☆. BJ-60:ブラックジャック .☆

(BLACK JACK)

- S60.02.15 Released (\.6000) -

本作もピンボール同様、実在のゲームをシミュレートしたもので、ボディも上下2画面タイプを採用、コンピュータ相手にギャンブラー気分を楽しむ?ゲームとなっていました。

ルール自体は、トランプのブラックジャックと同じで (当たり前か (笑))、自分の手札の数の合計が21を超えないようにする (絵札=10、A=1か11、他は数字通り) というもの。非常に単純なルールですが、お金が懸かると非常に熱くなるゲームです (ぉぃ)

しかし、そもそもブラックジャックとはディーラーとの駆け引き (相手の手の内を読む) を楽しむトランプゲームであり、それをコンピュータゲームにすること自体すでに無謀であるといえます (ぉぃ)。実際、適当に点数を賭けて手札をめくるだけの単純なゲームになってしまっており (コンピュータの手の内を読むと言ってもねぇ・・・)、もう少し工夫が欲しかったなぁ、と思います。

ちなみに、ブラックジャックが楽しめるのは GAME A のみで、GAME B ではナンバーマッチングというスロットマシンのようなゲーム (各マスで回転している数字 [3〜7] をタイミングを見計らって止めていくというもので、全部同じ数字ストレートの時に配当がもらえ、それ以外の時は没収) が遊べました (GAME A と GAME B で全くゲーム内容が違うというのは、フラッグマン以来のこと)

このゲームも画面の派手さの割に、アラームマークは音符が出てくるだけ、ミスマークも無い (所持金が0になったらオシマイ)という味気ないものでした・・・。

なお、国内におけるマルチスクリーンは本作が最後の機種となりました。