DIARY

prev. index next


   6月30日 2005
   
ちょっと変やろ?中川君!
   中川昭一経済産業相は29日記者会見し、
同省の前官房企画室長が省内で管理してきた「裏金」を
不透明な株取引に流用した問題で、
全職員の株取引を原則として1年間自粛すると発表した。
株取引の自粛は7月1日から。
やむを得ない理由で株を売買する際には、
官房長の了解を得ることを条件とする。
                           日経新聞 6月30日

  「裏金を株取引に流用した。」って、
ようするに、
同省が管轄する組織の横領金を
1個人が流用したということじゃないの?
その結果出した対策が、「株取引禁止」?
横領金(裏金)を作ったことは、不問?
それを個人が横領したのは不問?
インサイダー取引したのは不問?
所得を申告しなかったのも不問?

俺も、役人になりてぇ!





 



    6月24日 2005
    
こんな写真が撮れたらなぁ!
   先日、かじやんさん から写真とメールをもらった。
掲示板に写真が貼れなかったので、メールで下さったのだけど、
すばらしいので、日記にお借りした。
(掲示板には写真の添付が出来ないようだ。)



    以下、メールの一部と写真。
詳しい状況は掲示板を参照あれ。

    添付写真は、わが家の電話線にお出ましの ツバメの兄弟 ですが、
巣立ち直後の初飛行で、停まったのは良いのですが、飛び立てず、その間の30分
ばかりは、親が餌を運んだり、叱咤激励していました。





    400mmの望遠で、バックが緑になるように撮ったそうだけど、
口をいっぱいに開けた雛たちの表情も良いけど、
たぶん雛たちの前で、「飛び立て!」
と激励しながらホバリングしている親鳥の羽もいい。
僕の50mmでは、逆立ちしても撮れそうもないけど、
400mmがあったからといって撮れるものでもない。





    6月21日 2005
    
ついに、とうとう、やっと・・・
    デジカメ一眼を買っちゃった。
ニコンD70sである。
オリンパスE300とずいぶん迷ったのだけど、
オリンパスは、将来いろんなレンズが欲しくなったとき、
レンズが高い。
ニコンは、シグマなどからいいレンズが比較的安く供給されている。
というわけで、70sと18−50mmF2.8のレンズを買った。

    今までのデジカメと違って、
はっきり!くっきり!色鮮やか!
まぁ、びっくりものですぜ!
オリンパスと比べようがないけど、
「ハイテクはここまで来たか!」と驚いてしまった。
くやしいけど、マニアル撮影にしなくても、
それぞれの状況に応じて、
オートでちゃんとそれなりの写真が写ってしまう。
それでも、意地でマニアル撮影にこだわっているけど、
負けそう!

     敢えて挙げれば、マニアル撮影の利点は、
設定しておくと
露出を±0.3〜2の幅で2−3段階で自動的に撮ってくれる。
デジカメは、フィルムの枚数制限なんかぶっ飛んでるから、
ありがたい機能である。
ちなみに1Gのコンパクトフラッシュに
ノーマル撮影で570枚くらい撮れる。
設定は、露出だけでなく、スピードライトの発光強度も
ホワイトバランスも3段階くらいずらして撮ることが可能。
もう技術はいらない世界になってきた感じである。

   オートで撮ったらこんな感じ。
    


   マニアル撮影は、まだ見せられない・・・。






    6月11日 2005
    
子供は風邪の子、元気な子
    字が違う?、いえいえ、これでいいんです。
1988年に、「乳児期に病原体に暴露されることが少なかった子供が、
幼児期に入って多くの感染を経験すると、
小児白血病の代表型であるB前駆細胞型ALL
を発症する可能性が高いという説が提唱された。
(Greaves、Leukemia誌2巻120-125ページ)

    英国小児癌研究(UKCCS)では、
この仮説の検証を目的の1つとして、
英国10地域で1991-1996年に
大規模な集団ベースのケース・コントロール研究が実施された。
実際に、様々な感染病原体への暴露を調べることは困難なので、
自宅外で他の子どもたちと接触する社会的活動の頻度を
代替変数として研究は行われた。

    分析の対象は、2〜14歳で、
癌に罹患していない小児6305人と、
ALL(急性リンパ性白血病)患者1286人
そして参照集団としてALL以外の小児癌の患者が1854人であった。
ここで、言葉の定義として、
社会的な活動とは、定期的に(週1回以上)自宅外で行われ、
兄弟以外の子供が参加するもの。
保育は、託児所、保育園、プレイグループなどに週1回以上参加すること、
正規の保育とは、4人以上の子供と一緒の、半日の活動を週2回以上行うこととした。

    何らかの活動への参加によりALLリスクは減少した。
活動に参加していたグループは、
全ALLでオッズ比0.66(95%信頼区間0.56-0.77、)となった。
また、
非ALL小児癌も減少が見られた。オッズ比0.78(95%信頼区間0.68-0.90)。
いずれの場合も、ALL発症リスクは活動頻度が増えるにしたがって低下した。
次に、
全ALLと非ALL小児癌を比較したところ、
他の小児癌に比べALLのリスク減少が有意となったのは、
正規の保育への参加だった(オッズ比0.69、0.51-0.93)。

要するに、ALLも小児癌も乳児期に社会的活動をした方が危険が減って、
正規の保育をすると、さらにALL はリスクが減った。ということである。

保育などに通い始めた時期(生後3カ月未満、3-5カ月、6-11カ月)
とALLリスクの関係を調べたところ、
早期の参加がリスクをより下げる傾向は明らかではなかった。
しかし、
正規のデイケアに3カ月未満から参加していた子供のオッズ比は、
非ALL癌を参照グループとした場合、有意に低かった(0.52、0.32-0.86)。

   これらの結果は、
生後数カ月間に感染の機会が少ないと、
ALLや他の小児癌を発症するリスクが上昇するという仮説を支持した。
同様の関係は、
1型糖尿病やアレルギーでも見られている。

生後早くからの適当な感染の機会は、
子供のその後の健康にとって,
かえって重要なものなのである。


  「風邪は予防してひかないようにした方がいい。」という考えは、
少なくとも、乳幼児には当てはまらないと考えた方がいい。
ちびちゃんは、どんどん表に出して、適当に風邪をひくのがいいようだ。

  ぼ、僕も、今年は、いっぱい風邪引いちゃったから、
しばらく元気でいられるかも知れない・・・。







     6月 6日 2005
     
犬と歩くと、
     酪農学園大学獣医学部獣医学科に所属する
本岡正彦氏のグループが行った研究を紹介する。

    内容は、犬と散歩したり、犬と生活をともにすると、
リラックス状態が得られやすいというものである。
自律神経のひとつである副交感神経は、
心拍数を低下させて体がリラックスした状態を作るとされている。
要するに寝てるときの状態である。

    研究内容は、
健康な高齢の男女13人に、
犬と30分間散歩してもらい、
これを3日間連続で繰り返し
その間の自律神経活性の変化を、
ひとりで散歩した場合の数値と比較した。
その結果、
副交感神経の活性値が明らかに上昇し、
さらに散歩を重ねるごとに副交感神経活性値が増加し、
逆に交感神経活性は抑制された。

 また、高齢の女性4人を対象に、
犬と散歩した場合と、
犬と共に過ごした場合の自律神経活性を比較した。
その結果、散歩をしたときよりも、
犬と家で過ごしたときの副交感神経活性値がより高いことがわかった。

  まだ症例数は少ないし、その機序も明らかになったわけではないが、
犬と生活している僕としては、思わず納得のデーターであった。

prev. index next