2007年7月8日 更新


タフー・チャンプル (インドネシア風 麻婆豆腐)


インドネシアの料理は、基本は中華料理ですが、とても辛い青唐辛子やクローブなどを調味料として使います。大豆を使った、みそや豆腐、納豆なども有りますし、調味料も魚醤を使うなど、稲作文化とともにアジア系の食文化が根強く残っています。日本でも沖縄料理に近い物がたくさん残っています。

インドネシア語で、「タフー」は豆腐、「チャンプル」は、まぜこぜにすることをあらわします。つまり豆腐の混ぜ物を意味します。


 材料  5人前 一人前 124Kcal です。
鳥挽肉 100g(166Kcal) 木綿豆腐1丁(300g 216kcal)、タマネギ 中1/2個(100g 37kcal)、ニンニク1片、キュウリ 1本 ごま油 大さじ1杯(138kcal) 片栗粉大さじ1(50kcal)


 調味料
ショウガ少々、チリペッパー、クローブの粉、中華だし小さじ1、塩、胡椒、豆板醤小さじ1、しょうゆ大さじ1、みりん 大さじ1杯、 ケチャップ 大さじ1

  インドネシアの青唐辛子「プダス」
チリペッパーの替わりに、青い唐辛子(プダス)を使うと本場の味になりますが、日本では生の青唐辛子(プダス)を手に入れることは難しいです。酢漬けの瓶詰めの青唐辛子は、明治屋や紀伊国屋などの大きな輸入食料品専門店探せば有るかもしれません。
この唐辛子の辛さは、半端な辛さでありません。一口かじると、頭の天頂から湯気がでる位、どっと汗がでてきます。青い物は未熟で完熟品は赤くなるらしいですが、熟すと辛さが半減するそうで青い物が好まれます。現地では、この辛さになれているのか、汗もかかずに、漬け物を食べるようポリポリとかじっています。

 下準備
1)豆腐は2センチ程度の賽の目に切る。
2)タマネギはみじん切りにしてください。
3)キュウリは5センチほどに切り縦に千切りにしてください。
3)ニンニクの芽は5センチほどに切ってください。(冷凍のニンニクの芽を準備すると簡単です)、
4)ニンニクはみじん切り。
5)大さじ1杯の片栗粉を同量の冷水でといておいておく。

火入れ
1)中華鍋にごま油をいれ、火をつけ強火で暖め、油からうっすら煙が出てきたら、ニンニクとショウガを入れて油に絡ませ挽肉を入れます。
2)挽肉に塩胡椒をかけ、中火で炒め、火が通ったらタマネギを入れてタマネギが半透明になるまで炒めます。
3)キュウリを加えて炒めます。
4)水カップ1/2を入れて中華だしを加えて少し煮込みます。
5)あくが出ますのであくを良く取り、ケチャップ 大さじ1杯、豆板醤 小さじ1、しょうゆ大さじ 1 みりん大さじ 1杯を加え煮込みます。
6)キュウリがしんなりしたら、豆腐を加え沸騰したら、水溶き片栗粉を加え、とろみを出します。
  このときにあまりかき混ぜないでください、ゆっくり鍋を回すようにしないと豆腐が壊れます。
7)味見をして、辛さがたりない時は、チリペッパーを追加してください。
8)仕上げにクローブの粉を入れるとインドネシア風のタフー・チャンプルのできあがり。
  ご飯にかけて食べるととてもおいしいです。子供がいる場合は、豆板醤を控えてください。



タフー・チャンプル(インドネシア風 麻婆豆腐)
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