座間味
  今年(2004)の西表は、ずっと台風にたたられた。しかも、6号と7号に・・・。
それでも、西表の海は綺麗だった。
珊瑚は、色とりどりで細い枝珊瑚から、
どっしりとしたはま珊瑚まで元気いっぱいだった。
珊瑚には、いろんな種類のスズメダイやチョウチョウウオがいっぱい群れていた。
さいわい天気は良くて、(台風のうねりは入っていたが)海の中は明るかった。
しかし、ブランクダイバーの僕は、
カメラのオートフォーカスのスイッチがマニィアル側に動いていたことに気づかず
写真を撮りまくっていたのだった。
海が明るいことがさいわいして、絞って写真を撮ることが出来たので、
ワイドレンズの強さというか、ピントの甘さは余り目立たないですんだ。

  西表には、石垣港からあんえい号に乗って、船浦まで約40分。
石垣までは、関空からは直行便(連休を絡めると、なかなか取れない。)。
または、那覇経由で石垣。
今回経験してわかったが、2ヶ月から1ヶ月前に満席なのに、
10日くらい前になると空席が出来る。
どうやら、とりあえず押さえておくだけの目的で航空券を予約する輩がいるようだ。
今の航空券の予約システムを何とかしないことには、どうしようもない。
直前まで予定が立てられないのでは、動きようがない。
誰かいい考えはないでしょうか?

   西表には、こじゃれたホテルはない。
ユニマットの高級リゾートホテルはあるけど・・・。
一応仮オープンしているので、偵察に行ってきた。
ロビーに置いてあるサンピン茶を大きな顔してごちそうになって帰ってきた。
とても立派で、豪華で、バブリーである。
きっと、一泊何万円もするのだろう。
僕たちが泊まったのは、上原館という民宿。
素泊まりで5000円だけど、ツインベッドでバストイレ付き。
冷蔵庫はないけど、どうせ寝るだけだから、綺麗だったし、快適だった。

   上原館の隣に、イタリアンレストランがある。
店が狭いので、予約をしないとトップシーズンは断られるかもしれない。
なかなか美味しいが、ニンニクはちゅうちょなく使われているので、
おなかの弱い僕は毎日・毎晩ピーピーだった。
僕は、沖縄の民宿に泊まって民宿の料理を食べるのは、苦手である。
民宿の料理だと、刺身と和え物と焼き魚(あるいは煮魚)と肉と汁物が定番である。
そして、なんだか今ひとつの味付けである。
一生懸命作ってくれているから、残すのも悪いし、どうも居心地が悪い。
あちこちの店で、あれこれ好きなものを食べた方が楽しいと思う。
そんなわけで、僕はいつも民宿の食事は食べないことにしている。



         


         


         


         

                       
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