- やっぱり、WorkPadを使っているからには、Linux環境でもシンクロすることができるようになると便利だ。と、いうわけで
「日経Linux」のサイトにあった記事を参考に赤外線でPalmと通信するとことにした。
- まずは、赤外線モジュールの準備だ。
# mknod -m 666 /dev/ircomm0 c 161 0
# mknod -m 666 /dev/ircomm1 c 161 1
# mknod -m 666 /dev/irlpt0 c 161 17
# mknod -m 666 /dev/irlpt1 c 161 17
# modprobe irda
# modprobe irtty
# modprobe ircomm-tty
- モジュールが組み込まれたどうかを確認してみる。
# lsmod
....
ircomm-tty 17920 0 (unused)
ircomm 5924 0 [ircomm-tty]
irtty 4892 2
irda 84385 2 [ircomm-tty ircomm irtty]
...
- オッケー。無事に組み込まれたようだ。次はユーティリティーとアプリケーションを
kondaraからダウンロードして、インストールするのだ。
# ftp ftp.kondara.org
> cd pub/Jirai/Jirai/i586/
> get irda-utils-0.9.14-3k.i586.rpm
# rpm -ivh irda-utils-0.9.9-1k1.i586.rpm
- 組み込まれたかどうか、テストしてみよう。まず、アタッチしてから赤外線に反応するかどうか試験する。
# /usr/sbin/irattach /dev/ttyS1
(irattachは,Linux-IrDAスタックをデバイス・ドライバに結び付けるために使われる)
# irdadump
....
08:44:06.066862 xid:cmd 1a609e54 > ffffffff S=6 s=0 (14)
08:44:06.156869 xid:cmd 1a609e54 > ffffffff S=6 s=1 (14)
08:44:06.246851 xid:cmd 1a609e54 > ffffffff S=6 s=2 (14)
....
- よーし。こっちもオッケー。赤外線を監視するirdadumpコマンドでPalmからの赤外線を関知することができるようになった。それでは、jpilotをゲットして
インストールしよう。
ftp ftp.kondara.org
> cd pub/Jirai/Jirai/i586
> get pilot-link-0.9.3-15k.i586.rpm
> get jpilot-0.98.1-9k.i586.rpm
# rpm -ivh --nodeps pilot-link-0.9.3-15k.i586.rpm
# rpm -ivh jpilot-0.98.1-9k.i586.rpm
- さ、これで無事にWorkPadとシンクロできるようになった。これはかなり便利だ。今まではいちいちウインドー図を立ち上げていたもの。しかーし。
印刷機能はかんり貧弱。perlスクリプトで作りなおしましょうかね。
- と、いうわけで機能するようになったのだが、Linuxを起動しなおすと、いちいち赤外線ポート作り、アタッチ作業をルート権限で実行しなければ
ならない。面倒だ。シェルスクリプトをとりあえず作っておくことにしよう。