8月14日(土) 第86回全国高校野球選手権大会 2回戦 甲子園
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
岡山理大付 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0
東海大翔洋 0 1 0 0 0 0 0 2 X 3 8 0

【投手】
岡山理大付 堀(7)−楠田(1/3)−友田(2/3)
東海大翔洋 川口(9)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R H E
京都外大西 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8 0
横浜 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1X 1 7 0

【投手】
京都外大西 大谷(10 2/3)
横浜 涌井(11)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
熊本工 0 0 0 1 1 0 1 0 0 3 10 0
明徳義塾 0 0 1 0 0 0 0 2 1X 4 8 0

【投手】
熊本工 岩見(8 2/3)
明徳義塾 松下(5)−鶴川(4)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
東北 1 0 3 0 0 0 0 0 0 4 9 0
遊学館 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0

【投手】
東北 ダルビッシュ(9)
遊学館 鈴木(4)−曽根(5)

観戦レポ
この日の第1試合の途中から3塁側のオレンジシートで観戦。
今日は横浜、明徳、東北と今大会注目のチームが登場と盆休みも重なって、もの凄い人。
どの試合もほぼ5万人は入っていたんじゃないかな。
真夏の日差しの中、凍ったお茶とジュースを簡易のアイスボックスに詰め込んで。

第1試合
この試合の東海大翔洋が1点リードの時点から観戦開始。
どちらの投手も目立った球速があるわけじゃなかったけど、いいピッチングをしていて、お互いが攻めきれない回が続いたけど、
結局8回に東海大翔洋が駄目押しの2点を追加してゲームセット。
岡山理大附も単発ではランナーが出るんだけど、もう1本がでなくて無得点。
東海大翔洋のピッチャーがまったくファーボールを出さなかったのが効いてたと思う。
この試合は全然注目していなかったから、いい試合が見れて幸先よかった。

第2試合
この試合の注目はなんといっても横浜のピッチャー涌井
1球目から場内がオォ〜とどよめく。
第1試合の投手と比べると明らかに違いが分るんだよね。
松坂2世といわれているけど、本人は全然似ていないと言っていた(笑)
しかし京都外大西のピッチャーも負けてなくて、敬遠っぽいのが2回あったのが気にいらなかったけど、
それでもお互いいいピッチングをして、息詰まる投手戦。
バックの守りもよく、6回には両校ともスクイズ失敗に終わるなどどっちが勝つか分らなかった。
最後は延長11回のサヨナラを呼び込んだ横浜の勝ちだったけど、このへんがやっぱり横浜の実力なのかなとも思いました。

第3試合
近年では当たり前のように登場するようになった明徳義塾。
練習で登場した時なんかは「あっ馬渕監督!」っていう言葉がチラホラと周りから聞こえてきて、もうすっかり有名人。
一方相手の熊本工のピッチャーはスカウトも注目する岩見。
試合の展開は明徳が先制するもすぐに逆転されて追う展開。
まさに望んでいた展開になってどうなるかと見守る中、最後は自力の差があったのか明徳義塾が8回に追いついて、9回でサヨナラ。
地方大会から全試合一人で投げ抜いてきた岩見投手が最後まで投げ抜いたいい試合でした。
今日2ゲーム目のサヨナラゲームで最高に楽しかったです。
こういう試合とめぐり会える自分はほんとに幸せだ!

第4試合
もう全国的な有名人ダルビッシュ有が登場。

←試合前の投球練習をするダルビシュと群がるファン

写真で撮るためにフェンスにはファンが殺到。
最近は携帯で気軽に写真が取れるから、普段絶対野球なんて見てないだろうなっていう
ミーハーファンが多いこと・・・
この試合は遊学館がダルビッシュに単発の3安打で完全に抑えられて、
ワンサイド的な雰囲気があってすこし残念だった。
遊学館は悪いチームじゃないんだけど、ダルビッシュは人気も凄いけど、
実力もやっぱり本物だと改めて思いました。
去年の夏より明らかに成長しているのが伺えた。




どの試合も投手戦で今年もいいもの見せてもらいました。高校野球はやっぱりいい!!