◎8月6日(8日目)
グレートバリアリーフクルーズ→アーリービーチ泊

●グレートバリアリーフクルーズ
今回の旅行で初めて車をキャンプ場に置いてまる一日を過ごす。朝715分にツアーバスが迎えに来た。アーリービーチから程近いシュートハーバーからクルーザーに乗って出航する。

最初の目的地は、ホワイトヘブンビーチ。真っ白な砂浜が7キロも続く。砂は片栗粉のようにきめが細かく、歩くとキュ・キュと音がする。水温が低く、私と妻は泳ぐことができなかったが、子供たちは果敢に冷たい海に向かう。水は、エメラルドグリーンで透明度が高く、時折小魚が通り過ぎる。今まで見たビーチの中で最も美しいものだった。

次に向かったのは、グレート・バリア・リーフの一部にあたる無人島バリ・ハリ島の沿岸。ここに停泊しているイエローサブマリンに乗り移る。この船は、半潜水艦で壁側に窓がついており、回遊する熱帯魚を目の辺りにみることができる。サイズも色もとりどりの熱帯魚が、美しい珊瑚礁の上を泳ぐ。

最後の活動は、バリ・ハリ島に上陸して、シュノーケリング。家族全員初めての試みであったが、熱帯魚と一緒に珊瑚礁の上を泳ぐ経験に皆感動。病み付きになりそう。

今日のツアーは、一日で3つの活動という大変よくばりなものであったが、大変充実していた。もともとのスケジュールではいつものように午前中を観光等に充て、午後から移動の予定であったが、それを変更した甲斐があった。その代わり、明日は600キロを走り、ケアンズに向かう。今日の走行距離0キロ。


●オーストラリアキャンプの注意事項
ここで、オーストラリアでモーターホームを借りてキャンプ旅行をしようとしている人へのアドバイス。@モーターホームは「
MAUI」「BRITZ」「APOLLO」「KEA」社が有名。予約はインターネットからできる。A制限速度を遵守。B冬に旅行をする場合は、最大走行距離は400キロ以内に。日没前にキャンプ地に着くように。 C最低でも、目的地では2泊をするよう余裕をもった日程を組む D宿泊地は、ホリデーパークやツーリストパークと呼ばれるキャンプ場を選ぶとよい。ビッグ4ホリデーパークチェーンはお勧め。予約なしの場合は、トレーラーのマークの標識に従うと、モーターホーム用のキャンプ地にたどりつく。ただし、受付が7時までにしまってしまう場所が多いので、それまでに到着する必要がある。Eおっとりしたオーストラリア人に似合わず、運転はあまり親切でない。合流時には道を譲ってくれないので注意