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ライブの熱のさめぬまに

〜バックナンバー〜

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2004-26 2004.9.12 mikko Love and Peace 府中の森 芸術劇場 2004.9.10
 朝、寝ぼけまなこで朝のワイドショーをぼんやり見ていたら、坂本九さんのメモリアルコンサートの映像が流れました。いまどきの人気若手アーティスト多数に囲まれたこうせつのインタビューがテレビから流れました。おおっ、こうせつ、大御所風。貫禄。「でも、まあ、今日は府中だし朝からこうせつが見られて縁起がいい」会社でもひとりニマニマと笑っていました。

 府中の森芸術劇場は結構大きなホールでした。ちょっと古めのこじんまりした地方のホールを想像していましたので、ちょっとびっくりでした。大中小のホールに、他にも色々な施設や公園が併設されている、多目的文化ゾーンという感じです。こうせつのコンサートは大ホールです。2000人収容ぐらいかな。
 ホール前の噴水広場の地面にグラスファイバーの小さなライトが埋められていて、星空の上を歩いているようでした。コンサート会場に入る前のちょっとした演出のようで「星降る夜」を口ずさみました。
 さすが府中、こんな立派な施設を建てられるのは、やっぱり競馬場とビール工場の恩恵かしら?などと思ってしまうのは、やはりニューミュージック世代の性??

 前置きはこのくらいにして、肝心のライブレポートです。

 はじめに、こうせつ、てっちゃん、金ちゃんの3人登場。私、真っ先にてっちゃんを探してしまいました。元気に歩いていました。(仁和寺のぎっくり腰のてっちゃんを見た人はホントに心配するよね。)
 元気なてっちゃんを見てほっと安心したところで、オープニングは『コモンタイム』そして『妹』『けれど生きている』『青春の傷み』『駅』
 次に、こうせつ一人で『愛する人へ』『たどり着く言葉』『家のお父さん』
 そして、てっちゃん、金ちゃん、順平さんで『おはようお休み日曜日』『神田川』『星降る夜』『国境の風』『ひとりきり』『ラブアンドピース』『夜明けのランナー』『ナイスゲーム』
 アンコール『夢一夜』『ギターを鳴らせ』・・・順不同、抜けはどなたか、フォローよろしく。

 感想としては、個人的には『愛する人へ』が、他のどんな曲よりも好きです。今までは新しい吉川忠英バージョンにちょっとなじめず、こうせつが一人で弾き語ると「ギターが難しそう・・・」と歌の世界に入り込めませんでした。でも、今日はそんなことありませんでした。(アレンジが違うのか、こうせつのギターが上達したのか私にはわかりません。)

 あと、何と言ってもよかったのが、最後の『ギターを鳴らせ』です。グリパラのバンドバージョンがいいのか、CDのカントリーバージョンがいいのか、意見が分かれるところ。この日の『ギターを鳴らせ』はどちらかというとカントリーバージョン(ちょっと不評かな?)に近いのかもしれません。
 でも、舞台に4人並んで4本のアコギ、しかも全員ストロークでの『ギターを鳴らせ』は最高でした。歌詞から、アコギしかもストロークだけでやるのがぴったり合っているというだけでなく・・何というか・・・とにかく絵がいいんです。4人の立ち姿が絵になってる。
 舞台の上にいるのは決して若くないおじさまたちなのですが、ビジュアル的にいい、かっこいい。「自分たちはこのスタイルでギターを武器にやってきた」というようなことをおっしゃっていました。うん、そう、ギター小僧の成れの果て(?)を見た!というか・・・。つまり、ようするに、個人的に私好みってことですね。ジョイントコンサートで、アコギ10本ぐらいでみんなでこれやったらいいんじゃない??って、真剣に思いました。

 また、MCで新曲の3曲の裏話がありました。新曲3曲の作詞をした渡辺なつみさんは大病・大手術をされたあと、その復帰第一弾の相手として、こうせつを指名したということです。作詞家のほうからの、いわば逆指名??お兄さんがかぐや姫ファンで、幼い頃よく聞いていた、いつかこうせつと仕事をしてみたいって思っておられたそうです。
 私は渡辺なつみさんというと、アイドルの曲を書く売れっ子作詞家っていうイメージを持っていました。マキシシングルが出たとき「グリパラで聞いた曲の詩を書いたのが渡辺なつみさん・・・」何だか少し複雑な気持ちを持ったことも事実です。
 昔『こんな静かな夜』を聞いて、詩の素晴らしさに驚いて、その詩を作ったのがこうせつじゃなく岡本おさみさんだとわかってさらに驚いて・・。岡本おさみさんが、こうせつの富士山の家に数日滞在して、そのあとにこの詩が送られてきた・・・って、MCで聞いたことがあります。
 渡辺なつみさん、曲とボーカルにこうせつを指名って、分かる気がします。最初にグリパラで聞いたとき、こうせつ以外の人の詩だとは思いませんでしたから。

 こうして、複雑で色んな感想を積み重ね、そして、自分の魂の歌になっていくのかな?なんてね。へへ、かっこつけすぎ?

 
2004-27 2004.9.14 まに〜☆ 9.11江戸川区文化会館
「そういえば今年の夏はイベントに一切参加できなかったなぁ」という禁断症状により、思い切って3日前に飛行機の切符を買いました。マニラ空港発9時30分、成田空港着陸14時30分、飛行機を降りたのが14時50分、京成と総武線を乗り継いで新小岩についたのが16時28分、車に乗って何とか16時40分の開演に間に合いました。あんなに走って間に合わなかったら「何故今日に限って、開演時刻が16時半なんだ!」と怒っていたかも(?)。

9割方埋まっていたのは予想外で、当日券はなんと3階席でした。下町とはいえ常連さんも数多く、なごやかな雰囲気が漂っていました。この日は川崎→府中→江戸川区→名古屋と続く4連戦の3日目で、「夢一夜(アンコール)」の高音が出るかどうか心配でしたが大丈夫でした。僕が「東京」にあこがれたその理由は、「神田川」が「東京」に何かがあると教えてくれたから。やはり東京で聴く「神田川」は格別です。

話は変わりますが8月3日も僕は日本(出張中)で、会社帰りに「中野サンプラザ・吉田拓郎公演」に行きました。「カリスマ」のあの「崩れ落ちる」ような姿、みたくありませんでした(「伝説」にならず「笑い話」になって良かったけど)。こうせつさんと拓郎さんは、生きていてくれるだけで満足。ご自愛いただきたいものです。

「ギターを鳴らせ」のCD、贅沢は申しません。出してくれただけで満足しています。コンサート会場でようやく手に入れました。今も毎日、聴いてます。

 
2004-28 2004.9.14 酔いどれ 青春のグラフィティコンサートVOL5
9月12日快晴。例年こうせつさんは一番最後を飾られるのに、今年はなぜか後ろから3番目。4時半過ぎの登場です。
司会の小堀さんと手をつないで仲良く登場、準備ができるまでお二人で楽しいトーク。「雨男の僕と雨女の良子ちゃんがいるのに、なぜかいい天気」とこうせつさん。司会の小堀さんが「歌い出したら雨がドワ〜ッと降り出したりして」と茶化すとあわててこうせつさんが「やめてください、そんなこと話すと本当にそうなりますから」と止めに入ってみえました。そうこうしているとステージの準備が整い、こうせつさんも準備に入られました。今年はサポートは誰もいないこうせつさんお一人のステージ。

「加茂の流れに」
N.Y.のセントラルパークと同じ名前で、都会のど真ん中にある公園で、隣には百貨店が立ち並び、でもここは緑の木々に囲まれている。ただ、向こうは何十万人と入るけど、ここは名古屋ですから、何万人が精一杯とこうせつさん。

「愛する人へ」
ここで話すことではないのですが、とこうせつさんが話されたのは楽屋のトイレ事情。去年は楽屋にトイレがなく、スタッフからは道をはさんだ向かい側の松坂屋の地下トイレへいってくださいといわれたけど、ステージ前でテンションがあがっている時に「こんにちは」とかいわれると日常に戻っちゃう。でも、ステージ前でどうしてもトイレにいきたくなったこうせつさんは、すぐ側に木々に囲まれた側溝を発見。そこでいたしていると、向こうからおばちゃんが「こうせつさ〜ん」と手をふってくる。止めることもできないし、そのまま手を離して振り返すと今度は写真をバチャバチャ撮ってくる。あの○ん○ん丸出しの写真はどこいったと会場を笑わせ、だから今年はトイレをと嘆願した結果、仮設トイレが設置されました。で、入ってみると、周りがぬれて汚れている。フォーク歌手も平衡感覚がみんななくなってきたな〜とこうせつさん。

「ギターを鳴らせ」
♪BABY♪の後に「イエイ」と叫ぶといったん、手を止めて「BABYの後にボーッとしてないでイエイとかウオーッとか叫んで、青春の雄たけびを聞かせて」とこうせつさん。最後は「BABY」「イエイ」だけを3回も繰り返すサービス付き。

「神田川」
間奏の途中に正やんが演奏しながら登場。そのままお二人で演奏を続けられました。
そしてもう1曲やってしまおうとこうせつさん。

「おもかげ色の空」
これでこうせつさんのステージは終了。

アンコールで再登場。出演者全員で「戦争をしらない子供たち」終わってもなりやまない「アンコール」に司会の小堀さんが「もう1曲お願いします」とゆうことで今度は観客も立って「あの素晴らしい愛をもう一度」を合唱して終焉。

いよいよ来年は万博です。来年の会場は万博で行われることになると思います。

 
2004-29 2004.9.15 コロ直 東京2daysを終えて
府中芸術の森ドリームホールと下町江戸川のコンサートに行って来ました。
両日とも選曲、MCほとんど同じでした。ただ周りの雰囲気もあると思いますが、それぞれで楽しいコンサートでした。江戸川はネット仲間と同じ席で回りも知り合いだったので乗って手拍子してしまいました。
どちらも10年以上前に来ていて「せめてオリンピックくらいで呼んで欲しいと」おっしゃっていました。江戸川で「年取ったかな?」の問いに「変わってない!」の私の言葉に「ほんと?」と言って優しく微笑み返してくださいました。それだけで幸せ!

府中は薄い水色とブルーのコンビのジャケットに胸元に☆のブローチを付け、江戸川は薄い藤色のジャケットとハート型のブローチで登場されました。
金ちゃん、徹ちゃんと3人で
1.コモンタイム
2.妹
MC 台風で作物が全滅でコンサートどころでないと、
3.けれど生きている
MC 好きな人がいると輝く、ポジティブに生きた方が良いと、レコードの売り上げが凄くてもやっぱり1960年〜70年頃のようなアーティストは出てこないなと、“人生の柄”“教訓”良い歌がたくさんある。クラッシックにしても素晴らしい指揮者はいるけど(カラヤン、小澤征爾)ベートーベンやバッハ、シューベルトのような作曲家はいないと
4.春の傷み
MC 青春は生きていることがリズム
5.駅
ここからソロ
6.愛する人へ
MC 拓郎さんの復帰後のコンサート(中野サンプラザ)で冷房の嫌いな拓郎さんは冷房を切るように言ったら、たまたまサンプラが1カ所だけ切ることが出来ない作りで、全館冷房が止まって、もちろんホールもお客は燃えてるし、それに併せて拓郎さんも一気に5曲続けて倒れたって、僕みたいに2曲くらいでMC入れないからと。
 九ちゃんの追悼コンサートで布施明さんと話していて、何となく永六輔さんを呼んで3人で布施さんの身の上話を聞いていて、ここだけの話でと言って話し出したら会場から「永さんがラジオで話していた」と声がかかり「永さんを加えなければ良かった」とこうせつさん「養育費や慰謝料が後少しで払い終わってしまうと縁が切れるみたいで寂しい」とそこで「子どもの口座を作ってお小遣いとして払ったら」とアドバイスされたら「それは良い」と「僕だったらそこまでしない」とおっしゃっていましたが、
7.たどり着く言葉
MC 作詞の渡辺なつみさんのお話があってなつみさんのお母様の愛を感じました。
女性と男性は遺伝子が1つ違うだけなのにずいぶん違うと、女性は何で自分を必要とされているか、言葉とか態度、物で伝えないととおっしゃっていました。 8.うちのお父さん
MC 私たちの手拍子と「こうせつ」のかけ声で、「拓郎や泉谷に聞かせたい」とおっしゃっていました。
順平さん、金ちゃん、徹ちゃんが加わり、
9.ひとりきり
10.星降る夜
11.神田川
MC 鳥のさえずりを口笛で、いつも思いますがとても素敵な音色でうっとりしてしまいます。「鳥をイメージして何色に見える?」「緑の人」拍手「野菜不足です」「青の人」」「清らかさがかけています。自分に嘘をついていませんか?」「赤の人」情熱がかけています」「黄色の人」「欲求不満です」自分をイメージすることは大切だと、明日の自分、1年後、5年後、、、」府中での口花火見事に大輪の花が咲きました。
12.おはようおやすみ日曜日
13.国境の風
こうせつさんジャケットを脱いで
14LOVE & PESACE
“♪正直者にラブ&ピース♪”の時左手に「L」、右手に「V」“♪不器用だって良いじゃない♪”でそのままの手で左、右に揺れてきました。
15.夜明けのランナー
16.ナイスゲーム
アンコール
17.夢一夜
18.ギターを鳴らせ
府中ではあまり「イェーイ」のかけ声が聞こえませんでしたが、江戸川は立ち上がって4本のギターに合わせて大きな声で「イェーイ」と声援してきました。 こうせつさんは4日間続けてのコンサートちょっとお疲れかなと感じましたが、優しさをたくさん振りまいて行かれました。

 
2004-30 2004.9.20 KUMAMOTO直美 南阿蘇アスペクタ
南阿蘇アスペクタ南こうせつ行きました!
朝方までの雨もあがり、天の恵みかこうせつ様の恵みか超よか(いい)天気に なりました。ゲストも良かったしおいちゃんの人望の厚さを感じました!
心に染み入るおいちゃんの歌声!コンサートも盛り上がり終了さよならーって。んん
???アレっ???歌ってよー!!ラストにいつも満天の星を歌ってくれるのに 夜なべして☆★星作ってきたのに、この胸の残量感どーしたらいいの!?
私と同じ想いの人がたぶんいるんではないでしょうか?けして苦情ではありません。
来年もアスペクタの存続を願って、ぜひ満天の星★歌って下さいね!!楽しみに してます!!

 
2004-31 2004.9.22 mikko(末っ子) アスペクタ音楽祭2004.9.21(日)
 南阿蘇のこの場所にきたのは、何回目でしょうか?いつもいつも、もう今年はいいかなあ・・と思いながら、毎年来てしまいます。何が魅力か?
 ひとつは会場から見渡す雄大な景色です。アスペクタは阿蘇の外輪山の山肌にあります。そこから臨む内輪山(阿蘇五岳)。内輪山と外輪山の間のカルデラに広がる農村集落、田畑・・とても美しいのです。毎年「この景色を見にきてしまうんだ」と実感します。
 もうひとつは、「全席自由」「ブルーシート」「野外」「並ぶ」といった言葉です。この言葉のとりこになった仲間たちが今年もたくさん集まりました。

 私は前日、仕事を終えてから現地入りしました。飛行機が機材不足で欠航となるアクシデントがありました。振替の便で一時間ほど遅れて20時頃に熊本空港に到着・・・到着してほっとしたのもつかの間・・・雨です。雨が降っています。
 ”タクシーのおじさーんに聞きました”ところ、明日の午前中まで雨のようだということでした。しかし、南阿蘇の宿についた頃には雨が上がりました。宿では前夜祭の真っ最中。盛り上がっていました。友人の作ったおでんを味わい、一杯飲んで、歌って、ご機嫌になりました。真夜中ウッドデッキに出て空を見上げたら、満天の星が輝いていました。

 前夜祭のあと、アスペクタ会場のゲートに行こうと思っていたのに、仕事の疲れでダウンしてしまいました。しかし、今から思えば、夜、ゲートに行かずに眠ってしまうなんて・・・不覚です。修行が足りないです。

 当日朝、激しい雨音で目覚めました。雨です。ニヤニヤと笑ってしまいました。久しぶりです。雨の野外。アスペクタは年配の方や子どもが多いから、本当は喜んではいけないのです。ごめんなさい。
 さっそく雨の準備を整え会場入口のゲートへ急ぎます。時々、激しく雨が打ちつけました。カッパを着た友人たちと並んでいるのは何故か楽しい。その雨も開場前には止み、みるみる青空へと変わりました。

 さて、ライブレポートです。(順不同。抜けたところはどなたかフォローを。)熱烈こうせつコールのあと、フルバンドでこうせつ登場。『大きな空の木の下で』がオープニング『野の仏』『今はちがう季節』『阿蘇の御山の麓で「たぬきばやし」』『国境の風』『青春の傷み』『神田川』・・・その他。

 ゲストは小野真弓さん(アコムのCMの女の子)、小野真弓さんはイルカの『海岸通』を歌われました。尾崎亜美さんは小野真弓さんに曲を提供しているということで、一緒に歌われる場面がありました。こうせつとのコラボがなかったのがちょっと残念。
 そして、最後のゲストは加山雄三さんです。加山雄三さんとこうせつのコラボ『しあわせになろう』(『君と僕』)がありました。加山さんは恩年67歳だそうで、こうせつも加山さんを追って、その年齢まで歌ってくれるって言っていましたよ。素直にうれしい。
 加山雄三さんが登場したあたりから、私はプチ熱中症のようになってしまい、木陰で少し休みました。雨が上がったあと、そのくらい暑くなりました。高齢の方やお子さんには雨よりつらかったかもしれません。

 そして、最後にこうせつ登場。・・・『たどり着く言葉』『ラブアンドピーズ』『駅』『夜明けのランナー』『ナイスゲーム』
 アンコールは、浴衣ダンサーズのバックダンス付『ああ、旅の宿』
 次に『ギターを鳴らせ』では、てっちゃんがドラム、順平さんがベース、キーボード・ドラムの2人と金ちゃんがアコギを弾くというバンド編成でした。慣れない楽器を必死に??鳴らしているバンドの皆さんを見ていると、楽器を弾き始めた頃を思い出しました。(私はFやBmで挫折しましたが)下手でもいい、ギターを持て!鳴らせ!というメッセージが聞こえたような??さらにアンコールで『夢一夜』『夏の少女』で終了です。

 『満天の星』がないことは、今回のツアーでは歌っていないので予測はしていました。しかし、このタイミングでの『夢一夜』にはかなり驚きました。
 せっかく今日はゲートで激しい雨に打たれたし、ここはひとつ阿蘇のサマピで雨に打たれた経験がある仲間や私のために『あの日の空よ』を歌っていただけるとうれしかったかな。
 もし、雨が止まずに降り続いていてくれたら、最後に『夏の少女』ではなく『あの日の空よ』を聴けたのかもしれない・・・。でも、阿蘇の雨の中で『あの日の空よ』を聞いたら、ぶっ壊れて数日は熱にうなされると思います。
 アスペクタはたくさんの無料招待券がでています。テレビも入るし、スポンサーもいるし、選曲や構成は多数決で納得できるものとなるのでしょう。雨ならば『あの日の空よ』晴れたら『夏の少女』・・・。すみません、単なる私の思い込みです。はじめから『夏の少女』だったんですよね。そう思います。

 アスペは昨年で終わりの予定だったとか。昨年はお客さんが多すぎ、近隣の方から苦情が殺到したので、今年は入場者数を1万3千ほどにコントロールしたそうです。その苦情を受けてか、終演がいつもより早い気がしました。来年もまたここで野外をやるそうです。

おまけ
 夜は打ち上げで焼肉を食べ、飲み、宿に帰ってゲームをし、お宝映像ビデオを見ていたら、いつのまにか3時半。寝ました。
 ところで、打ち上げ会場の駐車場で気づいたのですが、車のナンバーが「373」の車がいっぱい??5千円ほどでナンバープレートが買える??本当??でも、原付バイクはナンバー変えられないと聞いてちょっとがっかり。車が欲しい(というより「373」のナンバープレートが欲しい)買おうかな・・などと、馬鹿なことを考えた私はやっぱり病気かな??

病気の私は、多分来年もここに来るのでしょう。
明日から忙しくなるため、大急ぎでこれを書きました。曲順はかなりいい加減です。ごめんなさい。長々書きました。くじけずに読んでね。

 
2004-32 2004.9.29 酔いどれ 手作りコンサート箕輪町文化センター
2004.9.27
しばらく野外が続いていたので、ひさぶりのホールコンサートに胸躍らせてたどり着くと、そこには「南こうせつコンサート実行委員」の皆様、手作りイラスト入りの大きな看板が出迎えてくれました。そして、入場の際に観客全員に手作りの☆が2個ずつ配られました。この日の会場のキャパは500。予備も含めて実行委員の方はきっと1000個以上の☆を作られたのでしょうね。しかも、棒と☆をくっつけているのは、看板と同じイラスト入りのシール。そこにはイラストとともに「2004.9.27箕輪町文化センタ−KOSETSU MINAMI Love&Peace」の文字入り。とてもいい記念になります。

会場に入ってまもなく、まだ客電がおちる前から始まったこうせつコール、登場されたこうせつさんも開口一番「野外かと思った」と。そして、「今日のホールは収容が500人?フォークを歌うにはこの位の規模がいいね」とおっしゃられました。

まずは、こうせつさん、金ちゃん、てっちゃんで・・・
「こんな静かな夜」
「妹」
「けれど生きている」
「青春の傷み」
「駅」
ここで、てっちゃん、金ちゃん、静かに退場
「愛する人へ」
「たどりつく言葉」
「うちのお父さん」
てっちゃん、金ちゃん、じゅんぺいさん登場
「ひとりきり」
「星降る夜」
この曲の間奏の時に客席の方が持っていた☆をかりてこうせつさんが、振り出すと、客席全員から同じ☆があがったのをみてこうせつさんは超ビックリ顔!あの時の顔は本当に印象的でした・・・。そして、照明のK.T氏に「さあ、○○○、どうする」とふられる1場面も・・・。
「神田川」
「おはようおやすみ日曜日」
「国境の風」
「Love&Peace」
「夜明けのランナー」
「ナイスゲーム」

アンコール
「夢一夜」
「満天の星」

この日のM.Cで、楽屋にたくさんの差し入れをいただいたそうで、館長さんは朝から、手打ちソバをうってきたり、それ以外にも、いなご、蜂の子、ザザ虫、おやき、等々、たっくさんの差し入れをいただきましたとこうせつさん。。。

 
2004-33 2004.10.27 酔いどれ 北アルプス文化センター
10月26日。終日雨。とても冷たい底冷えの日でした。
お隣の県、新潟では大きな地震がいったばかり。道路も寸断状態。そのためか、きっとチケットを手にしながらもこられなかった方もたっくさん見えると思います。客席の入りもだからか、約8割くらいでした。

こうせつさん、てっちゃん、きんたさん登場。
「こんな静かな夜」先月とアレンジが変わり、どことなくハワイアン調?こうせつさん曰く「北アルプスを連想してアレンジしてみた」のだそう。
「妹」
「赤ちょうちん」
「風をくらって」途中いれられたフェイクがとてもセクシーに感じられたのは私だけかしら?
「駅」
てっちゃん、金ちゃん退場
「愛する人へ」
「うちのお父さん」
「たどりつく言葉」
てっちゃん、金ちゃん、じゅんぺいさん登場
「雪が降る日に」
「おはようおやすみ日曜日」
「神田川」
「国境の風」
「Love&Peace」
「マキシーのために」
「おまえが大きくなったとき」
アンコール
「夢一夜」
「満天の星」

途中客席からかかった「頑張って!」の声に「頑張っている人に頑張ってと掛け声をかけるのはいけない。ストレスになるから」とこうせつさん。今日の一言でした(笑)

 
2004-34 2004.10.30 高瀬☆通 富山4連チャン総括
北アルプス以外では(順不同)
『青春の傷み』
『僕の胸でおやすみ』
『月夜』
『けれど生きている』
そしてスペシャル
『加茂の流れにwith順平・テツ・金太』
『うちのお父さん ♪熊が出たバージョン』
極めつけ!ご当地ソング!?・今が旬!?(^_^;
『ゆうべ見た夢』
“オチ”というかラストは
♪若かったあの頃〜 で締めました

所感・・・
『コンサートを十分堪能したし、
 しばらく大人しくしていようかなぁ』
20数年間そう思い続けてますが
いまだに、こうせつさんだけはやめられません(^o^)v

 
2004-35 2004.11.2 ゆめ 10月30日奈良文化会館
10月30日、奈良公園お隣の奈良文化会館に出かけました。
せっかくの奈良ということで午後からの雨の中、大仏さんにご挨拶して会場に。
年齢層がほんとに高い癒しの?コンサートでした。

河合さん金太さんと登場

・こんな静かな夜
・妹
・けれど生きている
・青春の傷み
・駅

河合さん金太さん退場

・夢一夜
  まるで違う曲をきいているような、魅せられました。
・たどりつく言葉
・うちのお父さん

順平さん河合さん金太さん登場

・愛する人へ
  バイオリンにうっとり・・・
・おはようおやすみ日曜日
・神田川
・国境の風
・ラブ&ピース
・マキシーのために
・おまえが大きくなった時

アンコール

・雪が降る日に
・ギターをならせ

奥ゆかしい会場でしたがただ一つ。
余韻を残す「夢一夜」の後にこうせつさんが「私は別に不倫を勧めているんではありません」と 話し始めてそれでも静かな会場で突然後方から「こうせつ!!」と男性の大声が。
とても残念でした。

 
2004-36 2004.11.24 酔いどれ スペシャルツアーLove&Peace甲府編
11月23日火曜日、快晴。。。行きの車中からみた富士山綺麗でした。こうせつさんも7年間鳴沢村に住んでいたので、このあたりに観光地にもお詳しい様子。バンドさん紹介のおりに「この近くには昇仙峡とゆう素晴らしい景色の場所があって」と話されておりました。

スペシャルツアー、開演のベルが鳴ると同時に始まった演奏とともに緞帳があがり、スペシャルバンド(ベース:てっちゃん、ギター:金ちゃん、バイオリン:じゅんぺいさん、キーボード:まきちゃん、ドラム:鎌田さん)の編成で。

☆さよならにかえて
☆妹
☆今はちがう季節
☆さよならの街
☆おはようおやすみ日曜日
☆きらり
ここでバンドさんいったん、退場。こうせつさんお一人のステージ。
「さて、何を歌おうかな〜。ここからは自由だから」とこうせつさんがおっしゃられたとたん、会場のそこかしこからリクエストが・・・。それにこたえるように
☆好きだった人〜海〜好きだった人(歌詞を忘れられてしまったため、急遽甲府編で)
☆たどりつく言葉
そしてまたここでも会場からリクエストが・・・。こうせつさんも無視できなかったのか、「じゃあ、ちょっとだけね」といって歌い始めたら袖からスタッフの方が楽譜を持って登場。こうせつさん曰く「余計なことして、これじゃあ歌わなきゃいけなくなるじゃないか」
☆愛する人へ(1番だけ)
☆うちのお父さん
こうせつさん、ここでバンドさんを呼び戻し
☆神田川
☆思い出にしてしまえるさ
☆国境の風
☆Love&Peace
☆ヘイ・ジプシー誘っとくれ(ブルース調)
☆あの人の手紙
☆月夜
アンコール
☆夢一夜
☆ギターをならせ

甲府だったんで、バンド編成だったし、もしかして「たぬき囃子」がきけるかな?と思ったんですけど、聞けませんでした・・・。

 
2004-37 2004.11.27 キティ 11回
今年はこうせつさんのコンサートに11回行くことになります。渋谷が最後です。来年もできるだけいきたいですが、早速1月から行けそうです。
サマーキャンプや阿蘇もぜひぜひ行きたいですね。
 江戸川や横須賀も良かったですよ。大好きな「あの人の手紙」「雪が降る日に」が聞けて最高でした。でも「マキシーのために」や「酔いどれかぐや姫」「新しい夏」「さびしい鞄」もききたかったですね。
 こうせつさんのやさしさで心が癒されるひとときでした。
 田舎に住んでいるので、東京でのコンサートのたびに2日がかりで上京し、ホテル泊です。こうせつさんにはかなりお金と時間をかけてます。
 でも、やさしさとパワーをもらって、生きる気力がわいてきます。

   
2004-38 2004.11.28 まに〜☆ 11月13日(土)横須賀芸術劇場(ネタバレ御免)
常夏のマニラから2800キロ離れた日本には、始発便が成田行ノースウェスト02便。8時に出発して、13時、滑走路に最も近い第一ターミナルに到着する。9月からの単身赴任で細かい問題を抱え始めたパパは、いつも利用する9時半発のJALではなく、あえてその故障が多い米国便で旅立ち、成田から自分の駅は通過して、とりあえず横須賀(冬ツアー皮切り)を目指しました。開演時刻が異常に早かったのでそれしかなかったけど…。

名画「天井桟敷の人々」を髣髴させる5階建て。屋外階段を2段飛ばしで駆け上がり、買い求めた当日券は5階席、女性のご案内(ホテルみたいだ)を丁寧に断って、とにかく走って走って5階までたどりつきましたが、会場に入ったときから流れていたあの曲が、まさかオープニングだったとは…。5階ロビーで、ここまで走ったのに、と残念無念で聴いた1曲目でした。

年末公演に行かれる人、ここから先はご覧にならない方がいいです。

ただしNATSUさんのページは「ネタバレ」が許されており、将来のこともあり、書きます。

さよならにかえて、妹、思い出にしてしまえるさ、去り行く友へ、おはようお休み日曜日、キラリ(横須賀でライブ初公開)、ラブ&ピース、こんな静かな夜(さわり)、夕べ見た夢(←最も感動を受けた)、たどり着く言葉、夢一夜、今は違う季節、神田川、国境の風、ヘイジプシー誘ってくれ、あの人の手紙、月夜(順番違ったらごめんなさい)
(アンコール)
雪が降る日に、ギターを鳴らせ

終盤になって客席後方のおっさんが「もっと楽しい曲、やろうよー!」と悲痛な(?)叫び声を出して、こうせつさんはうまくかわしていましたが、間が悪くて舞台進行に水はさした感はあるけれど、うーん、同感。年末恒例「男たちよ」、「満天の星」に、定番の「うちのお父さん」までなくて…、立つ立たないじゃないけど、暗いご時世だからこそ明るい曲もあった方がよろしいのでは、と。こうせつさんがお考えの曲目だから、もちろん、それでいいんですけどね。
バイビー

   
2004-39 2004.12.4 酔いどれ MIKUNI BLUES STORY〜アコースティックナイト〜
12月2日(木)18時30分開演。

座席数430席の小ホール。いっぱいのお客様。

総合司会のこうせつさん、まずはお一人で登場。そして、加川良さんと高田渡さんをご紹介。こうせつさん曰く「普通、フォーク仲間のこうゆうコンサートを開くとまずはみんなで1曲何かを歌うんだけど、今日の3人はだめ!ぜんぜん意見がまとまんない」のだそう。

まずは加川良さんのステージ。6曲歌われる。(ごめんなさい、曲名ぜんぜん知りません)加川さん曰く「こうせつさまは神様、渡さまは神様とおりすぎて酔っ払い、僕は観音様と呼ばれてます」と。

そして、高田渡さんのステージ。渡さんがステージの所にスタンバイしようと向かうとすかさずこうせつさんが、手をとって席へ連れて行こうとしたら、渡さん、手を振り払って・・・客席大爆笑。。。渡さん曰く「むかし、南さんの番組に呼ばれたとき、リハでは何を歌ってもOKなのに『本番ではやめてください』とよくいわれた」と。そして、スキンシップブルースなど10曲歌われる。ときどき、胸ポケットから時計を取り出して、時間を確認しておられました。また、MCで、「今日、この街を散策したけど、普通、犬や猫に必ず出会うのに、この街は全然あわない。人にさえあわない」なんていって笑わせておられました。

そしていよいよこうせつさんのステージ。今回はサポートなし。お一人のステージ。ギターは「サクラ2」ギター。

☆加茂の流れに
☆春に思えば
☆うちのお父さん
ここでこうせつさん、会場に「何かリクエストある?」とたずねられると前方のお客さんが「夢一夜」をリクエスト。するとこうせつさん、「ぜんぜん、考えてなかった。他の2人にあわせるとこの曲はぜんぜん思い浮かばなかった、いいかもしれない」
☆夢一夜
☆妹(なぜかここで話につまったこうせつさん「渡さんじゃないけど、時計がみたくなった」といって笑いを誘っておられました)
☆ギターをならせ(こうせつさんのギターだけのこの曲はなんだか雰囲気が違ってとっても新鮮でした)

ここでこうせつさんのステージも終了。アンコールで3人が登場。すると加川さんが「新ユニットを結成する」と宣言。ユニット名は「かぐや姫に対抗して白雪姫」こうせつさんが「渡さんがすっごい嫌がってる、じゃあ、犬と猫と羊は?」とふったら首をふる渡さん「じゃ、渡さんは何がいいの?」とこうせつさんが聞くと「3バカトリオ」とぼそっとつぶやきました。
アンコール1曲目は「神田川」1番をこうせつさん、2番を加川さんが歌われ、渡さんは微動だにしませんでした。ただ、いつも聞きなれてるこうせつさんの「神田川」じゃあなかったのでなんとなく私には違和感がありました。ラストは3人で「自転車に乗って」で終了しました。

 
2004-40 2004.12.8 酔いどれ スペシャルツアー イン名古屋・津・浜松
3連チャンしてみました。それぞれの会場にそれぞれの雰囲気があって、とっても面白かったです。まあ、自分が名古屋に住んでいるので多少、ひいき目でみてしまうかもしれないけど、、、名古屋が一番盛り上がった・・・かな?
客電がおちて音楽がきこえだす・・・。たまらない瞬間です!

☆Love&Peace
☆さよならの街
☆今は違う季節
☆妹
☆おはようおやすみ日曜日
☆さよならにかえて
バンドさんいったん退場
☆夢一夜
☆たどりつく言葉
☆うちのお父さん〜〜愛してるバージョン〜〜
バンドさん再登場
☆神田川
☆思い出にしてしまえるさ(今回のこの曲のアレンジやライト、ほんとに素敵でした!)
☆国境の風
☆きらり(こうせつさんのフェイクが素敵!)
☆ヘイ!ジプシー誘っとくれ
☆マキシーのために
☆月夜
アンコール
☆雪が降る日に
☆ギターを鳴らせ
☆満天の星

上記が名古屋の選曲です。津は上記のうちのお父さんは通常バージョン、満天がなかったです。浜松は津と同じなんですが、雪が降る日にの後に「グローリア」を歌ってくださり、さらに会場と一緒に「きよしこの夜」を大合唱いたしました。

 
2004-41 2004.12.20 mikkoこと末っ子 年末スペシャル渋谷公会堂2004.12.20
ライブ報告パート1
さてさて、約3ヶ月ぶりのこうせつライブです。しかも年末スペシャルです。

今年の渋谷は暖かい。例年寒風が吹き、寒がりの私はたまりかねて開場とともにホールに入ってしまいます。今年は公会堂前で友人と雑談をする余裕がありました。
入口のドアに、来年のグリパラのポスター発見。これはなかなかいい。これ欲しい。でもくれないだろうな・・・。携帯のカメラでポスターを撮影しましたが、残念、暗くて写りませんでした。あのポスターを手に入れたい・・・と、今、密かに画策しています。(って、書いちゃったから「密か」じゃなくなったじゃん)

今回、ファンクラブで手に入れたチケットが超超いい席でした。もう数週間前から気合が入りました。NATSUさんのアドバイスを守りライブレポートにはアクセスせず、別掲示板でもライブの中身がわかる書き込みは飛ばしていました。それでも、こうせつ好きのネットワークの中で生活しているものですから、ちらほらと「アノ曲、コノ曲」の噂は耳に入ってきます。でも、なんたって渋谷ですから!スペシャルですから!

ほとんどネタバレなし、真っさらに近い状態でオープニングに臨みました。期待を膨らませ、もうドキドキです。昨年同様、オープニングは緞帳が下りています。舞台の両端に☆型のスポットライトがあります。「満天の星」かな?もうウキウキです。

昨年は緞帳の向こうから『青春』のギターのイントロが聞こえたんでした。今年は『LOVE AND PEACE』でした。軽快で明るいテンポで始まったライブに、さらに期待が高まります。

詳しい曲順などは他の方にお任せします。(って、あんまり憶えていないんですよ)酔いどれさんの年末スペシャルライブレポートの選曲とほぼ変わらないと思います。曲順が違うかな?『思い出にしてしまえるさ』はもっと前半に聴いた気がします。(気のせいかも)

また、『さよならにかえて』は聴くことができませんでした。そのかわり『どうせ人生に迷うなら』ニューバージョンが聴けました。『うちのお父さん』はクリスマスソングバージョンでした。あと、驚いたのが、ギターソロが聴こえているのに、金ちゃんはストロークをしている??なぜ????順平さんのリードギターでした。

最後の『ギターを鳴らせは』やっぱり舞台の立ち姿がいい。私にとっての一年の締めくくりに十分満足なライブでした。

(ライブ報告パート2へ続く)

 
2004-42 2004.12.20 mikkoこと末っ子 年末スペシャル渋谷公会堂2004.12.20
ライブ報告パート2
はじめに、ちょっと昔話を聴いてください。年をとると昔話が長くなります。ごめんなさい。

私がこうせつをききはじめたのは、かれこれ○十年前です。その頃、音楽はとてもお金のかかる贅沢な趣味でした。当時、現金を持っている中学生はほとんどいませんでした。高校生も同様です。レコード・コンサート・音楽雑誌はなかなか手がでませんでした。

そんな貧乏中高生の味方だったのがラジオです。安売りのカセットテープをスタンバイし、録音スイッチに指を置いてラジオを聴いたものです。今の中高生は音楽を気軽に消費しています。うらやましくもありますが、同時に気の毒な気もします。私にとっては「音楽=宝物」でした。

それで、当時の私には深夜放送ははずせませんでした。当時、大きなライブの後には、その模様の放送がありました。その頃の私は、能登の地味な中高生。嬬恋を社会科の日本地図帳で見つけても、自分が行くなどと空想すらしませんでした。金沢だってめったに行ったことがなかったのですから。オールナイトニッポンで録音した『嬬恋ビックサマーコンサート』このテープを何回聴いたことでしょう。

このテープの中で流れていた『どうせ人生に迷うなら』。最後の「ララララ、ああ、君だけは、ララララ・・・・」の「・・・」がどうしても聴き取れませんでした。録音状態も悪く、エンディングの曲でこうせつは早口で息を切らしていました。当時『ヤングフォーク』という音楽雑誌にアルバム『今こころのままに』の歌詞と楽譜とギターコードが全曲載っていたのですが、この部分は載っていませんでした。

どうしても知りたくて知りたくて・・・家事を手伝い、買い物の釣銭をもらいコツコツと貯めました。近所のブドウ畑でアルバイトもしました。そうして『今こころのままに』のレコードをようやく手にいれました。兄にレコードをテープにダビングしてもらい聴くと「君だけは、思い出にしたくない」でした。そのあと、嬬恋のテープを聴くと確かに「思い出にしたくない」って聴こえました。軽快なサンバのリズムのドラムを聴いたときの感動は忘れません。テープに合わせて一緒に歌ったものです。本当に何回聴いたかわかりません。

その数年後、19歳の夏、看護学校の2年生、私は飛び出しました。親にいいなりの「いい子」だった私の初めての大冒険、一人旅、阿蘇の防中キャンプ場を目指しました。サマーピクニックです。サマーピクニックで聴いた『どうせ人生に迷うなら』を全身全霊で憶えています。

・・・というわけで、これは理屈ではなく、体の反応です。渋谷で『どうせ人生に迷うなら』を聴いたとき、髪が逆立ち、目が開き、まばたきがなくなり、胸がドキドキしました。私はいつも周りの客席の様子を見て「立つ」「立たない」を決めています。周りが立たなければ、立つことはありません。この日は、私の周りは誰も立っていないのに、率先して「立つ」という暴挙に出てしまいました。周りのことが眼中になくなっていたのでした。センターの数列目というナイスな席で、こうせつにノックアウト状態だったこともありますが。

それにしても、今回の渋谷で聴いた、ニューバージョン『どうせ人生に迷うなら』は衝撃的でした。記憶の脳のニューロンの端っこまで、突き上げたこぶしの指の先まで、流れる血液を作っている骨の髄まで、あの軽快なリズムがインプリントされているのですから。

これは、ニューバージョンの『どうせ人生に迷うなら』がよくないと言っている訳ではありません。あの無力感にあふれた感じが今の時代に合っているとも思います。今書いているのは、あくまでも私の個人的な感想・思いにすぎません。

このニューバージョンの『どうせ人生に迷うなら』とどう折り合いをつけてよいのやら。これは、何人かの友人たちも同様に感じたようです。渋谷の後の忘年会でも、ニューバージョン『どうせ人生に迷うなら』についての発言が絶えませんでした。

私は忘年会で語りつくせず、帰宅してから、某地方で忘年会中の仲間たちにメールを送って気持ちをぶつけてしまいました。夜中の2時半まで。クールダウンできずに眠れなかったのです。(その友人たちは忘年会で朝4時ごろまでギターを弾いて皆で歌っていたようですが)
おまけに、その翌朝に夢を見てしまいました。恋の浦の入場ゲートまでの長い長い坂道を息を切らして登っている夢です。息が苦しいと思って目が覚めたら、猫が私の胸の上で「朝ご飯ちょうだいモミモミ攻撃」をしていました。

気持ちが収まりきらない私は、翌日、思い切って『嬬恋ビックサマーコンサート』のテープを押入れから引っ張り出しました。また、『いまこころのままに』を繰り返し聞きました。

すると不思議なものです。落ち着いてきました。軽快なリズムの『どうせ人生に迷うなら』にあわせて、渋谷で聞いた『どうせ人生に迷うなら』が重なって聴こえてくるのです。こうせつの高い澄んだ声がいいという人もいますが、低音の響くような声もとても魅力的です。その低音の響く声での『どうせ人生に迷うなら』思い出されてきました。

よく考えると『愛する人へ』のニューバージョンをはじめて聴いたときも違和感がありました。「こうせつギター難しそう」と歌の世界に集中できないこともあったけど、今はそんなことはありません。

ちょっと前までは、この曲はもう二度とライブでは聴けないだろうと覚悟していたんじゃなかったっけ??○十年の聴き続けて、何をこんなに動揺したんだ??今のこうせつの、今の時代の『どうせ人生に迷うなら』じゃないか、って思い始めました。渋谷で聴いたのは確かに『どうせ人生に迷うなら』で、我を忘れるくらい感動したじゃんか・・ニューバージョンもう一度よく聴きたい、って思いました。(もちろん軽快なほうも聴きたいけれど)

『思い出にしてしまえるさ』は泣けるほどとても美しかったっけ。この頃の歌をまた歌うって、こうせつ、何か気持ちに変化があったのかなあなんて考え始めました。

一つの歌にこんなに思いを込めたり、熱中したり、ようするに幸せなんですよね、私って。

パート1、パート2と長々読んでくれてありがとう。

では、皆様方、よいクリスマスとお年をお迎えください。
今度は2月の狛江に行きます。
皆様、来年もどうぞよろしくお願いします。

 
2004-43 2004.12.21 まに〜☆ 渋谷公会堂
「当日券アリ」との情報が早々とあって、客の入りが心配で、実際ダフ屋もいなかったけど、でも当日券は2階席最後尾の25列!?。まずは手が届きそうな天井の、はがれかけたモルタルを見て、「あー、この天井が31年間、神田川を反響させて、ファンの歓声や涙を吸収してきたんだろうなぁ」と思いました。僕にとって渋谷は、14年連続、だけど初めての2階席でした。

2ベルのあと誰が気を使ったか、1階席から懐かしの「こうせつコール」。思わず頬がゆるみました。

LOVE&PEACE,さよならの町、今は違う季節、妹、おはようお休み日曜日、どうせ人生に迷うなら、(ソロ)夢一夜、たどり着く言葉、(バンド戻る)うちのお父さん、賛美歌、神田川、思い出にしてしまえるさ、国境の風、キラリ、ヘイジプシー誘ってくれ、マキシーのために、月夜
(アンコール)雪が降る日に、ギターを鳴らせ
(アンコール2)加茂の流れに、many stars
いい曲は沢山ありましたが、「many stars」。イントロで歓声が湧き、1番からほとんど全員がキラキラやって、実にきれいでした。1番途中から手拍子がないんです。今や、吉田拓郎の「落陽」に匹敵する、こうせつ最高の「スタンダード」、多くのお客さんが待っていた曲ではないでしょうか?毎回やって頂けたら、と思います。

今回でフィリピンからの1泊2日コンサート鑑賞ツアーは、すべて終了しました。4年半で、16回行きました。こうせつさんがいる。心優しいファンが大勢いる。そして一部と出会い、親しくさせていただいた。かけがえの無い思い出がいろいろ作れて良かったです。最後をしめくくるに相応しい、堂々のコンサートだったと思います。こうせつさん、ありがとうございます。

次回から「東京」中心に、回数は減りそうですが、また聴きに行きます。中学時代から好きなミュージシャンが、今なお現役だから、こだわる。そんな中年サラリーマン人生も、オシャレじゃないかなって、実は密かに悦に入っています。

どや、こう見えて「ナイーブ」やろ?

 
2004-44 2004.12.23 酔いどれ 南こうせつクリスマスコンサート イン大阪
ある意味、とっても楽しみにしていたクリスマスコンサート♪開演前ロビーで「昨日、正やんが京都でディナーショーやってたからクリスマスプレゼントに正やん出演あるかも?」なんて何人かの方と話をしてました。
座席について、静かに開演をまっていると、流れているのはクリスマスソング。期待が膨らみます。今年は席運がよく、最高の席で楽しむことができました。キョードー大阪さんに感謝です♪
開演ベルがなり客電がおち、ながれ始めたイントロは「Love&Peace」
今日の1曲目です。そして演奏が終わり「みなさん、こんばんわようこそ〜、南こうせつです〜」こうせつさんが叫びます。「今年あったいいこと、悪いこと、全部含めて、僕が抱きしめてあげるから」「自分を許してあげよう」こうせつさんの言葉のひとつひとつが胸に響きます♪
2曲目は「岩を砕く花のように」クリスマスにちなみ、選んだ1曲だそうです。「今はちがう季節」「妹」「おはようおやすみ日曜日」と続きます。そしてレゲエ調にアレンジされた「どうせ人生に迷うなら」バンドさんの「ふぅ〜う」のコーラスや低音の歌声、私はCDのアレンジよりこっちのが好き・・・カモ?
バンドさんがいったん退場され、こうせつさんお一人のステージ。「夢一夜」「たどりつく言葉」「うちのお父さん〜愛してるバージョン〜」
そして、バンドさん再登場「神田川」「思い出にしてしまえるさ」この曲の時の紫のライトが本当に綺麗です。
そしてここで、「クリスマスソングを少しだけ練習してきました」といいつつ、会場に「何かリクエストある?」と問い掛けるこうせつさん。会場からは声があがりませんでした。すると「あ〜、よかった、なんかいわれたらどうしようと思った」といって会場を笑わせておられました。そしてバンドさんとアカペラで、「讃美歌:荒野のはてに」演奏付きで「サンタが街にやってきた」ギターをマイクにもちかえて舞台を右に左にラウンドしながら「僕の胸でおやすみ」
新曲「きらり」このとき、なぜか吸い込まれてしまったかのように、途中で拍手をやめてジッと舞台に見入ってしまいました。「ヘイ!ジプシー誘っとくれ」「雪が降る日に」「月夜」ホントに綺麗な月夜が目にうかびます。

そしてアンコール:「さよならにかえて」「ギターをならせ」ここでこうせつさんはいったん、退場。こうせつコールにこたえて再登場。「満天の星」舞台前にバンドさんとともに並んで礼。クリスマスコンサートが終わりました。

今年、私は大阪のニューイヤーでコンサート始まり、締めも大阪と何か不思議な感じがしました。辛いときも悲しいときも嬉しいときもこうせつさんの笑顔を思い出すと頑張れちゃうんだな・・・。こうせつさんの笑顔と歌が私の元気の元。。。来年もたくさんコンサートいけるといいな・・・。

そして、私のつたないレポを読んでくださったみなさん、ありがとうございます。「いつもいつも楽しみにしてる」そういってもらえると涙がでるくらい嬉しいです。1年間ありがとうございました。

 
2004-45 2004.12.27 おかやん 今年もありがとう!
今年は、グリパラ、5月の相模大野、9月の江戸川、11月の横須賀、そして渋谷。5回コンサートに行くことができました!まだ遠出できない私には、けっこうラッキーな回数。

この1年は、人生の転機と思われるような事がいくつもありました。
相当精神的に打ちのめされていると…なぜかちょうどピッタリ!こうせつコンサートがあって、本当に救われました。
特に、江戸川のコンサート。ご飯もろくに喉を通らないような渦中で、行くのもためらってしまうほどだったのだけど、「まるで私のためのコンサート?!」って思えるほど、いつもと違う内容に思えました。
初めて生で聴いた「夜明けのランナー」には涙が止まらなくなって、「LOVE&PEACE」には励まされ、「たどりつく言葉」は心に染みた…。MCも本当に有りがたかった!
締めくくりの渋谷は、さすが信者の集会\(^^)/楽しかった〜〜!!
ただひとつ心残りは、横須賀に行くのに電車に乗り間違えて遅刻して「さよならにかえて」を聞き逃してしまったこと。渋谷で聴けなかったし…(涙)

来年2月には、地元に来てもらえることになり、1列目をゲットできたので、すごく楽しみです。

ナッちゃん、来年もどうぞよろしく!

 
2004-46 2004.12.31 にこにこ ライブの熱をもう一度温めなおして・・
NATSUさん,お元気ですか?今年も後一日となりました。お忙しい時期にごめんなさい。

年末SPも無事終了しましたが,2004年の思い出として8月7日,8日のレポートです。

もっと早くすれば良かったのですが,いつもタイミングを逃してばかりでごめんなさい。いつもここで曲目を拝見しては,コンサートの気分を味わってます。
来年は是非,コンサート会場でお会いできたらいいですね。どうぞよい年をお迎え下さい。

ここからがレポートです。

教会でのコンサート今年で5回目になりました。

2004.8.7 世界平和記念聖堂

パイプオルガンのメロディ♪

黙祷

 1.たどり着く言葉
 2.妹
 3.流れ星
 4.死んだ男の残した物は(小室 等さんの歌)
 5.涙そうそう
 6.愛する人へ
 7.四月
 8.うちのお父さん
 9.浜辺のうた

金太さん登場

10.夏の少女
11.けれど生きている

ビオラ奏者沖田さん登場

12.月夜
13.国境の風

沖田さん退場

14.おばあちゃん
15.LOVE&PEACE
16.あの人の手紙
17.僕の胸でおやすみ

沖田さん再登場

E1.神田川
E2.ピース・イン・ハーモニー

2004.8.8 庄原市民会館
1991.8.11の庄原スターライトコンサート(野外)以来の13年ぶりの庄原でのコンサート

 こうせつさん,河合さん,金太さん

 1.コモンタイム
 2.妹
 3.おばあちゃん
 4.けれど生きている
 5.駅

こうせつさんソロ

 6.たどり着く言葉
 7.加茂の流れに
 8.うちのお父さん
 9.夏の少女

河合さん,金太さん再登場
順平さん登場

10.星降る夜
11.夢一夜
12.おはようおやすみ日曜日
13.国境の風
14.LOVE&PEACE
15.マキシーのために
16.おまえが大きくなった時

ビオラ奏者沖田さん登場

E1.神田川
E2.ギターを鳴らせ

生涯初の2DAYSでした。



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