DIARY

12月28日 Sat 2002
     仕事納め
  やっと一年が終わった。 だからどうだとか言うこともないけど・・・。
「やっと、一週間が終わって、日曜が来て、一日休んで、また月曜が来る。」ことの、
ビッグウェーブ版みたいなモンであるが、なにはともあれ、しばらく休めるのがいい!
もっともまだ、雑用がいっぱい残っているけど・・・。
そういえば、今日、蕎麦打ちのYさんが、蕎麦を打ってくれた。
僕が打つ蕎麦と違って、均一にほどよい太さの、ちゃんと長い蕎麦であった。
打ち立てで、香りが良くて、たいへんおいしくいただいた。
僕の蕎麦は、香りはいいけど、短くて、太さは、きしめんからそうめんまで様々である。
今度は、蕎麦用の包丁を買って、もっと見た目の美しい蕎麦を打ちたいと思っている。
それから、今日、やっと、青森から注文していた納豆が届いた。
わらに包まれた本格的な納豆で、混ぜるのに、肩に身が入るくらい粘っている。
やっと食べられるくらいになって、すごく楽しみにしながら口に運んだ。












ワラの味と、ワラのにおいがした。



30本も買ってしまって、どうしよう!
12月27日 Fri 2002
    年一回の幸せ!
  昨日は、僕の誕生日。
誕生日には、僕の大好きな




     
ハムのコロッケ



                                          が食べられる。
家内は、作るのがめんどくさいらしくて、誕生日と、
ごくまれに気が向いたときに作ってくれる。
詳しくは、コラムに!

12月26日 Thu 2002
   もう許せない!NTT
  インターネットを12メガのモアに変更した。
回線の変更が24日に行われているのに、モデムが届かない。
昨日、こちらから苦情を言って、やっと届いた。
今度は、LANのランプがつかなくて、今日係員が調べにきた。
「モデムとケーブルは正常だから、お宅のパソコンが悪い。」
といって帰っていった。
オイオイ、そりゃないだろ。
懇意にしている、パソコンのプロに相談して、
やっとLANのランプがついたが、やはりつながらない。
NTTにはこの間も、何回も相談しているが、らちがあかない。
あげくに、モデムを初期化しろと言われてやったら、
またLANのランプが消えてしまった。
この間、何回PCの再立ち上げを繰り返したことか!
自慢ではないが、僕のPCは、いっぱい周辺機器がくっついていて、
再立ち上げには5分以上かかる。
イライラの極限である。
「これからは、絶対にNTTの製品は、買わない。」と固く誓ったのである。
12月25日 Wed 2002
  臭いチーズだけど・・・
  昨日は、チーズを食べた。
僕の兄がやたらと臭いチーズが好きで、その影響で、
僕も、ゴルゴンゾーラくらいまでなら平気になってきた。
兄にチーズを送ったついでに僕用のも買った。エボワスというチーズである。
以下は、説明文
エボワス: ワインの名産地のブルゴーニュ地方らしく、
ぶどうの絞りかすで作るブランデーの一種、マール酒で洗いながら熟成させたチーズ。
皮は美しいオレンジ色で、しっとりつやつやして張りがあります。
その芳醇な強い匂いと濃厚な味は、まさに究極の逸品。
ラミ・ドゥ・シャンベルタンより洗う回数は多く、
繰り返し手で1週間に1〜3回洗っては1ヵ月熟成させます。
中身は柔らかく、完熟のものはスプーンですくえるほどです。

味はランク5(とてもストロング)とのこと。
あの青カビの臭い臭いゴルゴンゾーラ・ピカンテでも、ランク3(ノーマル)です。
包みを開けるとラップされたチーズはオレンジ色で美しい!
ラップには、チーズが呼吸できるように小さな穴が無数にあけてある。
そこから漏れ出るにおいは・・・
僕は、強いアンモニア臭と腐ったような香りがすると思った。
息子曰く





          
うxこのにおい

ゲゲッ! でも、がんばって食べてみた。
すると、 美味い!芳醇な味で、においとは違う味である。
僕は今まで、食べ物のにおいと味は、同一であった。
においと同じ味がするのが普通であった。
(「だったら、なぜ食べたのか?」と聞かれると、困るが・・・、
きっと、「まだ、うxこの味を知らないから」かな?)
とにかく、においとは全然違う濃厚な芳醇な味であった。
美味いので、やめとけばいいのに、さらに食べ続けた。
途中で、胸が悪くなってきた。
ふと気づくと、部屋はそのチーズのにおいが充満していた。
いやしいままに、度を過ごすとろくなことはない。
でも、また食べてもいいかも・・・。
12月24日 Tue 2002
      今日はイブ
   イブといえば、人類の最初の女性。
(いつもながら、めちゃくちゃな話の展開)
彼女は、いつ頃どこに存在したのだろうか?
そんな疑問に、一つの回答が出ている。
以下のことを利用して推測する。
1.人の細胞の中のミトコンドリアに存在する遺伝子は母親の遺伝子と同一である。
従って、もし突然変異がなければ、現代人の細胞のミトコンドリア内の遺伝子は、
すべて、イブと同じはずなのである。
2.その遺伝子(DNA)は100年に一度くらいの割合で、突然変異で変わる。
だから、人種や個人差があるわけである。
 以上のことから、各大陸のランダムに集めた人の細胞内ミトコンドリアの遺伝子の
変異分布図を作って、コンピューターで演算すると、
イブは、中央アフリカの黒人女性であった可能性が高く、
あれ、時代は、?えっと・・・、忘れました!
でも、自分のずっと昔の祖先はアフリカの黒人女性って、なんかぴんと来ないけど
ロマンを感じませんか?

いずれにしても、


             
  メリー クリスマス!
12月21日 Sat 2002
    連休
   やっと、一週間が終わった。これで、一息つける。
週休二日が、つくずくうらやましい!
しかし、そうすることは、社会的にも、経済的にも不可能なようだ。
当分は、こうやって、一週間単位で働いていくのだろう。
国立病院のようなわけにはとうてい行かない。
毎月、祝日があって、週休二日になる週があると、本当に一息つける。
そういえば、6月にも、祝日が必要だ!
名目は何でもいいから早く作ってもらいたいものだ。
12月20日 Fri 2002
    歯と脳梗塞の意外な関係
  中高年男性4万人を12年間追いかけた研究で、研究がスタートした時点で歯が25本未満だった人では、年齢などで補正しても、25本以上歯があった人より1.5倍脳梗塞になりやすいことがわかった。歯周病がある人には脳梗塞や心筋梗塞が多いが、今回のデータ分析では、歯の本数の方が脳梗塞との関連が深く、歯周病とは別の理由がありそうだという。研究結果は、米国心臓協会(AHA)の学術誌であるStroke誌の2003年1月号に掲載される。

 今回得られたデータは、歯科医や薬剤師、獣医師など、医師以外の男性医療従事者が参加する前向きコホート研究「HPS」(Health Professional Study)の追跡研究を解析したもの。40〜75歳の男性医療従事者4万1380人を12年間追跡して、脳梗塞の起こしやすさと歯の本数などとの関係を調べた。

 研究が始まった時点で既に歯がかなり抜けていた人は、歯が揃っていた人よりも概して高齢。さらに、お酒の量が多く、運動不足気味で、喫煙者も多かった。こうした条件はすべて、脳梗塞を起こしやすくすると考えられている。

 そこで研究グループは、これらの条件でデータを補正し、仮に同等の条件だったときに歯の本数で脳梗塞の起こしやすさが変わってくるかどうかを計算した。すると、歯が25本より少ない人では、歯が25本以上残っている人よりも、12年間で脳梗塞を1.57倍(95%信頼区間:1.24〜1.98倍)起こしやすいと算出された。

 ところで、歯周病、つまり口の中に慢性の炎症がある状態が長く続くと、炎症物質が血管の動脈硬化を促進し、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなると考えられている。もちろん、歯周病があると歯が抜けやすくもなる。しかし、今回の研究では、歯周病がある人と無い人に分けて解析しても、「歯の本数が脳梗塞の起こしやすさに与える影響度」に違いはみられなかった。

 面白いのは、12年の追跡期間中に歯が新たに抜けたかどうかと、脳梗塞の起こしやすさには関係がなかったこと。このデータは、歯周病以外の、歯が抜けるような“何か”が脳梗塞を起こしやすくするとしても、それには12年以上の長い歳月がかかることを示している。また、歯の本数が少ない人で特徴的なのは、野菜や果物を食べる量が少ないことで、「それが影響している可能性もある」と研究グループはみる。

 どうして歯の本数が脳梗塞の起こしやすさと関係しているかには、このように色々な可能性があるが、脳梗塞になりたくなければ、今のところ歯を大切にするに越したことはないようだ。

 この論文のタイトルは、「Periodontal Disease, Tooth Loss, and Incidence of Ischemic Stroke」。
12月19日 Thu 2002
     ちょっと偉い?
  昨日の、朝日新聞の夕刊に

「鼻にシュッ、インフルエンザ防げ」

という見出しで,インフルエンザワクチンの鼻腔噴霧が紹介されていた。
インフルエンザの鼻腔に噴霧するワクチンの有効性と安全性が、
米食品医薬品局(FDA)のワクチン諮問委員会で、認められたという内容だった。
このワクチンは、インフルエンザウィルスを生きたまま、弱毒化して作られたもので、
現在日本で作られている、ウィルスを不活化させた従来型のワクチンとは違うが、


原理は、「インフルエンザウィルスが最初に感染して
増殖する場所(つまり、鼻腔と咽頭の粘膜)に
免疫を作って水際で予防しましょう。」という考えである。



僕のところでは、ずいぶん前から、インフルエンザワクチンには重大な副作用があるので、
僕や家族や従業員には鼻に噴霧していた。
もちろん、ワクチン希望者にも、鼻に噴霧を希望される人達にはそうしていた。
(説明するのに時間と根気が必要で、みんなに説明するのは、かなりしんどい!)
この方法でも、鼻や咽頭の粘膜に免疫が出来ることは、文献で確認していた。
医師会の中にはこうすることに陰口をたたく医者もいたようで、
「もっと勉強してから批判したらどうだ。議論ならいつでも受けて立つぞ。」と思っていたが、
表だってやり合うのも具合が悪いし、誰だかわからないし・・・。と思っていた。
今回のワクチンも、開発されていることは、すでに知っていたが、
やっと日の目を見たというところである。

もっとも、日本で一般に使われるようになるのは、いつの日のことやら・・・。
12月18日 Wed 2002
     ぼやき   
  最近やたらと、忙しい。
「よくはやっているからいいじゃないか。」と思われるかもしれないが、
確かにありがたいことだとは思うけど、
僕の能力は、すぐに限界に達してしまうようで、一日60人を超えるときびしい。
100人診ると、完璧パニック状態で、「誤診をしていないか、間違った指示を出していないか」
大変に不安である。
出来れば、60人ぐらいで勘弁してもらいたいと思っている。
しかし、診療報酬の激減で、忙しいのに、以前よりも収入は減っている。
  「じっと手を見る!」ってか?
見てもしょうがないので、見ないけど・・・。
大体、誤診するかもしれないくらいに忙しくしないと、
経営が成り立たないような制度は おかしい。
診察は、時間制にすればいいのに。
と思うが、労働厚生省の馬鹿どもはそんなことはしないのだろう。
これからも、医療環境は悪くなるばかりのようだ。
12月17日 Tue 2002
       これから往診
  これから往診にいかないといけないので、今日の日記は、これでおしまい!
往診は、基本的にはしないようにしているんだけど、
いつも来てくれてる人が具合が悪くなった時は、行く。
というわけで・・・。
12月16日 Mon 2002
       病院に近づいてはいけない!
  とうとう、この地区(南花台)でインフルエンザが猛威をふるい始めてきた。
先週まで、一日に1〜2人だった患者数が、今日は5人になった。
病院の待合室で、熱が出て、しんどそうにしているヒトには、近寄らない方がいい。
そんなヒトが、咳している時は特に!(僕はどうなる?)(でも、なぜか、もらわないことが多い。)
少々の風邪なら、病院に行かないで、家で暖かくして寝ている方が安全である。
当院に来る人は、電話で予約して、待合室にいる時間が出来るだけ短くなるように!
もうすぐ、この地区での、「感染爆発」が起こりそうだ。

ほとんどがA型インフルエンザで、咳、発熱、全身倦怠感、関節痛を伴っている

今は、インフルエンザウィルスの増殖を抑える薬があるので、
発病して48時間以内に服用すれば、ほとんどは服用して24時間以内に
熱が下がって、諸症状も改善する。
問題は、子供用のドライシロップがどこかで大量に買い込まれてしまって、
一般の医療機関では使えない様になってしまっていることだ。
もういい加減に、そんなくだらんことはやめればいいのに、
毎年のように、同様のことが起こる。
去年までは、インフルエンザの試薬だったり、ワクチンだった。
厚生労働省の監督が不十分だから、こんなことが起こる。
製薬会社の良心は、もはや期待はしていない。

奴らは、儲かれば、悪魔にでも魂を売るだろう。

やつらが、悪いことが出来ないように、やってることを白日の下にさらしておけば、
奴らは悪いことは出来ない。
厚生労働省の役人達よ!



天下りの先を探すより、きちんと仕事をしろ!

PS. 先週末の、高熱が続いた子供達は、日曜から熱が下がった。
土曜から下がってくれれば、僕も親も安心できたのに、思うようにはいかないものだ!

12月15日 Sun 2002
     今日はAKA(関節運動学的アプローチ)の講習会
  AKAは、腰が痛くなったり、首が痛くなったりしたときに、
徒手により、痛みや運動制限を治療する方法である。
整形外科に行くと、レントゲンを撮って「骨には異常がないですね。」
と言われて電気を当てたり、機械で引っ張ったりする。
効かないことはすでに証明済みであるのに・・・。
さらに、痛み止めの「ボルタレン」とか「ロキソニン」とかが処方される。
確かに痛みは、軽くなるが、治っているわけではなくて、
痛みを感じにくくしているだけである。
副作用も、かなりのものがある。
(僕は、よほどのことがなければ、使わない。と言うより、恐くて使えない。)
ボルタレンは、ボランティアの学生に服用させて、
翌日、内視鏡検査をすると、半数以上に胃から出血を認めたというデーターがある。
他にも肝機能障害や、薬物アレルギーも恐い。
とにかく、恐い上に、原疾患の根本的な治療にならない薬を使うより、
「ずれていて痛い関節を、元の痛くないところに戻しましょう。」と言う治療である。
僕の所は内科なので、別に、腰痛を治す必要はないのだけど、
整形外科で訳の分からない薬をあれこれ出されたりするのは嫌だし、
「なかなか治らない。」と僕に苦情を言われて、困っているのを見ていると、
つい、AKAをしてしまうことがある。(なるべくしないようにしているけど・・・。)
時間も手間もかかるし、保険点数が余計に認められているわけではないので、
全くのサービスである。
ばからしいけど、喜ばれるとつい、いい気になってやってしまう。
もっとも、まだまだ、技術が未熟だけど・・・。
それでも、けっこう良くなる事があるので、ついつい、講習会にも行ってしまう。
12月14日 Sat  2002
     本格的風邪のシーズン
  いよいよ風邪のシーズン突入みたいだ。今日もさっき仕事が終わった。(今2時50分)
インフルエンザも、ただの風邪も、おなかの風邪も、増えている。
今年のただの風邪は、結構高熱が出るみたいで、紛らわしくってしょうがない。
インフルエンザかどうかは、咽頭か鼻の奥の粘膜を綿棒でこすり取って、
そこにインフルエンザのウィルスがいるかどうかを検査キットで判定する。
今年は、A型とB型を判別して検査するキットが、以前ほど、
手に入りにくくないような感じなので、迷わずに検査している。
(去年までは、効率よくしない、とすぐに足りなくなってしまった。)
もうすでにA型もB型も出ている。
おまけに今年は、なんだか知らないが、肺炎になる人も何人かいて、
(一応、肺炎の人達は、現在、治癒傾向にあるが、)
高熱が続く子供も何人かいる。この週末は、落ち着かなくなりそうだ。
12月13日 Fri  2002
    ラクダの股引は過去の話
  昨日は、スキーウェアを買いに市内に出かけた。
今までのものは、かれこれ20年も着続けていて、
「色がくすんで、古ぼけてきている。」のだそうだ。
僕としては、とても気に入っていて,まだ着たい気持ちがあるのだが・・・。
子供達も、ゲレンデでとても見つけやすい
(独特の水色で、昔のYAMAHAスキーチームのカラーだったような記憶がある。)
ので重宝しているようだが・・・・、今年から、きっと探すのに苦労するのだろう。
(さっそうと、こぶの急斜面を滑ってくるおじさんを捜せばいいのに・・・。)
そういえば、昔は、ゲレンデではぐれると、なかなか再会が難しくて苦労したものだ。
一時期は、小型のトランシーバーを使っていたが、今では、携帯電話があるので、
もっと確実に連絡が取れるようになった。(トランシーバーはよく届かないことがあった。)

・・・、どうも、いつも主題からそれてしまう傾向がある!
新しいスキーウェアは、ハイテクの素材が使われていて、驚くほど暖かい。
湿気を透過する素材とやらで、本当に着ていて服が呼吸する感じがする。
これだと、薄着でスキーが出来る。
これで、滑っていると熱いし、リフトでは寒いというジレンマが
かなり解消できるのではないかと期待している。
でも、今年ウェアを変えた最大の理由は、
「腹回りが、はじけそうで、ファスナーが閉まらなくなりそうだった。」
なんて、死んでも言えない!
12月11日 Wed 2002
    美味い蕎麦のシーズン  
  冬は嫌だけど、蕎麦がうまいのが嬉しい!
スキーも出来るし、酒もうまいし・・・
あれ?僕は、冬が嫌いではないのだろうか?
そういえば、昨日、今シーズン初めて雪が降った(積もらなかったけど)。
それだけで、ルンルンしてしまった。
「もうすぐ50のおやじが、ルンルンしても気持ち悪いだけだ。」ってか?
頭の中身なんて、20歳の時と大して変わってはいないのは、
50歳になればきっとわかる! ねっ、Sさん!
全然主題に入っていけないが・・・。
少し前に蕎麦を打った。
堺の製粉所から直接分けてもらった蕎麦で新蕎麦である。
今まで食べた中で、一番美味かった!
なぜか、今回は、蕎麦も太くなくて、ほどほどの細さに切れていて、
香りがよくて、満足だった。
今年になってやっと、蕎麦の切り方が少しわかりかけてきたみたいである。
切るのではなくて、そぎ落とすように、削るように切るのだということがわかった。
今日は、蕎麦打ち台をホームセンターで買ってきた。
今までのは、少し小さくて1kgの蕎麦粉を打つには小さすぎるので、
一回り大きな合板の板を買って帰った。
蕎麦を切る包丁も、もう少し大きいのがほしいが、これは今後の楽しみになりそうだ。 
12月10日 Tue 2002
    金剛山初冠雪
  今日は、金剛山に冠雪があった。冬は寒くて嫌いだけど、
りんとした空気の中に冠雪をいただいた金剛山をみるのはいいものだ。
写真を撮ろうかと思うが、寒いし、いいアングルのところまで行くのはおっくうだし、
時間がないし、カメラにフィルムが入っていたかどうか・・・・。などと考えている内に
今年も写真は撮らないで終わるのだろう。

 昨日の日記のリンク先の内容でわかりにくいことがあれば、聞いてもらえれば説明します。
要約すると、
基本的には、細菌がいても、感染を起こすことの出来る「血流の悪い組織」や「血のかたまり」や
「死んでしまった組織」が無ければ、感染は成立しないので、傷はよく洗うべし。
そして、傷口が乾燥すると細胞が死んでしまうので、傷口は乾燥させないようにすべし。
傷口がじくじくしているのは、傷を治すために組織の成長因子などが分泌されているので
悪い兆候ではない。 といったことだと思う。

     
12月9日 Mo 2002
    消毒不要論
 以前11月28日の日記で、傷の消毒についての新知見があると書いていて、
その後、詳しいことを書くと言っておきながら忘れていた。
以下に、その新知見を紹介しようと思う。

 下記に述べることは正しいことだろうか? 正しい項目に○をつけてみてください。

  1. (裂傷,挫傷,縫合創,熱傷,褥瘡など・・・)は必ず消毒する。消毒しなければいけない。
  2. 傷は消毒しないと化膿する。傷が化膿しないように消毒している。
  3. 傷が化膿したので消毒する。
  4. 傷にはガーゼをあてる。
  5. 傷は濡らしてはいけない。縫った傷は濡らしてはいけない。
  6. 痂皮(カサブタ)は傷が治るときにできる。痂皮ができたら傷が治る。
 恐らく,現役の医者・看護婦のほとんどがこれらに丸を付けるのではないだろうか?

 実はこの全てが間違っている。

この通りにすると,傷の治癒は遅れるばかりだ。つまり,大部分の医療従事者は間違った知識を持っている。


 正しい知識は次のようになる。

  1. 傷は消毒してはいけない。消毒は,傷の治癒を遅らし、妨害しているだけの無意味で愚かな行為である。
  2. 消毒しても傷の化膿は防げない。傷の化膿は別のメカニズムで起こっている。
  3. 化膿した傷を消毒しても,治療効果は全くなく無意味である。
  4. (特に皮膚欠損創)にガーゼをあてるのは,創治癒を遅らせる行為である。
  5. 傷はどんどん洗ったほうが良い。傷の化膿の予防のためにも,治癒を促進させるためにも最も効果がある。縫合した傷も洗ってよい。
  6. 痂皮は傷が治らないときにできる。痂皮は創治癒がストップしているからできている。痂皮は創治癒の大敵である。
  以上は、http://www.asahi-net.or.jp/~kr2m-nti/wound/ から参照しています。
 さらに詳しいことも、上記のHPに記載されていますから興味のある人は読んでみてください。

では、傷を受けたらどうしたらいいのか?
  
  まず、けがをしたら、水道の水でよく傷口を洗う。
  傷口が乾かないように、傷の上から治療用の被覆材をかぶせる。のが理想ですが、
  一般に被覆材は手に入らないと思われるので、濡れたガーゼをかぶせてラッピングする。
  (直にラッピングしてもいいと思う。)
この傷治療の概念が一般化するのはいつのことだろう?当分なさそうだけど・・・。

  
12月7日  2002
   ニワトリの番をキツネにさせる
「んなわけないだろ!」といいたいが、実際にそうなってしまいそうである。
医薬品の開発振興、被害救済、新薬承認、安全監視業務を国の直接管轄からはずして、
独立行政法人 「医薬品医療機器総合機構」 (以下、新法人と略)
に移行させるための法案が11月19日可決された。
この法案の最大のポイントは、
新薬審査や安全監視部門で実質的に仕事する職員として、
製薬業の社員が積極的に入り込むことになる点である。
国境なき医師団のエレン・トゥーン氏の言葉を借りると。
「ニワトリの番をキツネにさせる」ようなものである。
元々、前述の医薬品の開発や被害救済、安全監視業務は国が直接するべき仕事である。
審査能力のある人材が乏しいからというのがその説明だが、
とうてい納得の出来ない理由である。
新法人には、運営資金面でも企業からの資金の流入が予定されている。
それで公正な審査が出来るとはとうてい思えない。
国のチェックでさえ、エイズ・サリドマイド・スモン・硬膜移植によるヤコブ病
数え上げたらいくらでも出てくるほど(天下り先だったりする程度でも)
上手く機能しないのに、もろにそうなってしまってうまくいくはずがない。
元々、
「盗人(国会議員)が盗人を取り締まる法律を作るシステムの国」だから、
盗人どもには、そういうことに対する危機感がないのだろうけど・・・。)
12月6日  2002
  ギョッ!
石垣のスーパーでスッパイマンを大量に買い込んだ。
こちらのコンビニでも売っているけど、お徳用袋はない。
食べ出すと癖になって、一日に何個も食べていた。
「血圧も高くないし、まぁいいか!」と思っていた。
一昨日のことだった。
風呂に入る前に体重計に乗ったら・・・
一瞬信じられなかった。いつも見慣れた数字が出るはずなのに・・・。
3kgも増えていた。
足が重だるいので、押さえてみるとくっきりとへこむ。
むくんでいる!
昨日からスッパイマンをやめて運動した。
運動中はまだむくんでいたが、夜にはむくみはなくなって、
体重も、元に戻っていた。
油断禁物である。
皆さんも塩分の摂りすぎにはご注意を!
12月5日  2002
   ピカソってやっぱ・・・。
今日の新聞で、ピカソとジョアンミロ展のことが書いてあった。
ピカソが子供の絵画展を見て、
「私が子供の頃には、ラファエッロのように描いたものだ。」
と言ったそうだ。これはもちろん自慢ではなくて、その後に、
「彼らのように描けるようになるのに、一生かかった。」と続くのだそうだ。
でも、やっぱりすべてがそろった上での境地と、そうでない場合とは違いがある。
初期の頃の、青の時代の前のピカソの絵も、僕はとても好きだ。
キュ−ビズムになってからのものも好きだけど。
どう考えても、子供の頃から、あんな風に描けるのは天才そのものだと思う。
絶対に僕には、ひとかけらもないセンスだ。
彼が写真を撮ったら、きっといい写真を撮るんだろうなぁ!
12月4日  2002
  昨日は講演会
昨日は、講演会で、子供は何を訴えているか?(サブタイトル:心身症・「キレ」る子の増加)
と言う演題で講演があった。
なんだか、右翼的な話で、「母なる国を愛せない今の大人が、子供を育てるからそうなる。」
みたいな話で、ついついまぶたが重くなってしまった。
すると、横から、肩をたたく人がいる。
「先生、聞いてる?」 って (寝てるんだから聞いてるわけがない。)
ふっと顔を向けると、O先生が「お茶に誘ってくれている。
学生時代から、どうも、授業をサボる運命がついて回っているみたいだ。
結局、お茶飲んで、世間話して、終わってしまった。
でも、この講演会の話は、一部気に入らないけど、おもしろいところもあった。
僕は、「国」はどうしても愛せない。
日本の文化や日本の国民は愛せるけど・・・。
おもしろいところは、「子供は、小さい時ほど、その子の本質が出ている。」
と言う説である。その本質に、環境因子などに影響された性格が覆い被さっていって
性格が形成されるのだそうだ。
だから、幼稚園や小学校低学年の子供の時に、
その子の本質を見抜いてやらないと、その子も親も、
大きな間違いを犯すことになる。
自分の子供を、バットで殴り殺した父親の事件や、神戸の事件も、
その子の本質を小さい時期に見抜いて対処してやれば、
防げたかもしれないという話だった。
赤ちゃんの時に、おなかがすいたり、おむつが気持ち悪くて泣く。
泣くと、母親が自分の気持ちのいいようにしてくれる。
これがコミュニケーションの第一歩で、そこから上手くコミュニケーションがとれないと
情緒的に不安定になってしまうそうだ。
そういえば、「心」のことを「知情意」と言うのだそうで、
「いい言葉だけど、すたれてきた。」と演者が嘆いていた。
うん、確かにいいかもしれない!でも、きっとすたれるだろうな!
そんな言い方、めんどくさいもの・・・。それに、やっぱり右翼的だし・・・。
12月2日  2002
 今日は何の日か知ってる?
今日、12月2日は『日本人宇宙飛行記念日』だそうです。
1990年にTBSの秋山豊寛記者が、当時ソ連のソユーズTM11号に乗って
宇宙に打ち上げられた日で、日本人が、初めて宇宙に行った日ということです。
当時、宇宙特派員として、生放送で宇宙からのレポートを送るということで
話題になりましたが、その第1声が

「これ、本番ですか?」

という、いかにも放送局員らしい言葉だったそうです。
秋山さんは宇宙船ミールに
乗り込んで、9日間の宇宙からのレポートを送ってきました。
宇宙から見た地球について、さまざまな報告がありましたが、
とくに日本の上空に来たときは、その姿にびっくりしたそうです。

日本の周りの海は灰色をしており

地上(特に関東平野)は
「灰色がかったコケがはびこっている。」
と表現しました。
雲も日本上空では灰色がかったように見えたそうです。
秋山さんが宇宙から日本の空を見て12年、
その後盛んに環境問題が取上げられていますが、
今はどんな色になっているのでしょう?
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Last updated: 2002/11/26