銀河を冒険していると、恒星間移動中に大型戦艦を駆る海賊と接触、交戦、大破した我が艦に追い打ちを掛けるように新たな海賊が出現、逃げることも叶わず無情なビームの一撃で我が艦は爆沈してしまったのであった……。
 い……いままでの苦労が……主人公は幸いにも脱出ポッド(これも装備の一つだ)で脱出したのだが、船は小型の高速船に格下げ、資金こそ銀河銀行に預けてあったので大量に残っているものの、またも大型艦を求めて彷徨うことになってしまったのだった……。
(大型艦は技術レベルの進んだ世界でしか購入できない)

 ……はぁ。うるうるうる。


2002/01/24(木) 晴

 相変わらず腰が痛いので午前様である。(意味不明) そんなわけで、鉄拳も出来ずに帰ってくる……はぁ。
 ま、Wasp級超大型戦艦も入手したし、よしとするか。(謎)


2002/01/25(金) 晴

 金曜日なので、さっさと帰ってきて鉄拳する。……強い仁使いにけちょんけちょんにノされる。
 ……はぁ。
 修行しないとなぁ。
 って、遂にというか、PS2での発売も決定したみたいだし。

 ……予約してでも買うしかないよなぁ、やっぱり……。


2002/01/26(土) 雨

SAMURAI お休みなのでココストア氏を召還して、ボードゲームに燃えることにする。今回のお題はライナー・クニツィーア氏デザインの『SAMURAI』である。

はこ
最の
高ゲー
!ム

 と、縦書き表記してある、とんでもなく怪しいボックスアートがウリのゲームである。「ゲー」だけ横書きなので、妖しさ爆発である。隣に「幸せなハンス」と書いてあるのも意味不明である。(爆) 実は、これはゲームメーカー名の「HANS IM GLUCK」の日本語訳なのだが……。デザイナーの Reiner Knizia 先生の名もきちんと(縦書き中「ー」だけ横書きで)日本語で書かれているので、以降はこれに従うことにする。(笑) 「アイバンホ」や、「アフリカ」、「バトル・ライン」、「ラー」をデザインした有名なゲームデザイナーさんなのである。

 この、腰が引けるボックスアートは、是非その目で確かめていただきたい……マップは日本を舞台としているのだが、大都市として江戸、京都、とここまでは理解できるがその次がなぜか秋田と謎なマップになっている。(ココストア氏に言ったら、「藤原氏でしょ、キマってんぢゃん」とのたまわれた……)
 コマの方も、妙な形のコマは細長いのが兜(烏帽子型のイメージか?)、鏡餅みたいなのが仏像、四角いのが田圃とかなり謎なデザインなのだが、ゲーム自体は割とマトモである。

 このゲームは日本を舞台としたマップで展開される。プレイヤーは2〜4人。プレイヤー2人の場合は本州のみ、3人の場合は、本州+四国+九州、4人の場合は、これに蝦夷が加わる。

 このゲームは、自分のタイルをボー ド上に配置し、兜・田・仏のコマを獲得していくことを目的とする。タイルには、兜・田・仏に影響力を与えるもの(影響力が数字で記入されている)と、特殊タイルの2種類があり、影響力を与える数字の書かれたタイルには、兜・田・仏にのみ影響を与えるタイル、全ての種類に影響を与える武士、海軍の主に3種類がある。
 特殊タイルには特定のタイルを除去するものと、兜・田・仏のコマを他の場所のコマと入れ替えるものの、2種類がある。

 各プレイヤーは交互にタイルをボード上に置いていく。タイル上のコマに隣接する陸地が全てタイルで埋まったとき、そのコマに影響を与えるタイルの数字を合計して、そ の値がもっとも大きくなるプレイヤが、その駒を獲得する。
 ゲームの勝利条件は、どれか1種類のコマの獲得数がトップでなくてはならない。そして、どれか の種類でトップをとったプレイヤの中で、「トップをとった種類のコマ以外」 のこコマの数を合計し、その数が最も多いプレイヤーが勝利者となる。

 言葉で説明するとややこしいが、プレイしてみると、ルール自体は単純明快である。しかし、戦略は難しい。今回は二人プレイだったが、多人数プレイだと、どのコマをいくつ取るか、どのコマを取られるのを諦め、どのコマを取られるのは絶対に阻止するのかが、とても重要になってくるはずである。
 もちろん、二人プレイであってもルールが単純な分だけ一手一手が重要となる……そう、このゲーム、マップの大きさを変えることで人数に会わせてゲームバランスを取るようになっているので、多人数ゲームでありながら、二人プレイでも十分に楽しめるようになっているのだ。「多人数ゲームでありながら、二人プレイでも十分に楽しめる」同様のゲームとして「カルカソンヌ」があるが、『SAMURAI』もお勧めである。

 ……もっとも、結果は惨敗だったが。ちなみに、『SAMURAI』の後で『バベル』、『ロストシティ』、『ガイスター』、『カードゲーム版カタンの開拓者たち』で対戦したものの、全て惨敗に終わったのであった。
 ……はぁ。やはり、奴には勝てないらしい。うぅ。
 うぅー。なんだかなぁ。


2002/01/27(日) 雨

 東映創立五十周年記念作品千年の恋 ひかる源氏物語を観に行く……なんというか、そのまんま源氏物語である。この映画、客層が意外に幅広く、老年の方から若者のカップルまで観に来ていた。私のキャラクターに全く合わないこの映画をなんで観たのかについては、とりあえず極秘事項である。(笑)
 主役の光源氏役は、天海祐希という宝塚月組の元トップスターで、女性である。やっぱりというか、なんというか、まぁ、女性を当てた方がしっくりくる役ではある。紫式部役が吉永小百合、紫の上役が常磐貴子、藤壺中宮・桐壺更衣(二役)が高島礼子、揚羽の君役が松田聖子、六条御息所役が竹下景子、朧月夜役が南野陽子、大后役がかたせ梨乃、明石の君役が細川ふみえ、葵の上役が中山忍、清少納言役が森光子といったキャスティングである。……一昔前のアイドルが勢揃いと言った感はある。
 男優の方は藤原宣孝・藤原道長(二役)が渡辺謙、明石の入道役が竹中直人、頭中将役が風間トオルと言った感じである。

 で、まあ、映画の方は……流石は鳥羽水族館協力である。(あれ?) 特撮には、特撮研究所から「さくや妖怪伝」の高橋政千氏(この方、「宇宙刑事ギャバン」のスタッフでもある)、モーション・コントロールで中根伸治氏が参加、スペシャルエフェックススタジオからビジュアルエフェクトスーパーバイザーとして、やっぱりというか「ガメラ3 〜邪神(イリス)覚醒〜」の古賀信明が参加している。(いかにも、というシーンがあるからそうじゃないかとは思っていたんだ……) この方、「アヴァロン」のスタッフでもある。……同姓同名だったら許してください。(泣)

 なんというか、ある意味で年齢層は問わない映画なのだが、家族連れで観に行く映画でもないんだよなぁ。(だって、あの『源氏物語』を忠実に再現しているのだぞ)
 まぁ、『源氏物語』を2時間23分で語れるようになりたい方にはお勧めである。(笑)


2002/01/28(月) 晴

 今日は比較的さっさと帰ってきたので鉄拳である。勝ったり負けたりでまぁ、そこそこの戦績だったのだが、あんまり強くなった気はしない。修行しなくてはなぁ、うぅ、ってな感じである。

 仕方ないのでSpace Traderである。(何が仕方ないのかは不明) 前にプレイしていたのはEasyで、いまひとつ緊張感に欠けたので、クリアしないまま New Game を開始、今度は Hard で再開したのだが……。
 流石に辛い。このゲーム、最初に与えられる払い下げの恒星間小型貨物船 Gnat(ブヨ)級から、シールド・ジエネレータ搭載可能なFirefly(蛍)級に乗り換え、Energy Shield を装備するまでは最初の難関なのだが、乗り換える前にたいていは海賊に撃沈されて果てることになるのだ。(泣)
 Gnat(ブヨ)級を売り払って、超小型恒星間連絡船 Flea(ノミ)級に乗り換え、差額で得た資金を元に密貿易で荒稼ぎする(搭載量が少なくても密貿易は重量単位のアガリが莫大なので、充分商売になる)と言う手もあるが、海賊に襲われて高価な貨物と一緒に船を撃沈されると再起不能になりかねないので、この方法はリスクが大きい。
 結果、結局地道に稼ぐしかないのだが、商売が軌道に乗るまではかなり辛い……。

 逆にある程度資金が貯まれば、イケイケモードになるのも事実である。そんなわけで、今は大枚はたいて買った大型巡洋艦 Grasshopper(バッタ)級で銀河狭しと駆け回っている毎日である。昔は大型艦でも少し安価で若干高速なHornet(スズメバチ)級を愛用していたのだが、Grasshopper 級の方が貨物積載量が多く、追加装備も多く搭載できるため、今回はこちらを愛用しているのである。超大型戦艦 Wasp(スズメバチ)級が次の目標だが、追加装備が減ってしまうため、Grasshopper 級のままいくのも悪くないかと思っていたりする。
 大使の護送、宇宙怪獣退治など、飛び込みの仕事も着実にこなし、バウンティハンターとしても名が売れつつあるのは嬉しい限りである。もっとも、銀河警察にも目を付けられているようだが……まぁ、大使護送の片手間に密貿易やら海賊退治なんぞをやっていては、それも無理がないかも知れない。(ぉぃぉぃ)

 銀河地図完成はいつのことやら……。


2002/01/29(火) 晴

 グラスホッパーが沈んだ。いきなり唐突であるが、Space Traderの話である。 
 ことの起こりはこうだ。
 Gemulon星系に異星人の侵攻が開始された。彼らは一週間でGemulon星系に到達するだろう。しかし、Gemulon星系はイオン嵐のため通信不能状態でこのことを伝えることができない。残る手段はただ一つ 直接Gemulon星系に赴きこのことを伝えるしかない!
 ってなわけで、我がグラスホッパー級大型巡洋艦は、おっとり刀でGemulon星系に赴いたのだが……Gemulon星系に辿り着いたのはちょうど一週間後、星系外惑星軌道上でエイリアンの大艦隊と遭遇、数隻を屠ったものの矢尽き刀折れ、遂に撃沈されてしまったのであった……脱出ポッドで脱出して漂流すること数日、救助されてGemulon星系に降ろされた私が見たものは、荒野と化し、農業世界まで技術レベルが低下した無惨な光景であった……。
 船はフレア級超小型恒星間連絡船。……幸い保険に入っていたため資金はあったのだが、廃墟と化したGemulon星系で船が買えるわけもない。仕方なく、フレア級超小型恒星間連絡船で近くの大型ドックの存在する先進文明圏に向かった私であったが……そこに現れたのは超大型宇宙戦艦を駆る宇宙海賊であった……。即座に反転、脱出を図るも軍用粒子砲の直撃が船体を貫き、あっけなく私は昇天してしまったのだった……。(脱出ポッドも売っていなかったので装備していなかった……)

 GAME OVER

 目の前真っ暗である。……最初からやり直しである。帰りのゲームセンターではクリスティにけちょんけちょんにノされるし。あーあ。


2002/01/30(水) 曇

 なんというか、もうすぐ1月も終わりである。はぁ。ってなわけで今日はバイク通勤だったのだが、本屋で適当に『歴史群像 FEB.2002 No.51』と『新宇宙大作戦 鏡像世界からの侵略 (上)/(下)』(ウイリアム・シャトナー著、ハヤカワ文庫SF)を買い漁る。

 『歴史群像』は「夢の垂直離着陸機 ハリアー大研究」目当てだったのだが、実際には特集の戦史分析「連合軍の大誤算「遠すぎた」ドイツ本国への「橋」 マーケットガーデン作戦」を読みふけってしまう。

 『新宇宙大作戦 鏡像世界からの侵略 (上)/(下)』の方は、ジェイムズ・ティベリウス・カーク艦長、ジャン=ルーク・ピカード艦長、キャスリン・ジェインウェイ艦長というオールスター・キャスト揃い踏みである。しかも、最初の舞台はディープ・スペース・ナインである。(基地司令官ベンジャミン・シスコ大佐は出てこないみたいではあるが)
 これは買うしかあるまい。はは。

 ……って読みふけってないで寝なければ……。


2002/01/31(木) 曇

 そんなわけで1月が終わってしまう。なんというか、かつては未来と思えた2000年代もこんな感じで、ただ平穏な日々が過ぎていくのだろう。……まぁ、世界は平穏というわけではないし、かつては夢とも思えたハイスペックなパソコンが店頭に信じられないような値段で並び、映画でCGを使うことよりもCGを「使っていないこと」がウリとなり、常時接続も当たり前、携帯電話を持っていない人が変人扱いされることを考えると、世の中、着実に未来になってはいるのだが……うーん。一歩一歩あまりにも着実すぎて、何だかなぁと言う気はしないでもない。はぁ。
 で、かつて夢見た未来世界である『新宇宙大作戦 鏡像世界からの侵略』を読みふけっている私だったりする。カーク「艦長」だったり、惑星連邦や「宇宙艦隊」ではなく、地球連邦や「宇宙連邦軍」だったりする24世紀の世界に違和感がないではないが、なかなか面白いのもまた事実である。読み終わったら、別のを買ってみるかな。



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