☆. MG-61:スキッシュ .☆

(SQUISH)

- S61.04.-- Released (\.????) -

知る人ぞ知るファミコン初期の名作デビルワールド (任天堂)を移植した機種です。

プレイヤーが操作するべきキャラクタZIGGYは下の画面に現れます。下の画面は迷路のようになっており、画面上に現れる壁はランダムでセットされます。

ゲームをスタートすると、上の画面に毛むくじゃらのGRUMPYというキャラクタが現れ、上下左右のいずれかの方向に指をさします (実際には腕ごと動かすんですけど)。すると、下の画面がその方向にスクロールを始めます。

そのまま何もしないでいると ZIGGY は、迷路の壁と外壁の間に挟まれてミスとなってしまうので、ZIGGY を上手く操作して逃げ回るというゲームです。特にゴールがあるわけでも無く、ただひたすら逃げ続けるというのはなかなか面白いアイディアのゲームといえるでしょう。

なお、GAME B では下の画面の4隅にSpace Bugという敵が現れ、スクロールの壁を上手く避けながら Space Bug を退治 (タッチすれば良い) するというルールでした (間髪入れずに4匹を倒さないと、最初にやっつけた Space Bug が復活してくるというのはなかなか凝ったアイディアでしたね)。

さて、このゲームの唯一にして最大の特徴は、その操作系です。ゲーム内容を読んでもらえば移動キーさえあれば出来るゲームなので、十字キーひとつで十分・・・と思ったら大間違い。なんと、ミッキー&ドナルドと同じ長方形キーを採用して、左手で上下右手で左右という世にも不思議な操作を強いられるのです (一昔前のラジコンのプロポを思い出しますね)。

これにより、十字キーなら直感的に動かせるはずなのに、まともに動かせるようになるまで時間がかかる&焦ってくると操作を間違いやすくなる、という凶悪な仕様になっていたのです。ゲーム自体ではなく、操作系で難易度アップを図るのは卑怯だと思うな、個人的には (笑)

ミスマークは潰された ZIGGY で、パッと見ソーセージに見えなくも無いです \(^_^;) ぉぃぉぃ。アラームマークは、普通のが表示されるだけだったのがちょっと残念。

最初にファミコンからの移植作と書きましたが、日本製のゲームの移植がなぜ海外版で発売されたのかは謎ですね。まぁ、たしかに日本人ウケしそうな気はしないのですが・・・個人的には好きなゲームです (持ってるしね v(^_^))