DIARY

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    9月30日 2005
    
♪チョッコレートは体にいい
   それも、ブラックチョコが体にいいらしいってお話し。
ブラックチョコを食べると
血圧が下がるという最近の研究が発表された。。

   これは、イタリアとアメリカの研究で、
男女10名ずつの
高血圧の患者を対象にして、この実験を行っている。
対象となった患者はいずれも降圧剤を服用しておらず、
また糖尿病その他の疾患もなく、全員喫煙もしない。

   これらの20名の被験者は、
研究の1週間前からチョコレートを始めとして、
フラボン類を含む食物をとることを禁じられ、
試験開始と同時に、
第1群10名は1日100gのブラックチョコレートを、
他の第2群10名は90gのホワイトチョコレートを食べ始め、
それを15日間続ける。
そこでチョコレートを食べるのをいったん中止。

  再開後、
今度は逆に第1群はホワイトチョコレートを、
第2群はブラックチョコレートを
同じく各々90g/日、100g/日ずつ15日間食べ続け、
その前後で血圧に関して様々な検査を行っている。

  ちなみに
ホワイトチョコレートはフラボン類を含んでいない点を除いては、
ブラックチョコレートと同じ成分を含んでいる。

    以上の実験の結果、
ブラックチョコレートを15日間食べた群では
最高血圧が12、
最低血圧が9下がったとのことであった。

   研究者たちは、
ブラックチョコレートを15日間食べることによって、
血圧の低下以外にも
血管拡張の増大や
糖尿病と関係の深いインスリン抵抗性の低下、
血中LDLコレステロール値の低下等、
よりよい健康状態を示す検査結果が得られたと報告している。
ちなみに
対照としたホワイトチョコレート食群では
血圧を含め、これらの検査値に全く変化が見られなかったとのことである。


   しかし、毎日100gのブラックチョコを食べたら、
多分、大きな板チョコ一枚くらいだと思うけど、
カロリーは、500Calくらいになってしまう。
これでは、やっぱり、肥満になるし、糖尿病も悪化すると思う。

   過ぎたるは及ばざるがごとしってことみたい・・・。 












   9月27日 2005
   
台風はそれたけど・・・
   今回の慶良間ツアーは、出発の2日くらい前に
熱帯性低気圧が台風に発達してしまった。
仲間はみんな、「僕が行くから台風が来る」と言っていたが、
なんとか、進路は北に変わってくれて、
多少波が高かったくらいで、ダイビングは大きな問題なくできた。
これで、僕が台風を連れてきたわけでないことが証明された。
こんな証明しなくっても、そんなことはあるわけがないのだけど、
ジンクスというのは説明が付かないから、
そうでないことの事実が必要なわけである。

   今回は、バッチリ写真を撮ろうと、気合いが入っていた。
島に着いたら、さっそくカメラのセッティングをした。
しっかりカメラを組み立てて、時間があったので、
レンズのOリングのチェックまでした。
1本目、海にに入ったときに異変に気付いた。
ファインダーの中に撮影情報をチェックするところがあるのだが、
そこに絞りの値が出てこない。
さらに、シャッターがシングルフォーカスでは切れない。
手動のフォーカスやコンティニアスフォーカスにしても
フォーカスが動かない。
これらの状態では、シャッターは切れるけど、
ピントはきっちり合わない。
幸い13mmのレンズなので絞れば、フォーカスレンジは広い。
なるべく絞って写真は撮ったけど、半分気合いがそがれてしまった。
きっと出来は悪いだろう。
今年のカレンダーの写真と年賀状の写真は、どうなるのだろう?
カメラが壊れたのか、水没したのか、心配だった。
家に帰って、あれこれ調べたが、
そんな症状はマニュアルには記載がない。
どうやら、レンズと本体の接触が悪いように思って、
レンズを外して見たが水没の形跡はない。
レンズを付け直したら、正常に戻っていた。
どうやら、レンズを外してセットしたときに
接触不良があったようだ。
余計なことをしなければ良かった。


   何年か閉鎖していたニシバマのポイントが開いて早一年。
一年前に比べて、アザハタが一匹減って、
雲のように群れていたスカシテンジクダイやキンメモドキの数が減った。
後者は、季節の推移のせいかもしれないけど・・・。
(秋はこれらの魚は、捕食されて数が減る。)
珊瑚の根に関して言えば、
アホなダイバーが上に乗っかったり、珊瑚を折ったりするし、
へたくそなダイバーの巻き上げる砂をかぶってかなり傷んできている。
今回も、僕たちの先にいたグループは、
ガイドが自ら珊瑚にへばりついたり、
上からのぞき込んだりしていたし、
ゲストも珊瑚をフィンで蹴って去っていった。
他人に見られていてもこの有様では、
もともと、「そうしてはいけない。」という自覚がないのだ。
残念だけど、また、閉鎖しないといけない時期が来ているようだ。

   古座間味ビーチは、昔は僕の大好きなポイントだった。
真っ白な砂地に、
数メートルおきに小さなエダサンゴがあって、
その一つ一つに青いデバスズメダイがいっぱい群れていた。
人が近づくと、デバスズメ達はサーッとエダサンゴの中に入って、
少し離れると数匹づつ、珊瑚から少し出てきて、
徐々にそれが広がって、また珊瑚を中心に放射状に広がっていく。
この様を見ていると、本当に幸せな気持ちになれた。
いまでは、これらの珊瑚は99%死んでいる。
当然デバスズメも残りの1%のところにしかいない。
原因は「オニヒトデ」とも、「台風で珊瑚がひっくり返った」とも、
「人が触るから」とも言われる。
本当の原因は僕にはわからないけど、
これらの複合ではないのだろうか?
早くもとに戻って欲しいけど、
僕らに何が出来るのかわからないのがもどかしい。




   9月16日 2005
   
フェナステリド
   「プロペシア」の商品名で、今年12月頃に発売される予定の
男性型脱毛症治療薬の名前である。
ハゲに悩む男性が待ち望んでいたこの薬が、7月29日に
薬事・食品衛生審議会の医薬品部会を通過した。

 フィナステリドは、脱毛症の治療薬としては国内初の経口内服薬である。
米メルク社が、全世界で約270 億円を売り上げている。

 フィナステリドは、
テストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)に変換する
「5α- 還元酵素(U型)」を阻害する薬剤。
DHTは毛母細胞の成長を抑制し、
髪が太く成長するのを妨げて脱毛を引き起こす。
そのDHTの生成を抑えるのが、この薬剤の作用機序である。
 
  国内治験を担当した東京女子医大皮膚科教授の川島眞氏は、
「市販の育毛剤を市場から駆逐してしまう可能性さえある」と語った。
治験では、服用1年後の写真評価で「改善」(髪の毛が増えた)と
判断された患者の割合が、
フィナステリド1mg 投与群で58%、
プラセボでは6% だった。
 フィナステリドの効果が
外用薬のミノキシジル(商品名リアップ)をしのぐ
との声は既に上がっている。

  海外で行われた試験では、
ミノキシジルに比べて優れた効果を発揮したことが報告されている。
例えば、
インドでの試験によると、
日本で承認されている製品の2 倍の濃度であるミノキシジル(2% 外用)群は
「軽度改善」以上が1年後で41.7% だったのに対し、
フィナステリド(1mg 内服)群は86.7% だった。
 また、ミノキシジルとの併用で、より効果が高まることも報告されている。

  一方、副作用については、国内治験で5.0% の患者で
胃部不快感や性機能に関連するもの(2.9%)などが報告されている。

   フィナステリドは、ミノキシジルのように一般用医薬品として販売され
るのではなく、医師の処方せんが必要となる見込みである。
生活改善薬であるため保険も適用されず、
バイアグラと同様の扱いとなる。

個人輸入で入手できる価格(1カ月分6000 円前後)になりそうである。


    メルクの株を買っとこうかな・・・。

   おまけ、
昨日、美味しいケーキやさんが出来ていることを発見した。
以前、「ロンシャン」という名前のケーキ屋さんがあったが、
その後に出来た
「ラ・パレット」という店である。
以前のロンシャンも悪くなかったけど、
ラ・パレットは、さらに美味しくなった。
シュークリームフェチの僕に言わせると
シュークリームはなかなかのもの!
他のケーキも、
やたら派手な装飾をして値段を高くするようなことはなくて
オーソドックスなケーキをちゃんと美味しく作っているといった印象。
夜9時過ぎでも開いているので、便利だし、
僕個人の感想では、河内長野では一番美味しい。
場所は、
外環の河内長野警察のところの交差点を
キックスの方に曲がってすぐ20Mくらい進んだ左側。
心配なのは、客が全然いないので、
(昨日も、いっぱい売れ残っていた。
 おやじさんが店の奥で頭を抱えて、
(帳簿だろうか)ジッとのぞき込んでいた。)
「味が落ちるか、つぶれるかしないだろうか。」ということ。
潰すには、あまりに惜しいお店である。





    9月14日 2005
    
潔く寝た方が得
    試験前の晩に、
ひとつでも余計に覚えた方がいいか?
潔く寝た方がいいか?

どうやら、潔く寝た方がいいみたいだ。

徹夜をした場合、
2時間後には、70%忘れ、
8時間後には90%忘れてしまうという報告がある。
逆にいったん記憶したら一眠りしてしまうと、
2時間後には50%忘れるが、
その後の記憶の減少はあまりないと言われる。

でも、忘れないでおきたいものがはじめから無かったら
忘れるもくそもないけど・・・。
(僕の昔の一夜漬けは、そもそもゼロから始まっていた様な・・・。)

    
睡眠には、脳を休ませるだけでなく、
もっと積極的な働き、つまり、
脳に入った情報を整理して、
記憶にしてしまう働きがある
ことがわかってきた。



   さらに、脳には「干渉効果」というものがある。
脳の記憶は、最初に「海馬」というところに入る。
海馬は、コンピューターのメモリーのようなもので、
ほんの一時だけ覚えておく場所である。
海馬には、情報が片っ端から入ってくる。
それら情報を一時的に蓄えておく場所が海馬であるが、
情報が多いと、次から次に情報は捨てられていく。
例えば、前を走っている車のナンバーを見て、
5秒後には覚えていても、10分経ったら忘れている。
このために、ずっと起きていて、他の何かをすると
他の何かの情報が海馬に入って、
覚えようとしていた情報が捨てられてしまうのである。

一夜漬けは、
必要最小限の勉強をして、
だらだら起きていないですぐに寝た方がいいようだ。






   9月10日 2005
  
 自らまいた種だったの?
   狂牛病(BSE)が話題になって久しいけど、
まだ、その病因の異常プリオンがどこから来たのかは、解明されていない。
ヒツジのスクレイピーやウシに散発性に起きた伝染性海綿状脳症(TSE)が候補
と考えられているが、それを支持する確実な証拠はまだない。

   一般には、
牛に家畜の肉骨粉を混ぜた飼料を与えて、
その肉骨粉の中に、異常プリオンが混入していたために
異常プリオンが経口的に広まったと考えられている。

だから、
そもそも、そのような餌を与え続ける人間が悪いと言われている。


   ことは、もっと根深いかも知れないという新説が発表された。

新説は以下の3つの仮説に基づく。
(1)BSEはヒトTSEに由来する。
(2)感染は飼料を介して経口的に起き た。
  飼料には輸入された未処理のほ乳類の組織が含まれており、
  その一部がヒトの遺体だった。
(3)起源はインド亜大陸。
  大量のほ乳類組織が、該当する期 間、英国に向け輸出された。


   つまり、BSEのおおもとは、ヒトのTSEだったというのだ。
1986年に英国でBSEが発見されるまで、
ウシBSEの存在は知られていなかった。
BSEの流行は、
感染ウシの組織が飼料製造工程に混入したために起きたと見られている。

ところで、
最初のウシへの感染がどのようにして起きたのだろうか。
自然発生的に生じた 可能性(内因性説)と、
他の種類の動物から感染した可能性(外来性:主としてスクレイピー起源説)がある。
しかし、これらの説を支持 する証拠は不十分である。

   そして、第3の説が登場したわけである。

   つまり、こういうことである。
BSEが初めて発見された1986年からさかのぼること約20年。
1960〜1970年代に、
英国は、肥料と飼料の原料として何10万トンものほ乳類組織を輸入した。
約50%は、 バングラデシュ、インド、パキスタンから運ばれた。
それらは英国内で、加工処理されずに肥料として売却されることがあった。

  一方、 
インドやパキスタンの農民たちは、
川などから骨や死体を集めて 売ることで副収入を得てきた。
その中には、かなりの量のヒトの遺体も含まれていた。
ヒンドゥー教徒は遺体を川に流す習慣がある。
実際に、インドの肥料・飼 料原料の中に遺体が存在したとの報告もある。
それらは少なくとも1950年代から輸出されていた。
実際に、船の積み荷から見つかったこともある。

   インドにおけるTSEの発症率については ほとんど情報がない。
最初の症例は1965年に見つかった。
1968〜1997年に報告された症例数は69例だが、
途上国では診断が難しく、未報告症例も多いと思われる。
先進国のデータを基に推測すると、
インドでは年間150人程度がTSEを発症する。
国民の約8割がヒン ドゥー教徒であるため、
TSEの疑いのある遺体が年間約120体ほど川に流されることになる。

   ヒトTSEがウシに経口感染するかどうかに関する情報はない。
しかし、ヒトの脳組織をほ乳類の脳内に注入する実験では感染は成立した。
また、ヒトTSEとBSEの病原体であるプリオンは、
この仮説を支持するに十分な類似性を持つとのことである。

   なんだか、巡り巡ってまた元に戻ったんだろうけど、
牛にしてみれば大きな迷惑だろうなぁ!

・・・って、考えてみたら、
そもそも、大きくなったら殺されて肉にされるために
育てられてるんだから、そうじゃなくても大きな迷惑だ。
本当にかわいそう。

なんてこと言いながら、肉好きな自分も否定は出来ないし・・・









   9月 5日 2005
   
カプセル内視鏡
   内視鏡検査は、昔に比べて驚くほど楽になったが、
それでも、苦しいことがあるし、
特に大腸内視鏡は、辛いことがあるようだ。
それに、小腸の内視鏡検査は出来ない。

そんなことから、カプセル内視鏡が考案されて、
実用化されつつある。

   大きさは、お菓子のカラービーンズか
それより一回り大きいくらい。
そんなに、飲み込むのに苦痛はないそうだ。
リアルタイムに外のモニターに画像が送られてくるのだが、
意外とよく見える。
最近では、
外からある程度の操作も可能なものまであるそうだ。
近い将来、一般に実用化されるのだろう。

  このカプセル内視鏡は、一回ごとに使い捨てで、
費用は、おそらく患者負担になるものと思われる。

   ここで、最近議論になっているのが、
検査終了後のカプセル内視鏡のことである。

   環境汚染にならないように、
電池が外に出ないように接着剤を強くしたり、
プラスチック電池にしているそうだけど、
それでも、時が経てば、環境汚染になる。
オリンパスでは、
回収用のネットを渡して、排泄時に回収してもらっているそうだ。

実際、
今まで使用した人の1/3くらいは
記念に持っているのだそうだ。


・・・・僕は、
カプセル内視鏡検査終了後のことで話題になっているのは、


てっきり   


洗って、身内で、もう一回使うのかと思ってしまった・・・。

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