2004年9月12日 更新

   鮭とジャガイモの鍋料理 石狩鍋    

秋から冬の季節に持ってこいのお鍋料理です。いろいろな具を煮込んで作る鍋料理は多様ですその中から、今回は北海道の鍋料理で有名な鮭とジャガイモを使ったみそ仕立ての石狩鍋です。ホタテ貝、蟹など入れてもおいしくいただけます。

 材料 5人前です
鮭切り身 500g 豆腐 1丁、ジャガイモ 2個、長ネギ1本、椎茸(やや大きめの5個)、しめじ茸、舞茸、白滝、大根、人参、ニンニクの芽、白菜 1/8 ニンニク、しょうが少々、バター20g

石狩鍋のたれ:鰹出汁 カップ2
 みそ 大さじ3杯 みりん大さじ2杯
 下準備

ジャガイモ:良く芽を取って一口大に切ってください。
人参
やや大きめに輪切りにしてください。
白滝:一度水で洗い、一口大に分けてまとめて置きます。
大根:3mmほどの厚さにするとそのまま煮ても火が通りますが、厚めを好む場合は、塩をいれた水で、煮込んでください。
ネギ:斜めに笹掛け状に切ってください。
椎茸:大きさによりそのままか、1/2に切って入れてください。
シメジ茸、舞茸:根本の部分を取りほぐしてください

白菜:
やや大きめに切ってください。煮込むと体積が小さくなります
豆腐:
大きめに8つに切ってください。絹ごしよりも木綿の焼き豆腐の方が煮くずれしません。
ショウガ、ニンニク
:みじん切りです


鍋に上に書いた材料を並べて準備完了です。


鍋に材料を入れた状態

  煮込み

鍋に、みそ仕立ての鰹出汁を入れて、火をつけ沸騰するのを待ちます。沸騰したら、バターを入れてください。


石狩鍋の作例です。

赤い身は蟹もどきです。蒲鉾やホタテ貝、蟹など入れてもおいしいです。辛いのがお好みの方は、ゆずからしや七味唐辛子などをいれてください。

 バターの効果

仕上げにバターを入れると、味がまろやかになります。また辛くなりすぎたカレーにバターを入れると辛さを押さえることが出来ます。


 「オジャ」の話
具を食べ終わったあと、うどんやご飯を入れて煮込むとおいしいきいだだけます。ご飯を入れて煮込んだ「おじや」は日本語と思われている方が多いと思いますが、実はこの「おじや」の語源は、ポルトガル語やスペイン語に有ります。実際スペインのアンダルシア地方に良く似た料理があり「オジャ」と呼ばれていました。米を使ったスペイン料理として「パエジャ」「パエリア」などありますが、「オジャ」もその一種です。

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