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 6:00起床。いよいよこの旅も今日で終わりである。いつもの事ながら、最終日には「短かったー」と思うのだ。
 それはそれで、みんなで深夜の騒ぎの話をする。やはり誰かが大暴れしていたらしい。宿のおやじも出てきて大変だったらしいのだ。
 そんな忙しい(せわしい)ことには、あまり気を留めず、外に出でみた。外では優しい風が吹き、サトウキビの葉がなびいている。天気は今日も晴れ。気持ちが良かったので、しばらく心を休める。ここ(八重山の島々)に来て思うのだが、吹く風がとても気持ちがいい。特に朝。こんな南の島だと、朝からうっとうしい暑さを想像していたのだが、そんなことは無く、とても清々しい。

たましろの飯(4)
 8:00朝食。昨日の朝食に比べて、少し大人しい感じがするが、やっぱり(ToT)である。それでも、今日はいくらか沢山食べることが出来たような気がする。

 食事の後に洗顔し、宿の精算を行う。2泊4食+レンタサイクル2日間で\11000-成り。

出発の朝
 宿への精算を済ませ、船の出発まで朝の爽やかさを堪能する。その時の1ショット。
 出発の準備をする人、島内観光をする人、なんとなく何もしていない人・・etc。ひとそれぞれに時間を過ごす。去っていってしまう寂しさと、名残惜しさが心の中を占めてしまう時でもある。
 9:25 港に向かうため、たましろのおやじの運転する宿の車に乗り込む。

見送る人々
 今日出発するのは、筆者も含めて数人。たましろで泊まった人達が、親方やナカノさん達が見送ってくれる。
 9:40 安栄観光の高速船は、波照間港の岸壁を離れる。この瞬間はさすがに普段は冷徹な筆者でも、グッと来てしまった。

 石垣行きの暗影観光の中には、昨日大泊浜であった新米医者ムライさんが居た。今日は石垣で泊まり、明日帰るのだそうだ。  約1時間で、船は石垣の離島桟橋に到着。同じ航路で運行する波照間観光に乗ってくる予定の、シヅカさんを待つ。そして、筆者と新米医者ムライさん、学生のシヅカさんは、昼食をとるため、あさひ食堂に行く。

あさひ食堂
 一端荷物をバスターミナルに預け、離島桟橋からはちょっと離れているあさひ食堂まで歩く。
 あさひ食堂前に到着すると、いきなり店は閉まっていた。ガクーンと来たがカブに乗ってきた親父さんが、「いまから開けるサー」と言って本当に店を開けてくれた。さて、注文は「ゴーヤ炒め(ゴーヤチャンプルー)定食(\500-)」である。ここはシヅカさんのお薦めで、確かにゴーヤチャンプルーは美味しかった。

 12:30 バスで空港まで向かうシヅカさんをバスセンターまで送る。彼女はこれか沖縄本島を経由して帰るのだそうだ。
 その後、筆者と新米医者ムライさんとお土産を物色へ、近くを散策する。三枚肉とミミガーと豚タンを購入。あと石垣地ビールの店で、職場の先輩に頼まれた地ビールとビール蕎麦を宅配で送る手続きをする。
 13:00 筆者も空港に向かうためバスセンターへ。ここで新米医者ムライさんとお別れである。

 石垣空港は土日とあって大変混雑していた。小さい空港なので、余計に混雑して見える。早めにチェックイン・搭乗待合室に移動すると、搭乗待合室には広島のむんむんいばっちが居た。いきなりの再会にびっくりである。広島に帰る彼らであったが、広島へは福岡を経由するのだという。さすがに大騒ぎする訳にも行かず、おとなしく談笑。

ANK736便
 14:25搭乗。石垣→福岡行きANK736便は、満員で14:40離陸する。残念ながら帰りの便では、後方通路側の席であるので、眼下の景色を眺めることが出来ない。仕方がないので機内でビールを購入し(\500-)、飲みながらゆっくりする。

福岡空港にて
 16:30前、福岡空港着。なんと雨。気温は17℃である。常夏の石垣からそのままの格好(半袖)で来ているので、至極寒い。広島から来たむんむんいばっちは、今夜は博多で1泊すると言うのでここでお別れ。その時の1ショット。左のうっとうしい男は筆者。
 ちなみに、むんむんはこれから、ネットアイドルとしてデビューを目論んでいるらしい。気になる方は、ファンレターを転送するので、筆者までメールを。

 ひとりで第2ターミナルに移動。次の便までには時間があるので、夕飯を食べることにする。筆者的に福岡空港ではうどんと決めている。肉うどんとかしわ飯のおにぎりを頂く。

 18:25発の伊丹空港行きANA218便に乗る。4月だと、周りは未だ長袖の時期。ここでも、半袖のお気楽な格好をしているのは筆者だけで、かなり浮いているのが判る。伊丹空港に到着したのは19:30。気温20℃。やはり寒い。長袖に着替え用途思っていたが、すぐバスが出るというので急いで乗り込む。もちろん半袖のまま。

 自宅に到着したのは20:20頃。まったく普通の人に戻ってしまうのが、至極寂しかった。

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