2005年6月26日 更新

 干し葡萄とマンゴ-入り トロピカル・フルーツ・カレー 

テレビの宣伝でおなじみのりんごと蜂蜜カレーよりももっと甘くて熱いカレー トロピカル・フルーツ・カレーを作りました。
ここでは、生の葡萄やマンゴーを使わずに、ドライフルーツとして販売されている、干し葡萄とマンゴーを使ったさらっとした南国のフルーツ・カレーです。パパイアやパイナップルなども使えます。

材料 (スープの量 5Lコース 12人前) 一人前 200Kcalです。
豚肉 300g タマネギ 中1個 人参1本 キャベツ1/4個 乾燥マンゴー50g。干し葡萄50g ジャガイモ小5個 グレープシーズオイル 大さじ1パイ ニンニク1片 白ワイン1カップ

 調味料
塩、コショウ(ホールペッパーで5粒) クローブ(ホールクローブ 3本)べーリーフ(月桂樹の葉 ローリエ)1枚 バジルまたはオレガノ,、カレーの素(ジャワカレー)10人前
 下準備
1)豚肉は、一口大に切り塩胡椒して置く、
2)タマネギはみじん切り、人参は賽の目または輪切り、キャベツは千切りにしてください。
3)ドライマンゴーと干し葡萄は、ワインにつけて30分ほどおき戻します。
4)べーリーフは包丁で葉脈に沿って軽く切り込みを入れると香りが高くなります。

5)ジャガイモは、皮をむいて芽を取って4部割にしてください。、
 火入れ


1)圧力なべにグレープシーズオイルを大さじ1杯入れ、強火で暖めます。ニンニクのみじん切りを入れ、パチパチ音がしてきたら、タマネギのみじん切りを入れ塩、コショウ少々入れ炒めます。
2)豚肉を入れて軽く焦げ目がつく程度までいためます。
3)タマネギが半透明になってきたら、人参をいれさらに焦げないようにかき混ぜます。
4)キャベツを入れさらにかき混ぜます。人参と油がなじむと人参のカロチンが吸収しやすくなります。
5)キャベツがしんなりしてきたら、ワインで戻したマンゴーと干し葡萄を漬け汁のワインごと入れ、ワイン1カップ(味見して甘い ワイン入れる時は、1/2量にするなど調整してください)を入れ 圧力鍋の上限まで水を足します。
6)コショウの実、5個、クローブ3本、べーリーフ1枚、圧力鍋のふたをして、蒸気が上がるのを待ちます。
7)圧力鍋から蒸気が漏れ出したら、弱火にして20分加熱します。
8)20分後火を止め、蒸気抜きのふたを開けて蒸気を逃がします。絶対に蒸気が抜けるまで圧力鍋のふたは開けないでください。やけどします。
9)鍋の圧力が下がり、蒸気がでなくなったら、ふたをはずし、弱火でにます。ここで表面に浮いている灰汁を取ります。キャベツの芯など堅い物は、穴あきお玉に乗せて、小さなお玉でつぶしてください。
10)カレーの素を、穴あきお玉に入れて小さなお玉で軽くたたきながら溶かし込みます。
11)蒸発して減った分水を追加してください。
12)塩で味を整えます、甘みが足りないときは、マンゴチャツネを大さじ一杯。甘すぎたときはあきらめてください。
13)ジャガイモを加えて弱火でさらに20分煮込む。


 仕上げ
14),スパイスが好きな人は、火を止めてクローブ、フェンエンル、クミン、ナツメグなどを少々入れてください。クローブ、コショウ、ローリエがすでに入っていますので、加えなくても香りが良いはずです。
 熱いカレーにしたときは、レッドペッパーを入れる、辛いカレーにしたいときはブラックペッパーを入れる。
15)器に盛りつけた後にバジルをかけるととても香りと彩りが良いです。



トロピカル・フルーツ・カレー

ダイエット中のシェフからのヒント
ドライ・フルーツを使いましょう
 ドライフルーツは干し葡萄が有名ですが、最近トロピカル・フルーツのドライ・フルーツが、結構出回っています。十分熟したトロピカル・フルーツを南国の強い太陽で干したドライフルーツは、未熟なものを輸入して国内で熟生させる生のトロピカル・フルーツよりおいしいです。また乾燥しているので、保存も利きますし、必要なときに、必要な量を使えてとても経済的です。また生で食べるよりも糖度が高くなります。種類的には、葡萄、ブルーベリー、ラズベリー、パパイア、マンゴー、パイナップル、イチジク、プルーンなどが市販されています。ただし、ドライバナナは、砂糖がコートされていますので、料理には不向きです。
干し柿もドライフルーツの一種です。渋柿の皮をむいて天日で干した干し柿も、控えめな甘さで日本料理や中華料理の隠し味として十分使えます。


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