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SHIFT_shift knob

シフトノブを作ってみる。「木」そのままっていうのは、いかがでしょう?
ブログでも記載しています。
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シフトノブを木に! SHIFT_shift knob

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これは、「こけし」ではありません^^;
実は、バットのグリップ部です。

なんと一福茶屋(道の駅:福光)に、売られています。
富山県福光町(現:南砺市)といえば、バット工場・・・
らしいですね。(私自身、GBの桃鉄で知った^^;)
バット工場の職人さんの失敗作なのか、練習用なのかは不明ですが、こんなバットの切れ端が100〜500円くらいで売られています。

とにかく、これをシフトノブにします。
グリップ下部の丸い所が、持ちやすいのではないかと・・・。
そして、プロ用バットなので、強度が充分あるのではっ!?

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写真左側の円柱部は、後で切り落とす部分ですが、ここではまだ切りません。

シフトノブにするには長すぎるので、使いやすい長さに切ります。
切る部分にマスキングテープで一巻きします。
こうすると、切り口が斜めになっていまうのを比較的防げます。
今回は、最終的な長さが10cmになるようにしました。

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切り落としました。

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さて、取り付けられる側のシフトですが、サイズとピッチは・・・?
M10×1.25(細目)
M10は普通、ピッチが1.5です・・・。車は特殊なのね。
ホームセンターで変換アダプタを探すも見当たらず。
でも変換アダプタを入れると、ちょっと長くなってしまうし、強度が落ちそう。
鬼目ナットも無し。

困った。

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考えたあげく、タップを切ることにしました。
価格は700円くらい。変換アダプタと同じくらいの値段ですね。
この方が、量産できるゾ?

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このタップ、下穴は8.8mmとあります。
しかし、木にタップを切るので、少しでもシフトのボルトに食いつきを良くするために、8.5mmの穴を明けることにしました。
この処置が正しいかどうかは、わかりません^^;

本来ならば、穴明けには木工用ドリルを使用するべきなのですが、一発で綺麗に明けられる自信がなかったので、鉄鋼用ドリルで明ける事にしました。
そのため、下穴を明けるためのガイド用穴を明けました。(φ2.0)
大体、真ん中に明いてます。

このとき、ボール盤などを使用すると真っ直ぐに明けられます。
実は、[2]でバットグリップの円柱部分を切らなかったのは、ボール盤で垂直に立てられるようにするためです。

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次に、下穴を明けます。
あまり、深く明けすぎては困るので、明けたい深さでドリルにマスキングテープを貼ります。
こうすることで、深く穴明けしてしまうのを防止します。
今回は、深さが3cmになるようにしました。

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下穴が明きました。
竹輪??

次に、ハンドドリルでタップを切ります。

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タップを切りました。
写真ではわかりにくいっス。

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残していた円柱部分も切りました。
ここで一度、現車合わせしたほうがいいかもしれません。

あとは、ヤスリがけと、お好みで塗装を行います。

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ヤスリがけ仕上げのみ行い、取り付けました。
10cmはちょっと長すぎたようです。
5cmくらいでよかったかもしれません。

握った感触は、ピッタリFIT。しっくりきます。

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後日、オイルを塗りこみ、味のある仕上がりになりました。
10cmの長い方は、今はありません。
第3回マーチ東海MTGに出品。

写真は、5cmのものを作り直しました。

資料

メーカーネジ直径ネジ山ピッチ備考
NISSANM101.25すべて
MAZDAM101.25MT
MITSUBISHIM101.25すべて
SUZUKIM101.25すべて
SUBARUM101.25ATゲート式
SUBARUM121.25ATゲート式以外
TOYOTAM81.25ATゲート式
TOYOTAM121.25MT
DAIHATSUM81.25ATゲート式
DAIHATSUM121.25MT
HONDAM101.5ATゲート式/MT

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