ヒゲナガカワ・トビケラ
ヒゲナガカワ・トビケラ
ハッチ後水際にたどり着いたアダルト、少し羽を広げた状態。
ハッチの途中を捕食されたと思われるストマック。
水際に浮いているシャック、シャックが食べられてる状況もあります。
名称 ヒゲナガカワ・トビケラ
*対象にしてる状況。ハッチのために水面に浮いてきたピューパとハッチ後水面上にいる状態。
6項目 フローティングピューパ
1)サイズ。 20~25㎜程度
2)プロポーション。 比較的太くズングリしている
3)水面との絡み方。 マルタ及び直下
4)動き。 水面下を泳ぎ回る動きがあると思われる
5)色や模様。 腹面が少し明るくそれ以外はダークグレー
6)質感。 柔らかい質感
6項目 アダルト
1)サイズ。 全長25㎜程度
2)プロポーション。 羽をたたんだ状態を真似る
3)水面との絡み方。 本ベタ ヤグラ
4)動き。 ハッチ後水面を動き回る
5)色や模様。 ダークグレー
6)質感。 光沢はなく、くすんでる
シーズンと時間帯
3月から6月 後半は8月9月
夕マズメと朝マズメ、メインは遅い夕マズメ(フライはほとんど視認できない)
羽化方法と生態 「信用度&完成度」A(高い)
水面羽化。ピューパは水面直下を泳ぎ回る。アダルトもハッチ後水面上を動き回る。ピューパもアダルトも動き回ってる状況を魚が捕食する為、ライズが派手なスプラッシュライズになる。
ヒゲナガのシーズン中の夕マズメ、スプラッシュライズがあったらヒゲナガのパターンを使ってみるのは有効的です。
シャックも捕食されています。
釣りの状況 「信用度&完成度」B(普通)
ピューパは水面直下で、アダルトは水面上でどちらも動かして使うと効果的になる。夕マズメはフライそのものを確認しずらくなり、ストライクが取りにくくなります。
そのような時、ロッドを45°程度の角度で保持しフライラインにアール状のタルミを作っておくと、フッキングしやすくなります。
他の昆虫に比べ流下量が少なくても魚はヒゲナガを意識してる感じがあります。
ヒゲナガのハッチ時コウモリが水面近くを飛び回りアダルトを捕食している状況が確認できます。