ガガンボ

 
 

  名称  ガガンボ


焦点を当ててるステージはハッチ時のアダルトと、交尾、産卵の為のアダルトの群飛(水面のすぐ上の空中)


 6項目 アダルト 

1)サイズ      体長7~8ミリ  フックサイズ #20〜#18

2)プロポーション  ボディーは細く足が非常に長い ウイングは体長とほぼ同じ長さ

3)水面との絡み方  直下、マルタ、本ベタ、空中

4)動き       ハッチ時は水中から空中への動き 空中では飛んでる動き

5)色や模様     くすんだクリーム色

6)質感       弱々しい


 シーズンと時間帯 (信用度&完成度B)

3月から5月 トップシーズンは4月

ハッチの時間帯は夕マズメ前から夕マズメにかけて

ハッチや群飛は1時間以上続く状況もある、どちらも量がまとまる傾向が強い。

群飛の状況はアダルトが空中にいて主にヤマメがロケットライズで空中のアダルトを捕食するライズ

がみられる。3月4月の夕マズメ前から夕マズメにかけてロケットライズが見られたらガガンボを疑ってみる必要があります。


 生態と流下量  (信用度&完成度B)

羽化方法はダイレクトハッチと言われています。ハッチ時の対象はハッチに失敗した個体に焦点を当てています。

ハッチの時より、アダルトが水面のすぐ上を飛び回る時にヤマメが、ロケットライズで捕食してる状況に遭遇してることが多いと感じてます。


 場所 流下ポイント (信用度&完成度B)

ハッチは流れの緩い所や全く無い所など。アダルトは水中から顔を出してる岩の水際に集まり、その周辺を飛び回る。

水面近くを飛んでるアダルトは見にくく確認するのは難しい。


 ライズフォーム

水面のすぐ上を飛ぶアダルトを捕食してる時はロケットライズになる。ハッチではなく交尾のため集まる状況の時。


 釣りの状況

空中のアダルトを捕食している時の釣りは難しい。空中にフライを維持しておくことはできない為

着水したフライをすぐに「スー」「スー」と動かす手もありますが効果は限定的です。




ユーチューブ  第2回ガガンボのタイイング   CDCソフトハックル        


昆虫のページ    


表紙へ戻る      

 

夕マズメ、水際の岩に集まってきます。

この前の明るい時間帯に水面近くを多くのアダルトが飛びまわり、空中のアダルトをヤマメがロケットライズで捕食を繰り返していました。

足が非常に長い。