>>> 2002年1月分
Last-modified: Tue, 22 Jan 2002 00:50:48 JST
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こうして新しい年がきたtripod.com の英語のヘルプを読みつつCGIスクリプトを動かそうと がんばるが、どーしても文字化けを解決できないので、あきらめて hypermartに置いてあるフォームメイラーにデータを渡し、そこからsendmailさせ る作戦にした。そもそも tripod.comでは、sendmailが使えないし、ディレクトリも掘れないから制約が大きい。 だが、作戦変更しても文字コード問題が再燃。 うーむ。 tripod.comでは全く日本語が使えないのかー。
正月は読書三昧本当は、この休みの間にたまった仕事をしておかないとイカンのだが、 結局、何冊か本を読んだ。 ひとつは、村上龍の 「eメールの達人になる」集英社文庫、ISBN 4087201198 660円。 さすがは村上龍だな。メールにおける「日本語」に対する考察が鋭い。 すごく参考になる本だった。が、後半はちょっと飽きてしまった。 読みだしたら止まらなかったのが、これ。ハヤカワ文庫NF 「つかぬことをうかがいますが・・・」科学者も思わず苦笑した102の質問。ISBN4150502323 720円。 「くしゃみをすると目をつぶってしまうのはなぜ?」「魚っておならを するの?」などの、しょーもない質問が山盛り。答えの方にも おちゃらけたものがあって、やめられまへんなあ。 一番ウケたのは「ビールを飲んだ後歩いていると、どうも 道の左側へふらふらと曲がってしまいます。なぜなんでしょう?」 の回答。爆笑してしまった。 「ビッグバンってうるさかったんですか」という質問にもうなってしまった。 と、いうわけで続編も読んでる。 「また、つかぬことをうかがいますが・・・」科学者も居留守を使う98の質問。ISBN4150502595 まだ半分ぐらいしか読んでないけど、「ラップが陶器のボウルにはくっついて も、金属製のにはくっつかないのはなぜ?」と言う質問は、以前から自分も 考えていただけに、「待ってました」とひざを打ってしまったのだった。
VineLinux 2.1.5家にあるサーバー機(命名gonta)の方は、ちょっと前にVineLinux 2.1.5への バージョンアップをすませていたのだが、ノートパソコン(命名fanta) の方は CD-ROM ドライブを内蔵していないし、なんか面倒な気がしてバージョン アップをしていないのであった。 正月休みももうすぐ終りそうなので、今日はバージョンアップに 手を付けることにしたのだ。 さて、まずはVineLinux2.1CRのパッケージに入っていたフロッピーのうち、 Disk2(Boot Disk for PCMCIA Install #1)を使ってパソコンを起動する。 CDは、日経Linuxの2001年5月号の付録、VineLinux 2.1.5(FTP版)である。 起動すると、無事にLANカード、メルコ(BUFFALO)のLPC3-TXを認識してくれる。 ここからが問題だ。CDはgontaの/mnt/cdromをマウントするんだが、最近は smbmount しか使ってないのでNFSマウントのやり方を忘れてしまっていたのだ。 とりあえず、「インストール手段」の画面で「NFS image」を選び、 「NFSセットアップ」の画面では、相手機のIPを192.168.0.10とする。 そして、Vineのパッケージは/mnt/cdromにあることにするんだが、 うまくいかない。おっかしいなあ。/mnt/cdrom/Vineかな。これもだめだ。 困った。インストール作業を中止して、ハードディスクから起動して、 情報を探すことする。いろいろさがしているうちに、 ここに、役に立つ情報を発見した。 gonta機にある /etc/exports ファイルには、/sda fanta(rw) という記述のみ だったので、/mnt/cdrom fanta(rw)を付け加えておく。 そのあと、 # /etc/rc.d/init.d/portmap restart # /etc/rc.d/init.d/nfs restart する。 そのあと、fanta機で # mount gonta:/mnt/cdrom /mnt/cdrom を試してみると、無事にマウントできていることがわかった。 と、いうわけで先程のフロッピーで起動しなおし、無事にアップデートする ことができたのであった。 Kylix の問題2.1.5にアップデートすると、Kylixが起動しなくなったが、 12月8日に落してた glibc-2.1.3-22vl3.i386.rpm をインストールすれば オッケーだった。
wxgこのごろ、なんだか漢字変換が「おばか」だと思ったら、wxgが上がってない。 道理で「井戸宇宙です」とか「AIソフト」になってしまうのだ。おかしいな。 su - して、/etc/rc.d/init.d/wxg start としてみるが、何やらエラーだ。 [root@fanta /root]# Another wxgserver or cannaserver detected(13). If you're sure the server is not running, remove /tmp/.iroha_unix/IROHA. [root@fanta /root]# rm /tmp/.iroha_unix/IROHA rm: ``/tmp/.iroha_unix/IROHA'' を削除できません: そのようなファイルやディレクトリはありません 気を取り直して、cd /tmp/.iroha_unix する。すると、IROHAを削除することが できた。 で、wxgをスタートしてみるが、やはり同じエラー。まだ「井戸宇宙」のままだ。 では再起動するしかないかな。 念の為に、chkconfig --list してみると、wxgがレベル5でオフになってた。 su -のあと、chkconfig --add wxg をして再起動。wxgの場合、ってゆうか 日本語入力関係者の場合、/etc/rc.d/init.d/wxg start とかしても駄目な 場合が多いのだな。なぜでしょう。 「移動中です」「エー・アイ・ソフト」大丈夫みたいですね。 お年玉つき年賀ハガキの当選番号今日は当選番号の発表の日だ。この日のためにkylixで、番号検索アプリを 作成しようと思っていたのだが、遅れてしまった。アイディアは練っていた のになあ。 http://www.post.yusei.go.jp/ に当選番号がありましたので、それを見てチェック。これだけ大量に年賀状があるのに、 当たっていたのは切手シートの数枚のみ。なんだかなあ。 とにかく、番号検索アプリは来年までにはなんとかしよう。ゆっくり 楽しめばよいのだ。
The GNU Privacy Guard (gpg)いざ使おうと思って起動しようとするが、なかなか見つからないものがある。 滅多に使わないので 日常生活に支障はないのだが、なければやっぱり困るもの。先日、ある友人から 「PGPを使ってくれ」と言われて慌ててしまった。いそいでインストールをする。 (大して秘密にする必要は感じてないのだが) 私の場合は、以前からGPGを使っているので、今回もそうした。 最初見たときは誤植かと思ったが。 http://www.gnupg.orgからファイルを入手。バージョンは1.0.6だった。 解凍し、./configure のあと、make したあとにsu で rootになって、# make install という手順はお馴染み。 起動すると「警告: やばいメモリーを使用しています!」というメッセージ (またはその英語版) が表示されるが、これを止めるには、次のようにする。 >#chmod 4755 /usr/local/bin/gpg ここにも役に立つ情報があった。 とりあえず、gpg --gen-key で、自分のメールアドレス用の鍵ペアを作成。 以前作っていたのもあるが、古いのでもう使うまい。あまり配布してないし、 問題もなかろう。 mewで使うために、.emacs(.xemacs.el)の中に記述。 (setq mew-prog-pgp "gpg") (setq mew-prog-gpg "gpg") 鍵の指紋は、 Key fingerprint = FB24 8359 B1A2 7717 080B E4C4 C7E6 D263 194D EF1D ということになったようだ。で、公開鍵はどこに置くのがいいんだろ。 とりあえずここに書いておく。メールください。よろしく。
-----BEGIN PGP PUBLIC KEY BLOCK----- Version: GnuPG v1.0.6 (GNU/Linux) Comment: For info see http://www.gnupg.org mQGiBDxCfioRBAD5pQWRfddNxLQ0q3TvciC0SHC1aRWEwJw43ndgy31re6CiZEQM 5H1JfEAd7X4csRO/V2I65X31+QXNcbOSjXd2YOtt/YafxAPvs0nvuWwIh7XbYxzn 3rG9dR+67gBL03/1hBOsHl/ma/yYm9HHMvrUqFXHQa0GdUtuKlA64sICewCgjcYg 5ZOPffUc2O+YZhIm4zWEGH0D/iFavRHaZGyyoqYpSY+f1KmG4fDxmXOrZCZneMS5 Lohl+z7nYnFMmrv7h0Fm0X7PsvcLrli50mPrIqu7mPwt+bLjET89hSFhd6xCJjxe PIIo8FL4Rja5jh7AOewlKdJJiRzXcBHUv3+d/9Rb5MvIxE1+T7b1lsV3w8fq93J+ AU7eA/4/irgMaZ7C4SXAlM6ybkCqoltryj3bL7oa3giNdpUK9j7k/u5/QHy1uRxC jAXBmDm0fUMC+K+VM3T4LJk6IgDCBl1z8KtIgWez76FVNHvZGktJzXvHxO7gQZ81 WOSFmEKGHhaSI8JFDDimTm6DytCipavDNpC4QiOFDcLfBC28Q7QtSnVuIE9rdWJv IChKdW4gT2t1Ym8pIDxva3Vib0BqdW4uZW1haWwubmUuanA+iFcEExECABcFAjxC fioFCwcKAwQDFQMCAxYCAQIXgAAKCRDH5tJjGU3vHcrfAKCGJDxKRvErBb5nggfz MSeUH6IIiACfe0yKrdc6KyZEknafKIO5vQTrFaC5Ag0EPEJ+mxAIAKuuTVmlpJGM nsaJ3AaCCk/gRnQOTn9C7YPzYKg5+FmjGT3rH2FmKIFQS0HlkBUYqs9n+mS8agU0 LQryeDV6pRtx/lGzUV04kNisTAn9VMloBUz3t8FZIzONS40Q4MHZyV1gT4yO+mBO DjaAT42sLzASZz6/0mMOfuWDGVOCGjzGPtFyGrPFE0iYoi7R/U51y3DhPLR85TtE a4juYhcEAMHBVRd+nwNAhTunpXSQGS+USTkM6IxF60wOxa/ExBOB4Bf2W/lkuwAq o+yedC49/E1O/2YPfkXtqm2kVrDY4wxF2CDnIG6s4Xhrv/iCCZLW+4bsNsQkh6xa OQXQi8ZRnPcABAsH/jE18sOu3Tnzu0bV8HTjhFwlvdCDwmJrT/erVhOxr4GyLabO kZXT4VRV2pfIYKis/dpXvW2n9mAZfV2WT7VgOaGkwXRLXKnr3FfqXwvty4czUyiz fAYZZNbZJ4Cjqth7UIqzESBg/m7ZnTWrp3IO1AEqEavQdKfdmHS3Tmpptfd0KQba 4uF35RFtSlgiszrpNjWGt6OTHLyk3crAHFDTGFvjv/xa5S8CrPTFWcrG+UTWo9e6 polQ5rBYDZstg0CoVhw6NnYvuobcXZ/v0Ab78Yj2FCODWrrdXU/M5xe4QU/ZB0wP XZstpmkdWQfsx5vAQE0NtCS8AP1KI3oMDj9dbQOIRgQYEQIABgUCPEJ+mwAKCRDH 5tJjGU3vHfEsAJ4mOBgSrGj8ONwxZPIYo2heAtS13wCbBXPJUBrHuOns+ecDikrB FSc6i3s= =W3U+ -----END PGP PUBLIC KEY BLOCK-----
mew-pop-delete に悩まされるうーん。難しいもんだなあ。mewがメインのMUAになってきたので、 読み終わったメールはすぐに削除することにした・・・のなら、 mew-config-alist の中の ("default"
;;; 一部伏せ字です。ご了承ください。
("Address". "xxx@xxx.ne.jp")
("user". "xxxx")
("mail-domain". "xxx.ne.jp")
("msgid-domain". "xxx.ne.jp")
("Name". "Jun_Okubo")
("pop-server". "xxx.or.jp")
("pop-auth". pass)
("pop-user". "xxx-xxx")
("pop-size". 0)
("pop-delete". nil)
("smtp-server"."xxx.or.jp")
)
pop-deleteの行を削除するか、nilのかわりにtをいれればよいのだ。 だが今回は、ウインドー図でもメールを読むことがあるので、「3日後に削除する」 などということがしたいのだ。mewのFAQなどを読むと、そんな場合は mew-pop-delete に数字を設定しろと書いてある。 だから、 ("pop-delete" . 3)
これでオッケー、と安心しているとメールは読んだ途端に ばっさりとサーバーから削除されてしまっていたのである。 ううーむ。どうしたらいいんだ。どこが違うのダロウ。 しかたがないので、pop-delete は nilのままにして、 mew-config-alist の外で、 (setq mew-pop-delete 3) などと、やってみることにした。とりあえず、「読んだ途端にばっさり削除」 という事態にはなっていないようだ。3日後にうまく消えているかどうか、 忘れずに確かめることにしよう。 # 別に3日後じゃなくてもいいんだったな。 ちょっと間違い発見「ばっさりとサーバから削除されて」は、間違い。 よく見たら、設定を変更した後の分はきれいに削除されていて、 それ以前の分(つまり「削除しない」とされている分)は残っている。 mewは、それぞれのメッセージをどう扱うべきなのかきちんと覚えているのである。 えらいなあ。 そういうことなのだ。
OpenPOBoxこれは面白いものを、発見しちゃったぞ。 OpenPOBoxという、日本語入力プログラムだ。日経バイトの2002年2月号の記事にあった。 palmなどのデバイスで、日本語を素早く入力できるように工夫されたものだ。 サイトには、「POBox - 予測と曖昧検索にもとづく入力手法」とある。 なるほどね。 Emacs用があるというので、さっそくダウンロードしてきた。pobox.tgz を展開し、./configure してmakeすると、emacs用のpobox.el と romakana.el が出来上がるので、これを /usr/lib/xemacs/site-packages/lisp/ にコピーする。 同じくserver/というディレクトリにposerverというサーバープログラムが できているので、それと辞書関係のファイルをまとめて、~/dict/data にコピーする。辞書ファイルは その~/dict/data/fugodic というのが あるので、それをnkfでeucに変換して、名前をlearndicにした。 さて、poserverを起動して、emacsで早速入力してみる。うーむ。(汗) 面白いが、ひらがなも変換しないといけないので、かなり面倒。 そうか、これはやっぱりpalmで使うようにできているのだな。 スタイラスで一発指定ができる分、ラクかもしれない。
Mew 2.1mew-config-alist の中の pop-delteの謎(数字を入れても動作はtと同じ) がどうしても解けないので、かくなる上はということで、Mewのバージョンを 2.1にしてみた。これまでは1.95b121というβ版だったのだ。 7月の日記を参考にしてMakefileを書き換え、インストールすると あっさり動作してくれた。いやあ、メモっておくと役に立つなあ。 で、("pop-delete" . 3) とかやると、「消してしまう」という動作は とりあえず見られなかった。つまり、なやみの原因はβ版にあったということ。 β版なんだから、きちんと追いかけいなかった私が悪い のである。(反省) あとは三日後にきちんと削除してくれるかどうかだが。 |