Tuesday, 26 November,2002 |
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今から、会議。 |
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これから家に帰って、晩飯を食べたら、9時から会議に行かなくてはいけない。
ゆっくり、日記を書く間がない!
日記のネタは、いっぱいメモってあるんだけど、また今度、小出しにしよっと!
島バナナは、今回は、おいしくいただけました。
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Monday, 25 November,2002 |
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今日はおつかれ! |
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今日の昼過ぎに、石垣から帰ってきた。おみやげは、もちろん島バナナ!
公設市場のばぁちゃんが「このバナナは、黄色くなってすぐに食べたらいかん!一日おかないと渋みが残るから。」と教えてくれた。
そんなことはもっと早く言ってくれ!
いままで、何年にわたって、何度渋い思いをしたことか!
夕方から仕事に復帰した。精神的には、癒されてきたので、みんなに優しくできるんだけど、体がだるくて、眠たい!
と言うことで、今日はこの辺で・・・。
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Friday, 22 November,2002 |
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イルカってすごい! |
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イルカ――陸から海へと舞い戻ったホ乳類。
彼らはおもちゃを与えられなくても、自分たちでおもちゃを作り出して遊びます。そのおもちゃとは気泡のリング。噴気孔から水中に吐き出す空気をうまく調節してリング状にする。また、尾ビレを使って渦を作り、そこに空気を吹き込んでリングにすることもできます。仲間同士でリングを交互に作ったり、輪くぐりをしたり・・・。
さて、そのイルカですがほとんど眠ることはありません。彼らは水面に浮かぶ時や海底へ潜った時に少し眠るだけ。彼らは肺呼吸ですから海中では息が出来ません。
海中で呼吸が出来るのは、エラを持つ者だけです。つまり、海中で眠るというのは、そのまま"死"を意味します。
しかし、彼らの眠りのスゴイ所はそれだけではありません。片目をつぶり、左右の脳の一方を休めるという離れ業をやってのけるのだからオドロキです。これを交互に
繰り返し、泳ぎながらも眠り続けることが出きるといいます。
・・・でも、僕は、生まれ変わっても、イルカはパス!
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Thursday, 21 November,2002 |
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アクセスカウンター |
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今のところ、誰からも、アクセスカウント2000番の申告がない。「写真なんていらない。」と思われてると思って、がっかりしていた。
家内から、「誰もアクセスカウントなんて見ないよ。」と言われた。考えてみれば、下の方にあって、目に入らないかもしれない、と自分で自分を慰めている。
今度は、少し上に上げたので、2100番で写真はがきをプレゼントしたいと思う。
(でも、やっぱり、不安!)
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Wednesday, 20 November,2002 |
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コーシー好きの人は糖尿病になりにくい! |
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オランダで行われたコホート追跡研究(注1)で、1日に7杯以上コーヒーを飲む人では、7年間で2型糖尿病(注2)を発症する比率が1日2杯以下の人のほぼ半分であることがわかった。
コーヒーに含まれるマグネシウムやクロロゲン酸など、カフェイン以外の成分に、糖尿病の発病を防ぐ働きがあると研究グループはみている。研究結果は、Lancet誌11月9日号に掲載された。
研究グループは、オランダのDoetinchemとMaastrichtに住む30〜60歳の、糖尿病にかかっていない男女1万7111人を約7年間追跡。
1日に飲むコーヒーの量と、糖尿病の発症リスクとの間にどのような関係があるかを調べた。調査対象者は平均して、1日5.2杯コーヒーを飲んでいた。7年間で2型糖尿病を発症したのは306人。
コーヒーをたくさん飲む人には男性が多く、学歴が低く、太っており、たばこを吸い、お酒を飲み、運動不足の人が多かった。つまり、どちらかといえば不健康な生活を送っている人が多かったわけだが、2型糖尿病の発症率は低い傾向があった。
そこで研究グループは、たばこや酒、肥満といった、2型糖尿病の発症に影響を与え得る因子でデータを補正した。すると、1日7杯以上コーヒーを飲む人では、1日2杯以下の人と比べ、2型糖尿病の発症リスクが0.50倍(95%信頼区間:0.35〜0.72、p=0.0002)となることが明らかになった。なお、紅茶にはこうした相関がみられなかった。
ちなみに、コーヒーに含まれるカフェインにはインスリン感受性を下げる働きがあり、2型糖尿病の発症を促進し得ると考えられている。一方、カフェインと並ぶコーヒー2大成分のクロロゲン酸や、コーヒーに含まれるマグネシウムには、糖代謝を改善する作用があることが知られている。
今回の試験では参加者にカフェイン抜きコーヒーを飲む人が少なく、直接的なデータは出せなかったが、他の介入試験結果なども併せ「コーヒーに含まれるカフェイン以外の成分が、2型糖尿病発症を抑制する方向で働いているのでは」と研究グループは考察している。
原因であると推定される因子に暴露される群と、暴露されない群をランダムに割り付けて、比べるのが一番統計的に信頼できる。
これを、RTC(ランダム化比較試験randomized controlled trial)という。
たとえば、風邪にかかっている患者をランダムに2群にわけて、Aという抗生物質と、それと見た目がそっくりなニセ薬Bを、同じように服用してもらって効果を比べる。
Aの薬を飲んだグループと、Bのニセ薬を飲んだグループで(風邪だけでほかの合併症がない時には)両群に、重症化・治癒期間・発熱の程度などに差がないことが証明された。簡単に言うと、こういうのを、RCTといって、信頼できるデータとして扱うのである。
これが出来ないとき、あるいは、出来ても、倫理的観点から問題のあるときに、それに変わる手段として、コホート研究が使われる。
コホート研究では、原因物質に暴露された患者(ここでは、コーヒーを一日7杯以上飲む人)を集めて暴露群とし、暴露されなかった患者(コーヒーを一日2杯以下しか飲まない人)を集めて対照群として、追跡調査を行ってアウトカム(目的としている出来事。ここでは、2型糖尿病が発症すること)が発生するかどうかをチェックする。
注2:2型糖尿病とは、
糖尿病には、(もう、予想してると思うけど)1型と2型があります。
1型糖尿病は、ある日突然インシュリンの分泌が悪くなって、しばらくするとまったく出なくなっちゃいます。
2型糖尿病は、元々、遺伝的に糖尿病が発症しやすい家系の人(日本人は、多くはそうです。)に運動不足や、過食などの生活因子が関与して発症します。
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Tuesday, 19 November,2002 |
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秋も深まってきちゃいました。 |
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紅葉の季節も、そろそろ終わりが近づいてきました。秋になると木々は葉と枝の間に離層をつくり、養分や水を運ぶ管を閉し、これらの浪費を防ぎ冬に備えて準備をします。
緑のもととなっていた葉緑素が寒さによって壊されて緑色が消えると、今まで目立たなかったカロチノイドという、黄色い色素が浮き出して見えます。
これがイチョウなどの多くの木々に見られる黄葉です。
ところがカエデなどの紅葉する種類では、さらに葉の中に光合成でできた養分が貯まり、これがアントシアンという赤い色素まで分解され、赤と黄が混ざった紅葉に変化します。
アーッ、寒くなってきたなぁ!
夕方はもう、4時をすぎると暗いし・・・。
今年は、今まで拒んできたパッチをはこうかなぁ・・・。
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Monday, 18 November,2002 |
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うぞうむぞうの薬 |
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わけのわからん、疑わしい、うぞうむぞうの薬は、普通に考えたら、使われないで消えていくはずなのですが・・・。
それは、製薬メーカーも商売が上手くて、今までに無い効能の薬を出してきます。ただ、それが効くという証拠が無いものや、副作用に問題があるものなので困るのです。
たとえば、キネダックという糖尿病の神経障害に効くという、うたい文句で出てきた薬は、数年で消えました。効かない上に、副作用もあったからです。僕は、少しだけ、使いました。それは、医師会の勉強会で、講師にきた糖尿病の専門医が、「よく効くから使え!」と講義したから、一瞬信じたからです。でも、よく調べてみると、そんな訳ないことがわかったので、すぐに使用を中止しました。
だいたい、そんな訳のわからん薬は、大学病院などの、大きな病院で使われます。
というのは、勤務医は、万が一薬の副作用が出ても、大病院という看板があるので、医者個人の責任はあまり感じないのです。確かに、製薬メーカーが効くといって、副作用は少ないといって、かつ、厚生省が認可した薬を、適切に使ったのだから、法的には、問題がないでしょう。トラブルは、製薬メーカーと病院が処理してくれます。
でも、我々、町医者はそうはいかない!
しかし、あまりにも、安易に新薬が次々と使用されています。製薬メーカーのMRも、医局で医者にいっぱい貸しを作って、新薬を使うように仕向けます。
こうして、訳のわからん薬が市場にいっぱい出てくるのです。
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Saturday, 16 November,2002 |
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薬の値段その2 |
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日本では、医者が使う薬には、薬価という公定価格がついている。お上が勝手に決めるが、そこに、製薬企業の開発費やら、寄付?やらがからんで決められる。
この薬価が、くせ者で、2年ごとに改訂されて安くなっていく。安くなると、もうけが少なくなるので、製薬企業は、既存の製品に少しだけ変化をつけた新しい薬を開発して売り出す。こうして日本には、訳のわからない「うぞうむぞうの薬」が氾濫する。
だいたい、どうして、2年ごとに安くしないといけないのだろう。いい薬は、長年市場で愛用されて生き延びるのだからもっと高くなってもいいのに、日本はまったく逆で、いい薬ほど安い。訳のわからん新製品ほど高い。
医療費を抑制するには、この薬価制度を見直して、(元々、日本は、欧米に比べて、薬の値段が高い。)いかないといけないのに、薬価制度にはまったく触れない。きっと、製薬企業の寄付が多いのだろうけど・・・。それに、厚生省の役人の天下りも多いし・・・。
今、日本は、世界一の長寿国で、国民の健康は世界に誇れるレベルだけど、医療費は先進国の中では、安い。この良好な状態は、今、危機的状況にあるけど、悪くなるまでほっておくのだろうと思う。
今のところ、お上は、老人や病人に金を出すつもりはないのである。
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Friday, 15 November,2002 |
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薬の値段 |
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この不景気な時代に、製薬企業は軒並みに高収益をあげている。(僕の収益は落ち込んでいるのに・・・。)
先日の医師会の理事会で、「エイズ患者が、薬の開発で死ななくなった。そのために、長期にわたって薬を飲み続けるので、そのための医療費が、莫大なものになる。」という話が出た。これは主に薬代が高額なのだが、この問題は、日本だけではない。
後進国で、エイズが増えていて、彼らは、お金がないので、満足な治療が受けられないで死んでいく。という深刻な事態がある。
この薬代の高額な理由は、特許代である。人の命よりも、製薬企業の利益を保証する特許代のほうが優先されているのは、どう考えてもおかしい。
アフリカなどの一部の国は、この特許代を払わなくていいようにする法律を作って、国民を守っているが、まだ、国際裁判で争われている。
勤務医の頃は、仕事が一段落して医局に帰ると、製薬企業のMR(何の略だか、わからないが、薬の情報を医者に伝える人達。実際は、自社の薬の宣伝をする人達)が、たばこを吸ったりしながら、退屈そうに、医者の帰りを待っていて、仕事が終わって昼休みになった医者に、早速いろいろと話しかけてくる。向こうも、こちらが、疲れて帰ってきているのを察して、薬の話などしないで、当たり障りない、こちらが喜びそうな話題を探してくれるのだけど、(仕事だからしょうがないけど)なんか間違ってる。あげくに、たかるのが好きな医者は、飲み食いやゴルフを接待してもらう。
なんか違うぞ!
僕は、MRとは、必要なとき以外、一切会わないと決めている。
例外的に、一人だけ会っていた人がいた。Tさんといって、一緒にゴルフも行ったけど、食事も含めて(僕が出したかもしれないが)すべて割り勘であった。アクシネットのパターを数ヶ月借りていたけど・・・。人間的に尊敬できる人で、この人だけは、面会にこられたら、喜んであっていた。ある日、脳卒中で突然亡くなられた。忘れられない人である。
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Wednesday, 13 November,2002 |
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究極の枕 |
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寝心地のいい、肩のこらない枕をずっと探していた。今までは、羽毛の枕が一番いいと思っていた。
今年の7月に石垣島に行ったときに泊まった、日光八重山ホテルの枕が、妙に違和感がなくて「なんだかいいぞ!」っと思っていたが、「ホテルのしょぼい枕だし、気のせいかな?」と思っていた。それに、ダイビングをして、お酒を飲んで寝てしまうので、熟睡だからわからないこともあった。
帰ってから、家内に何気なくそのことを話すと、家内もまったく同じだった。とにかく違和感がなくて、翌日首が楽なのである。
とうとう、我慢できなくなって、石垣の日航ホテルに電話した。はじめは、企業の秘密もあって「納入先を言うわけにはいかない。」と断られたが、事情を話したら、教えてくれた。
教えてもらった、大手寝具メーカーの担当者から、「ホテルなどを対象にした商品で一般販売はしていない。」との回答であった。が、なんとかねばって、特別に分けてもらえることになった。何種類か、納入していたようでどんなタイプだったかと聞かれて、「半分が羽毛のように柔らかくて、残りの半分はパッドのような素材だった。」と答えると「わかりました。」とのことで、やっと手に入った。手には入ってよく見ると、上半分が羽毛で、下半分がそば殻をぎっちりと詰めて、波状に固定してある構造であった。
もう、かれこれ1ヶ月使ったが、
今まで使った枕の中で一番いい!
寝心地も、寝起きの首や肩のだるさもない!どうして、一般販売しないのだろう。
普通、使い始めはよくても、慣れてくると、「何だ、たいしたことなかったな!」などと思うことが多かったけど、この枕は、今のところそういうこともない。家内も、同じ感想である。
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Monday, 11 November,2002 |
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だいぶサボってしまった! |
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「日記を書かないと!」と思いながら、あれよあれよと、日が過ぎてしまった。
次々と、雑事があって、やっと今日、一息つけた。
息子が、IP電話(正式には、なんと呼ぶか知らない)なるものを、やらないかと持ちかけてきた。Yahooで、user IDやpass word を登録して、ソフトをダウンロードしたら、パソコンにマイクがあれば、使用可能で、世界中どこにも、インターネットの接続料(フレッツなら余分にお金はいらない。)だけで電話がかけられるのだそうだ。(ただし、相手のパソコンもソフトを立ち上げた状態でないといけない。)そのうち、電話の世界にも革命が起こるのだろう!(楽しみ!)
確かに、インターネットの普及に伴って、我々の文化も変わってきたように思う。医学文献も、図書館に行って調べる時代はもう終わってしまった。
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Thursday, 7 November,2002 |
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そばのシーズン |
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そろそろ、新そばが出始めてきた。新そばといっても、実は、出てきたそばが、すべて新そばに置き換わっているわけではなくて、一部がそうなっているだけのようで、その店の在庫がなくなるまでは、古いそばが混ざるようだ。
こちらは、新そばと思っているので、「えらい香りのない、のどごしのよくない新そばだな。だまされたみたい。」と、思ってしまう。
だいたい、この近辺には、うまいそばを食わせてくれる店がない。○○作という蕎麦屋があるが、ついこの前まで「もり」が通じなかった。こっちも意地になって、バイトの女の子に教育していたら、そのうち、店の方で教育してくれるようになった。
新そばは、そう銘打ってはいるが、前述のようなことで、まだうまくない。「いつになったらそうなるのだ!」と内心腹立たしく思っている。
三日市の駅前に新しく蕎麦屋ができて、そこは、○○作よりはうまいが、今ひとつ香りが乏しい。それに、昼の3時で終わってしまう。
実は、そんな事情で、自分でそばを打つのだが、なかなか、いいそば粉が手に入らない。それに、そばをうつのは、結構面倒だ。ダイニングルームは粉だらけになってしまう。
そして、家族全員がおなかいっぱいになるほど、一度にたくさん打てない。2回に分けて打つのだが、最近は、それでも足りない。でも、また近々挑戦しようかな!
それに、うつのは打てるのだが、切るのがうまくいかない。どうしても、太短くなってしまう。それでも、打ち立ての蕎麦は香りがよくて、のどごしもいい!(打ってから30分紙箱でねかした方が美味い。)
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Wednesday, 6 November,2002 |
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銀杏並木が・・・ |
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僕の住んでいる南花台の町並みが、美しく色づくときが年に何日かある。
春は、桜の花が咲くときと、桜の花が散るとき。
そして、秋は、銀杏並木が金色に染まって、平行して植えてある桜並木の赤っぽい朱色の紅葉と重なるときと、それが散って、道が金色に輝くときだ。
それも、そのシーズンの1日か2日で、光がさしこむ、黄昏前のほんの数時間の出来事だ。
本当にきれいで、写真に撮ってみたいと思っていたけど、いつも、仕事に急ぐ最中で、写真を撮れないでいた。今年こそは、何とかgood shotを撮ってやろうと思っていた。
今年は、なぜだか、銀杏並木は、すっかり刈り込まれてしまって、葉っぱが全然ない。
そりゃぁ、ねぇべ!
いったい何のためにわざわざ銀杏を植えたんだ?
あれを刈り込んだのは、市役所の仕業だろうか?まったく、人間味のないことをやるものだ!
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Tuesday, 5 November,2002 |
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先生と呼ばれている |
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「先生と呼ばないで!」宣言をして、待合室に張り紙をしたけど、一人として池田さんと呼んでくれた人はいない。やっぱり呼びにくいのかなぁ・・・。
職員も、「せめて、ドクターくらいにして!」といっているのだが、「先生」である。僕も、習慣で、ふつうに受け答えしているのだから、しょうがないのかなぁ・・・。
なんかいい考えがないかなぁ・・・。
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Sunday, 3 November,2002 |
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週末の夜は |
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週末の夜は、なんだか寝るのがもったいなくて、つい夜更かししてしまう。
僕は、とにかく朝起きるのが嫌いだ。だから、朝起きなくてもいい日の前の晩は妙にうれしくなってしまう。
今も、ルンルンで紹興酒を飲みながら、日記を書いている。お酒は、元々、おそろしく弱くて、少し飲んだだけで酔ってしまうが、好きである。その日の気分で、今日は何を飲もうかと考えるのも楽しい!
基本的に、弱いので、たくさん飲めないから、ワインのように、あけたら一本飲んでしまわなければいけない酒はだめだ。それに、ワインは酔い覚めが悪い。
紹興酒は飲んでるしりから、醒めてくる感じが分かるくらい酔い覚めがいい。ただ、なかなか、美味い紹興酒は手に入らない。やはり、甕(かめ)にはいったやつが美味いが、かめごと買うわけにもいかないから、今は、中華料理屋から分けてもらったものを飲んでいる。
焼酎も好きだ。臭いのも、臭くないのも、それぞれ趣があっていい。(どっちが甲種でどっちが乙種か忘れてしまった。と言うより、はじめから覚えていない。)それに、やはり、酔い覚めがいい。
日本酒は、あの匂いが、酔ってくると気持ち悪くって、嫌いだと思っていたが、大好きな日本酒が一種類だけある。佐渡の北雪酒造が作っている「佐渡の鬼ごろし」という酒で、淡麗辛口というよりも、超大辛口(ラベルにそう書いてある。)で、冷酒専用の酒である。日本酒臭くないので、日本酒ファンには物足りないかもしれないけど、けれんみのないすっきりとした味で、こってりとした料理などには、よくあう。今のところ、日本酒はこれしか飲めないけど、よく考えてみると、一番よく飲むのはこの鬼ごろしで、週の半分くらいは、これを飲んでいる。
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