◎8月5日(7日目)
ハービーベイ→アーリービーチ泊

●グレートバリアリーフへ

今日はロックハンプトンからグレート・バリア・リーフ見学の拠点となるアーリービーチまでの移動日。500キロ弱を淡々と移動。9時にキャンプ地を出発し、妻と2時間交代でドライブ。途中、ランドクルーザーやパジェロに牽引されたキャンプトレーラー(オーストラリアではキャラバンという)を何台も追い越した。途中、ガソリンゲージが4分の1をきったので、給油をしてビックリ。75リッターのタンクに72リッターがはいってしまった。あと20キロ走っていたらガス欠を起こすところだった。

休憩エリアでスーパーで仕入れたカップラーメンを食す。中国製で、日本のものには味は遠く及ばない。4時に目的地のアドベンチャー・ウィットサンデー・リゾート・キャラバンパークに到着。前泊地で出発前に最後の1サイトを予約してあった。冬とはいえ、ゴールドコースト以北の気候は、昼間は夏の陽気であり、キャンプサイトは年中オフシーズンがないようだ。キャラバンパークにチェックインの後、翌日のグレート・バリア・リーフ見学を予約。本日の走行距離481キロ。

●オーストラリアのキャンプスタイルについて
わずか1週間であるが、私の観察したオーストラリアのキャンプ事情をここに記す。キャンプの様態は大きくわけて3つ。一つ目は国立公園等の森林サイトで行うテントキャンプ。(ブッシュキャンプという)二つ目は、キャラバンサイトに長期滞在するもの。これは年金生活者が生活しやすい場所に長期にとどまるもの。三つ目が、我々が実施しているツーリングキャンプ。これは、レンタルのモーターホームか小型のキャラバンが主力。

キャンピングカーについては、主力はキャラバン。メーカーはアメリカのジェイコーを多く見かける。イギリスのウィンザー社のものも人気だ。モーターホームはベンツかフォードベースのクラスCが主体。ウィネベーゴ社架装のものも見かける。つぎに、ハイエースベースのバンコン。クラスC・バンコンともに、オーストラリアの主力レンタル会社である、マウイ・プリッツ・アポロ等のロゴがついている。たまに日本製のトラックに架装したキャブコンを見かける。