sd_3.htm (c)nemaki-neko created 1998/09/27 updated 1999/05/16


サンディエゴ−道路


私が入居したアパートは、訪問先の会社まで、車で10分くらい。
もし、歩いたとしたら、30分〜1時間くらいは、かかるのかな?
やはり歩くのは、ちょっと(か、かなり、か)、キツイのと思うのですが、アパートから会社まで歩いたことはないので
なんともいえない。
車で移動、まして、毎日お迎えつき、と考えると、すごく恵まれた場所にあったのでした。

その、車のお迎え付き道路を走ってると、歩いてる人はあまりいません。でも、全くいないかというと、
毎日、何人かは歩いてる人を追い越す。
そして、歩いてる人よりも、走ってる人が多い。急いでいるのではなくて、健康のためのジョギングといった感じで、
走っている人の中には、上半身裸の人もけっこう多い。

私は、もともと、地図を眺めるのが好きだ。そして、初めての土地を訪れた時は、まず地図を入手するのが習慣。
さっそく、近辺の地図を買ってきた。

来てから数日は、全然どこを走っているのかわからなかったが、どこか出かける度に、地図で反芻しているうちに、
大体の土地感は把握できるようになった。
ランチに連れてってもらったレストランは、全て地図上に記入した。

住所の表示は、「道路名」+「番地」でできている。
建物には、必ず、番地の数字が大きく表示されている。
そして、片側には奇数の番地ばかり、向かい側には偶数の番地ばかりが並んでいる。
つまり、奇数か偶数かによって、道路のどちら側にあるのかがわかる仕組みになっている。

道路の名前は、固有名詞の後に、道路であることを示す単語がつく。
それが、「drive」だったり「road」だったり「avenue」「street」「blvd」だったり、いろいろあるのだが、
必ずしも、道路の太さで、とか、東西か南北か、とかで決まってるわけでもないようだ。
私のアパートがあったのは、「Ruffin Road」だったが、このRuffin Roadは、なぜか2つに分断されている。
通勤の道筋は、「Ruffin Road」→「Aero Drive」→「Ruffin Road」→「Balboa Avenue」→・・・と、
分断された2つの「Ruffin Road」を通った。

言葉の壁があってあまり会話ができないので、送迎の車の中では、じっと外を観察していることが多かった。
そのおかげで、道路を覚えるのは早かったし、アメリカの信号や車線のつくりは、日本より合理的にできていることも発見した。
右折は、信号が赤でも、よく確認すれば進んでもいい。
(アメリカは右側通行なので、右折(対向車線を横切らない)、左折(対向車線を横切る)である)
左折に関しては、専用の車線があって、信号も、直進用信号と赤信号の間に、左折専用信号がある。

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