「リナックスの革命」を(やっとのことで)読了
- ペッカ・ヒネマン著「リナックスの革命〜ハッカー倫理とネット社会の精神」というハードカバーを読んだ。これって、タイトルで惑わされて読みはじめて
しまったんだよね。「リナックス」開発秘話とかそんな話を勝手に想像していた
ので、本の世界に入るのに時間がかかってしまった。
- 原題には「リナックスの〜」なんて言葉はちっとも出てきてないぞ。日本語でサブタイトルになっている「ハッカー倫理」というのが本当のタイトルなんだ。
- THE HACKER ETHIC and the Spirit of the Information Age
- 「倫理」ですよ、あなた。著者は哲学の先生じゃん。難しい(ように見える)言葉がいっぱい出てきてたな、そう言えば。
- いや、だから「つまらなかった」というわけじゃない。労働組合運動にも少しは関係している私にとっては、かなり役に立ったとも言える。まさか
こういうタイトルの本が組合に関係してくるとは思わなかったが。
- つまりこの本は、こういうことが書いてあるのだ。(オビより)
- インターネットとコンピュータの普及により、今、多くの変化が起こっている。従来の資本主義をささえてきた企業的な価値観や規範とは、全く違う何か
〜仕事やお金に対する倫理観、時間に対する考え方〜が近年急速に一般化し、
拡大している。今日のいわゆるネット社会で、どんな変化が実際に起きているのか、
また、いかに変化してきたのかをまとめた、画期的な本!
- うん、確かに画期的だった。最後に「解説」がついていたので助かった、ということも付け加えておかねばなるまい。(河出書房新社1600円)
http://r1100r.tripod.com をリニューアルする
- 私の個人用のサイトのおおもと(ホームページ)は、http://r1100r.tripod.comにあるんだけど、しばらくほったらかし
にしていたそのページをリニューアルしたのだ。
- この tripodは、「さすが本場アメリカ太っ腹だねえ」って感じで、無料なのに50メガも使えるのだ。
ずっと以前に
なにげなくサインアップしてたんだけど、URLが短いので名刺や残暑見舞い
の片隅にも書き込みやすく、これから本格的に使っていこうというわけ。
- このサイトの特徴は、「サイトビルダー」というユーティリティがあるということ。普段は「生タグ書きこみ」という手法でしかサイトを
作ったことのない私は、このページだけは「サイトビルダー」だけで
記述しようと自分でルールを作っている。(正直言ってかなり「だるい」
ですが)
- 問題は、日本語が完全に文字化けしてしまうこと。プレビューでうまくいっても、必ず化ける。なぜかというと、この「サイトビルダー」は、
終了するときに、charset=iso-8859-1というMETA タグを書き込むのである。
- 「日本語いじめ」としか思えない仕様だが、「ソースを直接いじらない」という決めている私は、日本語はgif画像で表示することにしたのだ。hi.
ま、簡単なメニューだけだから、重くなる心配もなかろう。
- こうしておくと、ヨーロッパに住んでいる友人も、パソコンに日本語フォントがなくても読んでくれるというわけだ。
- かくして「サイトビルダー」だけで絶対文字化けしない日本語ページは完成したのであった。ではまた〜。
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