DIARY

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     4月15日 2008
    
石垣トライアスロンの報告
    きっと誰も気にかけてないだろうけど・・・。

順位  :255位 (A組805名完走中)
タイム :2時間41分52秒

    スイム(1.5km):29分53秒
もっともっと早く泳げたと思うけど、
前にも横にも後ろにも、
そして、時には上にも人がいて動きようがなかった。
人混みから逃れて、おお外に出て行ったら、
監視のダイバーが
「こっちに来ちゃだめ!」
って手を振って合図してくれた。
でも、そこまで行かないと人混みがすごくって・・・。
来年は、はじめからおお外からスタートしよう!

    バイク(40km):1時間22分8秒
とっても快適にバイクに乗れた。
車を気にしないで、信号も止まらないで、
海や牧場を見ながらバイクで疾走するのは
本当に気持ちがよかった。
牧場の例のにおいさえも楽しめた。
そこそこスピードも出ているし、
あんまりしんどい思いをしないでバイクレースをしたけど、
トップの人たちは、遙かに早かった。
もっとがんばっておけばよかったのだろうか?
そしたら、その後のランがしんどそうだし・・・。

上り坂でチェーンがはずれて、
なおしてから、乗ろうとしたら、
坂が急でタイヤが空回りして乗れなくて、
仕方なく、坂の上まで押して上がった。
ついでに、脇道に入って、
朝、飲み過ぎた水分を放出した。
これで、2分くらいロスしたかも・・・。

朝、飲み過ぎた水分は、
バイクの終盤にも膀胱を緊満させて、
ランのはじめにトイレへ。
トイレには同じような人が3人並んでいて、
「バイクのコースにはトイレを作っておいてくれないとねぇ!」
なんて、自己管離の甘さを棚に上げて
お互い、ひとしきりぼやいて
さらに2分近くロス!

    ラン(10km):49分52秒
前述のような理由で、タイムロスがあったけど、
結構しんどかった。
1kmの看板を見たときには、
もうばてていた。
沿道のおじいやおばぁやおじさんやおばさん、
そして子供達の声援がなければ、
歩いていたと思う。

ランだけでなく、バイクでも
石垣島の人たちが、沿道で暖かい声援をしてくれて、
本当に力を与えてもらった。

(気温だけではなく)暖かくて本当に良い大会だった。
そして、参加者も様々な人がいて
その人達が、それぞれのレベルで楽しんでいた。
かなり年配の方もかなりの数おられたが、
それぞれ立派に完走されていた。
本当にかっこよかった。
トライアスロンは、
限られたアスリートだけのものではなく
マラソンのように、
それぞれのレベルで楽しめるスポーツ
であることを実感した大会だった。
来年も是非出たいと思った。
そのときは、
朝の、コーヒーと水は飲まないでいこう。
それだけで4分は短縮できそうだ。

出来れば、2時間30分を切りたいなぁ!

そういえば、エイドステーションで水をもらうんだけど、
ほんの一口くらいしか飲めない。
それも、下手をすると、気管に入ってむせてしまう。
このときは本当に苦しい。
みんなどうやっているんだろう。
僕は、
ほとんど立ち止まった状態で飲まないと飲めなかった。







     4月 1日  2008
     
大きなお世話かもしれないけど
     多くの人は、
毎日ごはんを食べて生きているわけである。
そして、多くの人は、
毎日食べる食品に、それなりの傾向が出るものである。
毎日のことであるだけに、
その健康への影響はかなり大きなものとなる。

人様の食卓のメニューを、
ああだこうだというのは、本当に大きなお世話である。
まぁ、しかし、
職業柄、知り得た知識は、皆さんに知ってもらって
何かのお役に立てばいいと思うし、
黙って独り占めするのは、
罪の意識さえ持ってしまうので、
今日は、最近のトピックスを書こうと思う。

世界ガン研究基金(WCRF)という組織があって、
この組織が昨年11月に、
ワシントンとロンドンで同時に、
食事、栄養、運動とガンの予防に関する国際会議を開催した。
そして、
その会議の結論を
『食事とガン』に関する第2回目の報告書としてまとめた。


 この報告書の中で、



「肥満とお酒の飲み過ぎが、ガンを誘発しやすい」



と明記されている。


特に肥満は
食道、大腸、膵すい臓、乳房、子宮内膜、腎臓等、
多くの臓器のガンを誘発する。




  肥満というと、メタボリックシンドロームが話題になっているが、
「日本でのメタボなんてくそ食らえ」である。
日本では、
腹囲が男性85cm、女性90cm 以上と定義されている。
しかし男性の腹囲の方が女性よりも低い値なのは、
世界的に見て日本だけである。
そもそも、
背の高い人でがっしりしていれば、
腹囲は大きくなって当たり前である。
逆に背の低い人で太っていても
その基準に満たない人もいるだろう。
そんなものを測定してどうなるというのか!
国を挙げて騒いでいる役人も医者も
「あほ!」としか言いようがない。
いずれすたれるにきまっている。

上述の報告書でも
腹囲ではなく、body mass index(BMI)
(体重kg/(身長m)2)
を肥満の判定に用いている。
世界的にはこの値が
25以上の場合に肥満傾向、
30以上を肥満としている。
WCRF の報告書では21〜23を至適BMI としている。


  さらに、
肥満に次いで重要なのはアルコールである。



過量のアルコールの摂取が
口腔くう、咽頭とう、喉頭とう、食道、大腸、乳房
のガンを誘発する。



そしてさらに、肝硬変から肝ガンを引き起こす。


   しかし、
適量のアルコールが健康上の利点をもつことも知られている。
WCRFの報告書では
男性は1日2単位、
女性は1日1単位のアルコールを限度とすべきとしている。
1単位はアルコール20g前後である。

つまり、


ビールなら750ml、日本酒なら300ml、が上限



であるが、
これはあくまで、酒に強い欧米人の値である。
日本人は、この半分くらいで抑えて欲しい。

   さらに、この報告書では、
レッドミートに属する牛、豚、羊等の肉、
ハム、ソーセージ等の加工肉が
大腸ガンを誘発することが明言された。
レッドミートや加工肉の摂取によって
大腸ガンの発症が30%増加すると報告されている。
この結果に基づき、


1週間に摂取するレッドミート、加工肉の量を300g以内


とし、
肉類に代わるタンパク源として
大豆等の植物性食品を摂るべきである。
と勧告されている。

ついでに、
食事とは別であるが、
運動をしないと大腸癌が増えることも証明されている。


   以上、 
  日常生活の見直しの参考になれば幸いである。

P.S
   そういえば、今年もツバメがやってきた。
まだ1つがいだけど、これから騒がしくなりそうである。
それにしても、
毎年来るのが早くなっているみたいである。
一昨年は4月6日、その前年は4月9日だった。
これも、地球温暖化の影響?


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