DIARY

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    8月30日 2004
    
大発見!
    2ヶ月くらい前から、ずっと気になっていたが、
確信が得られない事があった。
それが昨日、はっきりした!

河内長野から、海が見えるのだ!


   2ヶ月くらい前の夕方に、外環を岸和田方面に向けて走っていた。
天野山の最後のトンネルを抜けて、70mくらい走ると、
ゆるいカーブがあって、そこに滅多に変わらない感応式の信号がある。
そこを過ぎると、遙か遠くに山が連なって見えている。
その山の手前の一面が夕焼けの太陽を反射して、
黄金色にキラキラ輝いていた。
その輝き方は、まさに夕日に輝いて反射する海そのものだった。
いつも通っている道だけど、なかなかそっちには目がいかないし、
まさかそこに海が見えているなんて夢にも思ってないから気が付かなかった。
でも、やはりにわかには信じられなかった。
しかも、車で走っていて、10秒ほどの出来事である。

    その後、あらためて確認しようと思っても、
なかなか、その時に思い出して、目がそっちに行かない。
さらに、思い出しても、ガスがかかって見えないことが多かった。
昨日は、何故か、はっきりと見えた。
海に浮かぶ船も2隻見ることが出来た。

    河内長野から海が見えるなんて!

でも、「ラッキーな時だけ」 だけど。





    8月28日 2004
    
光り輝く人
    日本は今、オリンピックのメダルラッシュである。
本当にすごい!
みんな、大変なトレーニングを積んでそれを乗り越えて来た人達だ。
そんな人たちが集う中でさらにメダルを取るなんて、並大抵の事じゃない。
でも、みんなは、野球で銅メダルだったのを、どう思っているのだろう?(しゃれじゃない)
僕は、今度から止めてほしいと思っている。
それが、金メダルであってもやはりそう思う。
世界一強くても金メダルが取れるとは限らない事がわかったのだから、
もう、そんなにしなくても、アマチュアの人にチャンスをあげてほしいと思うからだ。

    ニュース番組で観たのだが、
今回のアテネオリンピックにはパレスチナから3人の選手が出場した。
入場行進の騎手は、サナ・アブブキートいう意味の名前の女の子だった。
サナとは「光り輝く人」という意味だそうだ。
彼女は陸上800mの選手だが、ご存じの通り、
戦火のパレスチナで陸上トラックを使って練習など出来るはずもない。
まともな練習は出来るわけがない。
出場するための費用だってままならないのだから・・・。
そして、彼女の出場試合中も戦火は続いていた。
レースの結果は、ものすごく大きく引き離されて最下位だった。
だけど、彼女はまさに「光り輝く人」だった。
これがオリンピックの原点ではなかっただろうか。

    年間何億もの契約金をもらって野球ばかりしているプロ。
さらに、その中から選りすぐりのメンバーで臨んだドリームチームが
勝ったところであまり嬉しくはない。
それどころか、なんだかずるいことをしているような後ろめたさを感じてしまう。

    オリンピックでいっぱいメダルを取る様な国策と、
国連の常連理事国入りしようとする国策と、
平和憲法を改定する動きと、
当たり前のようにイラクに自衛隊を派遣する国策が無縁だといいんだが・・・。

    歴史から学ぶことは大切だけど、
人類は、なかなか歴史から学ぼうとしないことが、
歴史からわかってきたような気がしている。












    8月27日 2004
   
 同じ台風に2回も・・・
    遅い夏休みをもらって、南の島に行っていた。
8月は、立て続けに台風が発生しており、海は波が高く、
外洋にでられない日が続いていた。
僕たちが行ったときも例外ではなく、台風16・17号の影響で
ビッグドロップオフまでしかいけなかった。
ブルーコーナーにこだわっているわけではないので、それで不満はないが・・・。
ペリリューコーナーには何時行けるのだろう。
写真は、途中の水路

    

こんな水路を通っているだけでも快感!(ちょっと古い・・・)

   インドからインドネシアまで、
海流に乗って、イカダで漂流して行こうとしていたアホのインド人が
この嵐でSOSを出して救助されていた。

  

写真のイカダを見たらわかるが、ちょっと海をなめすぎている。
はた迷惑はなはだしい、命があっただけめっけものだ。

    去年も沖縄に行って台風にあって、同じ台風に大阪に帰ってからまたあった。
飛行機が速いからこんなことが起こるわけだ。
考えてみたら、旅客機の時速800kmっておそろしく早い。
分速で13.333km、秒速で222.222mである。
400mのトラックを一周するのに2秒かからないのだ。
僕など、どうあがいても1分切れないのに・・・。

    旅客機といえば、帰りの飛行機はハイテクだった。
各座席にスクリーンが付いていて、好きな番組が見られた。
僕は、寝て帰る予定だったのに、
 「Day after tomorrow」 と「バーバー吉野」を観てしまった。
おかげで、帰ったら腰が痛くて、その日は動くのに不自由した。
いわゆるぎっくり腰なのだろう。
人がそうなったときには、仙腸関節の矯正をしてあげられるが、
自分がそうなると、してくれる人がいない。
仕方がないので、自分でそれなりにやってみたが
結構それなりに効果があった。
昨日はジムに行って、運動とストレッチを入念に行ったら、
今日はずいぶん調子がいい。
でもまだ、
足を組んだり、変な格好で座ったり、いすにもたれると悪くなりそうだ。
低反発マットは、とても楽であることがわかった。







    8月17日 2004
   
 もう風化し始めている。
    9日に起こった美浜原発の事故は、
オリンピックの喧騒の中、もう人々の脳裏から消え去ろうとしている。
奇しくも、9日は長崎にプルトニウム爆弾が落とされた日だった。
あの事故は、一つ間違えば、
(例えば、他の回路の2時冷却水でも同時に同じ事故が起きていれば)
一次冷却水の温度を下げられないで、メルトダウンが起こったわけだ。
事故原因から考えれば、
同じ事故が、同時に別の2時冷却水の回路で起こることは
充分に考えられることだった。

    僕は、あのときの亡くなった若者のおとうさんが、
関電の社長に「息子を返してくれや!」と泣いて頼んでいたのが、
どうしても忘れられない。
「もう、二度とあんな事故をおこさんといてくれ!」と言っていた言葉を、
関電の社長はどうとらえたのだろう。
たぶん彼は、職を退いて、一件落着なのだろう。
所詮、関電の1社長が、
国のエネルギー政策の変換をせまることは出来ないのだと思う。
立場も立場だし・・・。
でも、だからこそ
でも、どうせ辞めるなら、
「関電は、原発から一切手を引く!」くらいの事を言って、
実行してから、辞めたらかっこいいのに!
それに、もしそうしたら、それなりのインパクトがあるし。


    核燃料サイクルに関わるエネルギー政策は、
もう見直さなければいけない時期に来たと思う。
リスクばかりが多く、
コストも、再処理をしない方がより安価であることが判明した。
すでに、このエネルギー政策を、
この先やり続ける意味はなくなったのだ。
彼らは、やりたいからやっているだけなのだ。
そのために、我々の払った税金を使われたくはないし、
そのために、危険にさらされたくもない。
美しい自然を破壊されたくもない。

    彼らを止めさせるには、彼らの良心に訴えるのは無駄だ。
止めざるをえないようにするしかないのだ。
是非、まだの人は、産業経済省の意見募集に意見を述べてください。
って、8月13日が締め切りだった・・・。
また、機会があれば、よろしく!









     8月16日 2004
    
生ものにはご注意!
    今朝の明け方からひどい下痢。
自分の下痢のニオイで吐きそうになったと思っていたが、
どうやらもともと、吐き気も伴っているようだ。
下痢は緑色で完全に液体だけ。
今日はフラフラで仕事をしている。
土曜日の生肉がいけなかったのか?
刺身用の肉が無くて、一応バーナーであぶって食べたのだけど・・・。
しかし、いっぱい食べた子供達は何ともない。
抗菌薬を飲んで症状は治まったが・・・。
生肉は、特にこの季節はいけない。
しっかり火を通すと、味が落ちるけど・・・、しょうがない。
いい肉が手に入ったら、またチャレンジしよ!
ということで、14日のレシピのお肉は、
刺身用でないときは、火を通してください。







     8月 14日 2004
     
今日は、がんばる!
     我が家では、毎週土曜日は、「くさいものの日」になっている。
ニンニク料理が大好きなので、結局こうなってしまうわけだ。
なぜだかわからないが、僕が料理担当になったり、外食になる。
最近、ペペロンチーノのレシピが手に入ったので、
がんばって、今日はそれを作ってみようと思っている。
食べ盛りの子供達はそれだけでは足りないので、
簡単な肉料理と、バジルのアイスクリームを作ろうと計画している。

レシピ紹介

★★スパゲティ、「ペペロンチーノ」★★
正式名称はアーリオ、オーリオ、エ ぺペロンチーノ。
    ■材料■ (二人前)
パスタ・・・・・・・・・・・・・・・・・120g
にんにく・・・・・・・・・・・・・・・2カケ
鷹ノ爪・・・・・・・・・・・・・・・2本(種を取った物)
パセリ ・・・・・・・・・・・・・・・10g(微塵切り)
ピュアーオリーブオイル・・・・・約40?
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
エクストラヴァージンオイル・・適量

      ■作り方■ (2人前)
1、鍋にお湯を沸かす。沸騰したら塩をいれる。(分量外)
  塩の量はお湯の量に対して1%を目安に。
  パスタを鍋に投入。
  茹で時間は各メーカーの表示に従って。

2、フライパンにピュアーオイルを入れる。
  この時フライパンもオイルも冷えた状態。
  次に軽く潰したニンニクを入れる。

3、フライパンを火にかけ、弱火でニンニクがほんのりキツネ色になるまで炒める。

4、一旦、火からはずしオイルの温度を下げ、鷹ノ爪を入れ再度、火にかける。
  まだ弱火のまま。

5、鷹ノ爪が赤黒くなったらパセリを入れ軽く炒め、香りを出し、
  パスタの茹で湯を約60cc入れてソースにする。
  
ここが決めて!
  オイルと水分をからめ合わせる。
  乳化させる事で、とろみが付いた状態にする。

  この状態にならないと、パスタに味が乗らない。

6、味見をして塩気が足りない様なら、塩を足して味を整える。

7、茹で上がったパスタをフライパンに入れソースを絡めて、出来上がり。
  器に盛り付けエクストラヴァージンオイルを回しかけ完成。

★★ バジルのアイスクリーム★★
バジルの葉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2パック(35g)
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125cc
卵黄・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個
グラニュー糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・35g
生クリーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125cc

 《作り方》

1.バジルの葉、牛乳をミキサーの中に入れ、
  バジルの葉が細かくなるまで回す。

2.バジルが細かくなったら、そのまま鍋に移し、中火にかけ、
  沸騰する直前で火を止める。

3.ボールに卵黄とグラニュー糖,生クリームを入れ、
  泡立て器で白っぽくなるまでかき混ぜる。
  卵黄が白っぽくなったら、2゛で温めておいた牛乳を、
  ここに加えて混ぜ合わせ、
  シノワ(茶漉し)で漉しながら、鍋に戻す。

4.この鍋を弱火にかけながら、
  よくかき混ぜ濃度がつくまで加熱する。
  濃度がついたら、ボールに移し、
  粗熱を取り、冷凍庫で冷し固める。

5.固まりかけたら、一旦外に出し、
  泡だて器(もしくはスプーンなど)を使って、
  空気を含ませるように、よくかき混ぜ、
  さらに冷凍庫で冷し固める。
  この作業を、2、3回繰り返し、型に流して完全に固める。

 《仕上げ》
バジルのアイスをお皿に盛り、ソースをかければ完成。
  ここではイタリアンらしく、バルサミコを煮つめ、
  蜂蜜を合わせただけの簡単なソースを添る。


★★ 牛肉の生ハム ”ブレザオラ”★★
     脱水シートを使って作る、 牛肉の生ハム ”ブレザオラ”。
本来は塊の肉に岩塩を塗し付け干して作る物だが
スライスした肉をシートに挟んで、短時間で作れる、 お手軽料理。
材料、 二人前。
牛肉(刺身用)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・160g
塩       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量 *ちょっと強いかな、と感じる位。
ハーブ(タイム、ローズマリーなど)・・・・・少々
脱水シート  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2枚 以上。

■作り方■ 

1、牛肉は厚さ3ミリ位にスライス。

2、平らな器に並べ塩を振る。
  10分程置き馴染ませる。
  肉の表面に水分が浮いてくる。
  これをキッチンペーパーなどで拭き取る。

3、シート1枚を広げ肉を並べハーブをちらし、もう1枚を肉の
  上から被せラップなどで覆い冷蔵庫に入れ、
  2時間寝かせる。

4、取り出し、牛肉の水分が抜けていたら、出来上がり。
  水分の抜けがあまい様なら、もう1度新しいシートに
  挟み直し1時間程寝かせる。

5、ハーブを払い落とし器に盛り付け、ルーコラ、パルミジャーノ
  ヴァージンオイルなどを添えて、完成!  
  生のままに抵抗があれば、表面をあぶる。


    なんだか、書いてるうちに、しんどくなってきたぞ!
まぁ、できるだけがんばってみよっ!
早く帰って準備しなくっちゃ!






      8月 11日 2004
      
どんどん医療環境が悪くなる
      政府の規制改革・民間開放推進会議が、
今月3日にまとめた中間報告で*混合診療解禁を促していた。
さすがに、これに対して、
坂口力厚生労働相は全面解禁に否定的な意見を述べていた。
でも、今の政権下ではやがて解禁が進むものと思う。
(次回、彼は厚生労働相にはならないみたい。)
(*混合診療とは、保険で認められた医療行為と、
保険で認められていない医療行為を同時に行うこと。
現在の日本では、原則禁止されている。
だから、保険に認められていない輸入されたばかりの新薬や
新しい治療法を使って治療をするときは、
同時に行う保険で認められた医療行為も含めて保険がきかなくなり、
患者が全額負担しなければいけなくなる。
この理屈でいくと、
バイアグラや禁煙補助薬品のニコチネルを処方するときは、
同時に診察している高血圧や糖尿病の診察代も全額自費になるはずだが、
さすがに、これには抵抗が大きかったようで、特例として、
カルテを2冊作って、別々に診察内容を記載して、
従来診ていた疾患に対しては、保険診療として一部負担金を徴収して、
EDや禁煙に対しては、全額患者負担とするように指導されている。
しかし、後者に関しては、規制はまったくかからないから、
料金はこちらが好き勝手に決めることが出来る。
EDの患者に、診察代や処方箋代として何万円も請求して、
バイアグラも高値で売ってもいいわけだ。
(念のため、僕はしてない)そういうのを混合診療と言う。)


  しかし、なんだか騙されているような気がしてならない。
解禁するとかしないとかいう問題は、
もっと大事な根本的な問題を棚に置いて
(というより、意図的に問題をすげ替えられて)いるように思うから。
我々医者は、(一部例外はあるかもしれないが、)ほとんどは、
「できるだけいい医療を提供したい。」と思って患者と接している。
「これはいい薬なんだけど、保険がきかなくて・・・。」という事態は、
基本的には無いような制度を望んでいる。
だから、その薬理作用や臨床効果が証明されている薬には、
適切な適応症が認められるように運動する場合もある。
最近の例で言えば、
アスピリンはNSAIDs(鎮痛解熱剤)としての適応しかなかったが、
抗血小板作用に基づく疾患の適応症(狭心症や脳梗塞)が追加された。
これによって、不当な減点をされないで安心して処方できるようになった。

  しかし、これは、あまり政府のふところが痛まないから、すんなり認められ
たので、高価な薬は、そうはいかない。
今だって、バイアグラやニコチネルは混合診療にしないといけない。
いろんな理屈はあるだろうが、
とにかく必要な薬を保険で認めない前例が次々に作られている。
(私個人はこれらの薬が保険から外されることはおかしいと思っている。)
   
   混合診療がどうのこうのと言う前に、
必要な薬が保険で認められないことを問題にしないといけないと思う。
日本医師会からそのような反論が出ないのは何故なんだろう?
本当に必要な薬が、きちんと保険で認められるのなら、
混合診療を解禁する云々の問題は、初めから無くてもいい問題なのだ。

   もうすぐ、河内長野市の就学前の小児の診療も
一律500円の一部負担金を払わないといけなくなる。
河内長野市だけがそうするのではなくて、財務省誘導の結果だ。
何とか、河内長野市だけでもそうならないように、
現在、医師会長が、市長や議会に働きかけをしている。
うまくいけばいいが、たとえうまくいっても、
今の政府は、まだまだ、国民に訳のわからん不当な「痛み」を強いてくる。
納得のいく痛みなら耐えられるが、納得のいかない痛みはまっぴらごめんだ。













      8月 6日 2004
      
出来るけどしないでおくこと。
      まだ、大学生だった頃の話。
ある後輩が、車に乗っていて、赤信号で停まった。
前にはダンプカーが停まっていた。
ふと見ると、彼の車のボンネットの高さは、
ダンプカーの下にそのまま入りそうだった。
ソーッと車を進めて、確認したが、やはりギリギリで下にもぐっていけそうだった。
彼は、慎重に車を前進させて、
見事ダンプカーの下に、彼の車のボンネット部分をもぐり込ませることに成功した。
ダンプカーの運転手に、何か言われることもなく、
彼の小さな冒険は見事成功して、その満足心は満たされたのだった。

   その後、信号は青に変わった。
異変はその後に起こった。
物体は移動するときに、その重心も動くのだ。
ダンプカーは発進したことによって、その重心は後ろに移って、
ダンプカーの荷台部分はわずかに数センチ下がったのだった。
彼の、ちょっとしたいたずら心は、
誰からも同情されることもなく、(むしろ笑いものになって)
やり場のない失望へと変わった。

      人は、何か実現可能な能力なり、状態があると、
それをやらずにはいられない存在のようだ。
ある人はしないで我慢しても、必ず、別の誰かがやってしまう。
人類はそうやって、禁断の果実をもぎ取ってきたように思える。
クローンも、そして、核もその例外ではない。
59年前の今日、広島に原爆が落とされた。
戦争を終結させるためではなくて、
どうしても使いたくて、使ったのだ。

     そして今、この核の技術は、カーン博士をはじめとした”死の商人”によって
世界中にばらまかれたようだ。
「核の抑止力が核」であってはいけないと思う。
パキスタンのアホ首相は、
「日本に核があったら、広島に原爆は落とされなかった。」
とほざいた。
政治家って世界共通でこんなアホばかりなんだろうか・・・。

  我々日本人が、核の抑止力になれる最適の人種であり、
またそうなるべき義務をもっているのではないだろうか。
世界に説得力を持って訴えることが出来るのは、
やはりその被爆者である。
日本人と、チェルノブイリ周辺の人、イラクの人、ビキニ諸島の人、
そして、一部のアメリカ人には、その義務があるのだと思う。

     毎年、この日が来ると、テレビもこの話題ばかりになって、
内心うっとうしいと思うこともある。
しかし、やっぱりそれではいけないと思う今日この頃である。
(この点は、マスコミは、よく頑張っていると思う。)

     ちなみに、いまだにイラクでは、劣化ウラン弾による被爆で
白血病や悪性リンパ腫になる子供が後を絶たない。
また、イエローケーキと呼ばれる核物質の貯蔵容器が、
イラク戦争の後の混乱で、住民の手に渡り、
飲料水や食料の貯蔵容器として使われている。
環境値の何千倍もの放射線を浴びて暮らしているわけだ。
将来、甲状腺癌や白血病が多発することだろう。

     日本人は特に、核に関して国際的に口を閉ざすことは、
人類に対する罪悪ではないだろうか。
ブッシュの言いなりの今の政権が何も言わないのなら、
国民レベルで意識を高めていかないといけないと思う被爆の日であった。。








       8月 5日 2004
       
”ひじき”は食べない方がいい。
       今まで、鉄欠乏性貧血の人(女性の貧血は、ほとんどはこの貧血)には、
「ひじきを食べなさい!」と言ってきた。
鉄剤は、おなかの具合が悪くなることが多いし、
以前から何度も書いているが、血液中の鉄の濃度は高くない方がいい。
鉄剤は、どうしても一過性に血液中の鉄の濃度が高くなってしまう。
鉄の濃度が高くなると、鉄が血管壁をはじめ、体のあちこちの臓器に沈着して、
それが酸化することで動脈硬化や組織の障害が起こる。
鉄はやや欠乏気味でちょうどいいと思っている。
だから、鉄剤ではなくて、”ひじき”だったのだ。

       ところが、 英国食品規格庁がヒジキを食べないように勧告を出した。
以下、その勧告文。
食品規格庁がヒジキを食べないよう勧告
食品規格庁 (Food Standards Agency) は、
海藻の一種ヒジキを食べないよう国民に勧告することとなった。
これは、調査の結果、発ガンリスクを高めるとして知られるタイプのヒ素の
含有量が高いことが判明したからである。
この調査は、カナダ当局による同様の調査結果と対応措置にならって、
英国内市販の海藻に問題があるかどうかを究明するため、当庁が行ったものである。
当庁は、人々に、ヒジキを食べずに、
代わりに他の種類の海藻を選ぶよう勧告することとした。
また、これまで、時折、ヒジキを食べたことがあっても、
発ガンリスクが著しく高まることは恐らくないが、
ヒジキの摂取はやめた方が得策であるとしている。
調査の対象となったヒジキ製品内に発見されたタイプのヒ素は、
他の海藻4種のいずれからも検出されなかった。
ヒジキは、他の海藻と比べて、一つ一つが千切られたように小さく、
色がほとんど黒といえるほどの暗色なので、明瞭に見分けられる。
世界各国の専門家は、食品中に自然に発生するこの種のヒ素(無機ヒ素)
の摂取は、できるかぎり低いレベルに抑えるべきだとしている。
当庁の諮問専門機関である毒性委員会 (Committee on Toxicity) によれば、
ヒジキの無機ヒ素含有量は、
この化学成分に対する人体の暴露量を著しく増加させるほど多い。
当庁は、ヒジキの販売規制に向けてヨーロッパ委員会 (European Commission)と
話し合うことにした。
カナダ当局は、すでに、ヒジキの摂取を避けるよう行政指導を行っている。
ヒジキは、日本、朝鮮半島の沖合いで主に採れる海藻の一種である。
日本料理店で、主に、突き出しや前菜として使われるが、寿司には使われない。
中国料理店では、この種の海藻は使用されない。
ヒジキは、海藻を材料とするスープ、サラダ、野菜料理用に市販されている。
スーパーやデパートの特殊食品売り場、並びに、健康食品店やアジアからの食
料品を扱う店で販売されている。ヒジキが他の食品に含まれている懸念がある
場合は、原材料の表示ラベルで確認すべきである。

と言うことである。
ちなみに、厚労省は、
「極端に多く取らなければ、健康上のリスクは高くなることがないと思われる。」
というコメントであった。
厚労省のホームページ:「ひじきのヒ素に関するQ&A」は、こちら


   今まで、多くの人たちに、「ひじきを食べてください。」と言ってきたのに!
誰々に言ったのか、全員の名前までは覚えていない!
困った!
とりあえず、HPを見てくれた人には伝わるはずだから、
あとは待合い室と医院の表に、張り紙だけは、しておこう。






       8月  2日 2004
       
覆面パトカーに注意
       数日前のこと、光明池の近くの2車線の道を走っていたら、
後ろから黒塗りの
いかにも上品そうなベンツが隣の車線に追いついてきた。
信号待ちで停まると、1mくらい後ろで隣の車線に停まった。
「どうして横までこないのか?」妙な停まり方である。
しかし、わざわざ、首を巡らせて振り返って、
相手の運転手と顔を合わすには、相手は上品すぎた。
「目があったときには、何も起こらないという保証はしない。」
と、黒塗りの、窓までフィルムか何かで黒っぽくなったベンツが語っていた。
      
       信号が変わると、ベンツは急加速で飛び出していった。
感じの悪いままに、こちらの車線に入られて、
前に来られたら嫌なので、追いついて抜き返した。
追い越す瞬間に、ベンツのブレーキランプがひかるのが
目の端の方でチラッと見えた。
「なんで?あんな勢いで走っておいて、前に何もないのにブレーキ?」
とっさに、僕もブレーキを踏んで、今度はベンツの運転手を一瞬見届けた。


・・・・・・・・・、
青いシャツを着ていた。

    
 「どうぞ、お先に!」

「だけど、仕掛けたのはおまえだろう!」


明らかに、スピード違反を誘発している。

     1ヶ月くらい前にも、関空の帰りに、同じような目にあった。
空港島で、送迎車両の車線からの帰り道で、下り車線がある。
ここは、以前も「ねずみ取り」でやられたことがある。
時々やっていて、また、以下のようなことが起こるので、
要注意ポイントである。

(しかし、空港島でやるか?それも下り車線で・・・。)
(だからやるんだろうけど・・・。)

今回は、そこへ合流する左車線から黒(だったと思う。灰色だったかも・・・。)
のスカイラインが、(それもたしかワゴンタイプ)が勢いよく合流してきた。
車線は別なので、こちらが減速するとか加速する事はないのだが、
高速で真横やや後ろに並ばれると、あおられているような威圧感がある。
アクセルを踏んで前に行こうと思ったが、嫌な感じがしてそのまま走った。
「ワゴンだし、柄悪そうだし・・・。でも、まさかこれで、覆面のわけない。」と
思ったけど、いい子チャンの僕は我慢したのだった。
しばらくしてスカイラインが横に来てびっくり。
水色のシャツを着たおじさん達が乗っていた。


     
あおるなよ”!



     数ヶ月前には、光明池の近くで、ワンボックスカーの覆面が、
他の車をつかまえていた。
ワンボックスカーの覆面!・・・・・・・・・
ワンボックスカーの覆面なんて、まったくケアしてないで走ってますぜ!

     最近は、悪質な取り締まりが多いから気を付けないと・・・!
あおっておいて、(しかも柄の悪い車のふりをして)、
こちらがスピードを出すようにし向けて、
つい、スピードを出したところを取り締まるんでは、
これは正当な取り締まりとは言えない。
権力をかさにきた卑劣な金儲けである。
でも、捕まってから言っても、聞き入れられるわけないし、
裁判起こすほどのエネルギーも暇も金もない。
泣き寝入りしないためには、捕まらないようにするしかない。

     それにしても、
最近は覆面パトカーがわかり辛くなってきた。
以前は、
バックミラーがボンネットにある。とか
ルームミラーが二つある。とか、
灰色や白のセダンでリアの窓はカーテンが付いている。とか、
後ろに、立派なアンテナが付いている。とかあったけど、
今は、どれも当てはまらない。
こちらが、出来ることは、


「先頭で走っているときは、飛び出さない。」

だけである。

とばさないのが一番だけど、普通に走っていても、
あおられて、スピードを出さされて、それで捕まえられるのは、
どう考えても納得いかない。
皆さんも、気を付けてください。






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