☆. SP-30:スヌーピーテニス .☆

(SNOOPY TENNIS)

- S57.04.28 Released (\.6000) -

G&Wにおけるキャラモノ御三家のひとつスヌーピーを起用した初めての機種。先ほども書きましたが、フレームは金色に戻され左側にはラケットを持ったスヌーピーが印刷されています (ちなみに、ワイドスクリーンシリーズは本ゲームをもって完結となりました)

ゲームは、スヌーピーを操作して、チャーリーブラウンが打ってくるサーブを上手く打ち返すというもの。ただ、チャーリーブラウンは野球同様テニスもてんでダメでサーブは上へ下への大暴投。スヌーピーは木を登ったり降りたりしてこれに対処します。もし、ボールを後ろにそらせてしまうと CRUSH! とビンが割れる音がして、スヌーピーは『ボクのせいじゃないよ』とばかりに犬小屋の上でタヌキ寝入り、それを見たチャーリーブラウンはラケットを放り投げて肩をすくめる仕草をする、という原作顔負けの振る舞いを見せてくれます。

そうそう、忘れちゃならないのがもう1人。スヌーピーが上手く打ち返したボールを更に打ち返してくるルーシーには気をつけなければなりません。何故なら、彼女の打つボールはチャーリーブラウンの2倍の早さで返ってくるからです。

このゲーム、それまでG&Wのボタン数は偶数という定説を覆し、上下移動ボタン2個と、アタックボタン (ラケットを振る) 1個の計3個という、見た目ちょっと違和感を感じるデザインだったのを覚えています (というか、まだ持ってます (笑))

このゲームのチャンスタイム制は、一定時間ルーシーやチャーリーブラウンのボールを打ち返すと通常得点に加点(3点)が加えられるというもの。ただ、チャンスタイム中はボールがあまり飛んでこないのでボーナスと云ってもあまり嬉しくなかったりします (笑)

ミスマークは割れたビン。アラームマークはウッドストック (黄色の小鳥) で、アラーム時刻になると鳥の巣から出てきてさえずりを始めます。

全体的に、キャラクタを非常に生かしたゲームで、GBで出てるどのスヌーピーモノよりも良くできていると思います (SFCの SNOOPY CONCERTの出来の良さにはかなわないですけど)