2004年10月10日 更新

  釜揚げうどん 

秋から冬の季節に持ってこいの鍋料理です。単純ですがうどんを使った釜揚げうどんです。鳥の水炊きなどの後でうどんを入れても同じですが、今回は昆布と鰹節からでてくる出汁のハーモニーを伯方の塩で味付けしました。やけどしないように注意して楽しんでください。

 材料 5人前です
うどん 500g 
煮汁:鰹出汁 カップ4 または 昆布2枚 鰹出汁の元 10g 水4カップ にがり数滴
たれと薬味:
ポン酢、青ジソドレッシング、ワケギ、ショウガ、鰹フレーク、醤油、柚子、柚子カラシ
 下準備
やや深い鍋にお湯を沸かし、沸騰したら、うどんを入れて下ゆでします。吹きこぼれない様に火加減を注意しながら、5分ほど沸騰させて、ざるにあげて、水にさらします。良くうどんのぬめりを取ってください。鍋にそのまま入れると、出汁が濁ります。


 煮込み

鍋のそこに昆布を引いてだし汁をいれ、伯方の塩 小さじ2杯を加えて、沸騰させてください。にがりを数滴入れると味にこくがでますが、入れすぎると苦くなりますので注意してください。下ゆでしたうどんを入れて沸騰したら完成です。

本返しを付け汁にしても、ポン酢に柚子やワケギ、鰹フレークを入れてもおいしく食べられます。ショウガや柚子カラシを入れても結構おいしくなります。ポン酢の代わりに青ジソドレッシングも意外と合います。


釜揚げうどんです

  塩について

政府が管理していた食塩は、民営化されていろいろな種類の食塩が市場にでています。JT(旧専売公社、現在日本たばこ)の食塩は、水分を吸収して固まらないように食卓塩として精製されているため、塩化ナトリウム以外のミネラルが有りません。天然の塩田で作成された浜塩(赤穂の塩や伯方の塩)にはマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが豊富で使うと料理の味にこくが増します。一度JT以外の塩を使って見てください。

 にがりについて
食塩を精製する工程で不純物として取り除かれるのが今流行の「にがり」です。このにがりを追加しても料理のこくがます効果が得られます。一般的な使い方は数滴料理に入れる程度です、入れすぎると苦くなります。にがりの主成分は塩化マグネシウムですが、その濃度はメーカーによって異なります。塩化ナトリウムの比率が低くて塩化マグネシウムや硫酸マグネシウムの比率が高い物をおすすめします。塩化ナトリウムが多いと塩味が追加されます。
保水性が増し肌が艶やかになる、アトピー性皮膚炎が治る、血圧が下がる、血糖値が上がりにくくなる、減量出来るなどいろいろ噂が流れていますが、医者や栄養指導師さんと相談の上で使用してください。素人療法は、死に至る場合もございます。

推奨メーカー:(有)おちあいどっとこむ インドネシア原産の 「天然にがり まどぅら」です。
         価格は、500ml 1000円ほどですが濃縮されていて使いかってが良い商品です。
 


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