2008年10月11日 更新


 黄 桃 ゼ リ ー

缶詰の黄桃を使ったゼリーです。桃を綺麗にむくのは至難です。缶詰を使うことで見た目も美しく出来ます。


材料 8人前 一人前あたり  Kcal
1)黄桃の缶詰 1缶 粉ゼラチン 10g(34kcal) 水 ゼラチンのソーキング用に60ml

2)砂糖 50g(193kcal)  牛乳200ml(134kcal) ゼラチン 10g (34kcal) レモン1/2個
3)調理道具 裏ごし器ゴムへら2本、3段ボール1組、計量カップ、計量スプーン、20センチのゼリー型(深さ 50mm以上)
  冷蔵庫、

作り方
1.黄桃ゼリー
  1)ゼラチンのソーキング
    ゼラチン10gをコップに入れて大さじ2杯の水を入れて良くかき混ぜて水を充分吸わせて10分以上放置してください。
    この作業をしないとゼラチンが玉になり舌触りが悪くなります。
  2)裏漉し器で黄桃の缶詰のつゆを濾します。そのまま使うとゼリーが濁りますので必ず実施してください。
  3)片手の平鍋に裏漉しした缶詰のつゆを入れて、火にかけかきまぜながらゼラチンを入れて溶かします。
  3)ゼラチンが溶けたら、ゴムへらでかき混ぜながら、大きめの3段ボールに水を張りブルーベリーゼリーの鍋を浮かせて
    かき混ぜながら冷やします。
  5)鍋が冷えてゼラチンが固まり始め、とろみがでてきたら、水で濡らしたゼリー型に流し込みます。
    あまりゆっくり冷やしすぎるとゼリーの透明感が無くなります。
  6)少し冷えてとろみがでてきたら、黄桃の実をゼリーに入れて並べます。
  7)型に入れたゼリーは、冷蔵庫で冷やして完全に固まるまで放置します。(最低2時間)

2,ココナッツ・ゼリー
  1)ゼラチンのソーキング
    ゼラチン10gをコップに入れて大さじ2杯の水を入れて良くかき混ぜて水を充分吸わせて10分以上放置してください。
    この作業をしないとゼラチンが玉になり舌触りが悪くなります。
  2)牛乳100mlを片手平鍋に入れて弱火で暖めます。沸騰する前に火を止めます。
  3)砂糖50g ソーキングしてゼラチンを入れて玉がないように良くかきまぜてゼラチンを溶かします。
  4)大きめのボールに水を張り、ゼラチンを入れた片手鍋を浮かせて冷やします。
    夏場は氷を入れてやると簡単に冷やせますが、固まりだしたら早いですから目を離さないでください。
  5)ゼラチンを入れた鍋が人肌程度まで冷めたら、レモン、ホワイトキラソーを加えて、良く混ぜ込み 1で作ったゼリーが入った
    ゼリー型に流し込み冷蔵庫で冷やして固まるのを待ちます。(最低3時間)

仕上げ
  
1)お湯(45〜50℃)を張ったボールにゼリー型を浮かせてしばらく置き、お皿の上に逆さまにして置き周囲をたたいて型から抜き出します。
  2)抜き出したゼリーの上にミントの葉っぱを乗せると美しくなります。



黄桃のゼリー作例

  ゼラチンを使う時に注意すること
1)使用する前に必ず水を入れて水を充分吸わせて使うこと。
  ゼラチンが玉になってしまうのを防止出来ます。
2)生の果物と一緒にすると、分解酵素で分解されて固まらない事があります。
  缶詰のフルーツや火を通した物を使いましょう
3)レモンやリンゴなどの酸を含む物はゼラチンを固まりにくくさせますので使用する量は注意してください。入れるタイミングは、ゼラチンが固まり出した時です。
4)型に入れる前に固まってしまった時は、お湯を張ったボールに鍋をうかして温めると直す事が出来る場合があります。
5)ゼラチンの量は少し多めにした方が失敗が少ないです。

  ゼリー型の抜き方

あまり熱い布巾では、周囲が溶けてしまいますのでやや熱いお風呂程度(45℃)が良いです

ダイエット中のシェフからのヒント
1)砂糖50gの替わりにパルスイート(味の素製)を10g使う
  最近の人工甘味料は熱を加えても大丈夫な改善がされています。甘くてもノンカロリーですので少しはダイエット
  出来るかもしれません。
2)クリームも植物性のクリームを使うと脂肪分が少し減ります。高脂血症の人には植物性の方が良いかもしれません。
  少し泡立てるのに時間がかかりますが、使えます。
3)ジャムにも甘さ控えめや人工甘味料を使ったものも市販されていますが、少し値段が張るのが難点です。

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