2004年7月24日 更新

  ダイエット中のシェフがよく使うスパイス   

スパイス名称 日本名 香り 色づけ 辛み 味付け 使い方 利用する料理
オレガノ トマトやチーズと相性がよいため、ピザやスパゲッティに使われることが多く、ヨーロッパでも特に地中海料理にしばしば登場します。
ガーリック 大蒜 肉料理 西洋料理の基本調味料
クミン カレーの香りの主成分、カレーやピクルス、シチュー、肉料理、フルーツケーキなどの焼き菓子にもよくあいます。焼きりんごや生の洋なし、桃などにパウダーをふっても、よいでしょう。
クローブ 丁字 バニラに似た甘味を感じさせる強い香りで、肉のくさみを消す働きがあります。ハンバーグ、焼き菓子、果物のコンポート(シロップ煮)など、甘辛どちらの料理にもあいます。スパイスの中では香りが強いものなので、量は控えめにするのがコツ。
サフラン 魚貝類によくあう独特の香りを持ち、スペイン料理のパエリャ、南欧料理のブイヤベース、ミラノ風のリゾットには欠かせません。
シナモン 肉桂 お菓子など甘味をひきたてる香りで、クッキーやアップルパイなどの菓子に使われることが多い。特にりんご、かぼちゃ、さつまいもを使った料理によくあいます。ホール状(棒状)のものはお湯に煮出して、そのお湯で紅茶やコーヒーをいれるとよいでしょう。そのときは、折ったり、つぶしたりするほうがよく香りがでます。
ジンジャー 生姜 魚のにおい消し 肉や魚料理の下あじつけによく使われます。クッキー、ケーキ、飲み物など、甘い料理にもあいます
ターメリック 鬱金 カレーの色主成分で魚介類の香り消しに使うことが有ります。
タイム 肉や魚の臭みを消す香りを持つ働きがあり、西洋料理には欠かせないスパイスのひとつ。魚貝類とよくあい、クラムチャウダーにはつきものです。煮込み料理を作る時に使うブーケガルニ(香草の束)にはパセリやローリエとともにタイムの枝が用いられます。
ナツメグ ひき肉、じゃがいも、かぼちゃなどの野菜、卵、乳製品、焼き菓子などに使われます。
バジリコ トマト料理によく使われます。トマト以外にも、なす、ピーマン、魚貝、とり肉など、さまざまな素材とよく合いますし、ドレッシングに加えることもできる、利用範囲の広いハーブです。 香りがけっこう強いですので使用にはご注意を
パセリ シチュー、スープ 香りと彩りに使います。
パプリカ 辛くない赤とんがらしで甘みが豊富でカレー・シチュー向け。パプリカの色素は、熱に強く、油によく溶けますので、シチューをはじめとした煮込み料理などに適しています。
ブラックペッパー 黒胡椒 まだ熟していない緑色のコショーの実をつみとり、皮ごと天日で乾燥させたもの。ピリッとした香りと辛みが特徴。ホワイトペパーよりは強い香りと辛みがあります。
ペパーミント お菓子 さわやかな清涼感をつける
ホワイトペッパー 白胡椒 完全に熟して、やや赤みを帯びたこしょうの実を、水に浸して外皮をやわらかくし、これをこすり取って、乾燥させたものです。ブラックペパーよりおだやかな香りと辛みを持ちます。白身魚、鶏肉、卵など比較的淡泊な料理やホワイトソースなど料理を白く仕上げたいときに使います。
レッドペッパー 赤唐辛子 発汗性の高い「カプサイシン」が主成分で、熱いカレーにしたいとき使用する。キムチ
ローリエ 月桂樹の葉 肉などの臭みを消す働きがありますので、カレーやシチューなどの煮込み料理によく使われます。葉は折ったり、切れ目を入れると香りがよく出ます。長く煮込み過ぎると苦みが出るので、煮込んだ後はとりだしておいたほうがよいでしょう。このほかマリネやピクルスなどにも適しています。
サンショ 山椒 ウナギ蒲焼きに使われますが、日本古来の香辛料です。臭みを抜きに使います。また、中華の麻婆豆腐に使うととても良い香りになります。

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