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8:10起床。そのまま朝食。なぜか我々の相部屋5人だけが外で朝食である。何でかなぁ〜? 昨晩さわぎすぎたからかなぁ〜?? 外のテラスで朝食を待つ。風が吹き抜けて、とても気持ちがいい。なかなか爽やかな感じだ。 |
![]() | たましろの朝食である。朝からコレである。でも、右のみそ汁は、とても美味しかった。 |
もちろん、これだけのボリュームの食事は食べきれない。ここで、宿のおやじがラップとアルミホイルを持ってきた。自分で適当に具を詰めて、おにぎりを作るのだ。これで昼食代が浮いて、なんとも嬉しい。 さて、今日は昨日とちがって朝からいい天気である。当初の目的通り、今日はサイクリングに出発することにする。ここで肝心なのが、自転車の選択である。たましろには15台ほどの自転車があるが、実用に耐えうるものは、7〜8台しか存在しない。したがってのんびりしていると、良い自転車は使われてしまうのである。 10:00 なんとか自転車をGetしてサイクリングに出発。 まずはニシ浜。波照間港から直ぐ近くにあり、おそらくこの旅の中で一番綺麗な砂浜。ここの砂浜にはゴミがほとんど落ちておらず、それはそれは綺麗な砂浜である。筆者が着いた時には、すでに民宿「たましろ」のお客が数人のんびりしていた。先に島内観光をするつもりでココを離れるが、結局この浜で泳ぐことは出来なかったのが、ちょっとばかり心残りである。 島を反時計方向に出来るだけゆっくり行く。途中途中に見える風景は、青い空に緑の畑に白い雲と、単純だが和むものばかりだ。と・・、いう間に最南端に到着する。 この旅の大きな目的の一つ。最南端。実際に来てみると感無量だ。この先外国なんだと思うと、なんだか不思議な感じだ。さて、この最南端。思っていたより質素な感じである。ここにある「最南端の碑」ってぇのは、なんと学生が作ったのだそうだ。それでも変な公共工事が入っているよりずっとまし。 波照間空港で一休みしたあと、シムスケーにたどり着けなかったりして、大泊浜で、医者の卵のムライさんに出会った。思いつきでやってきたという彼は、卒業旅行なんだそうだ。5月から名古屋にある大きな病院の研修医になるらしい。なんて事をしゃべりながら、1時間弱ほど経ってしまう。 で、とりあえず民宿「たましろ」に戻って、昼食(おにぎり)にする。 |
昼食をすませて、ぼーっとしていると、昨日の宴会に来ていた近所のオジィが、軽トラに乗ってやってきた。このオジィは、たましろの常連の親方と私に手伝えと言う。言われるままに軽トラに乗って、着いたのがサンゴの浜。このサンゴの浜は、サンゴの残骸が浜に打ち上げられているところで、踏みしめると固い金属音で「チャリチャリ」と音がする。なんとも不思議な所。このサンゴの残骸をバケツいっぱいに集めて、羊小屋の床に敷くのだ。思わぬところで、お手伝いをするという思わぬ体験ができて、結構うれしかったりする。 17:00 早めの入浴。しばらくテラスにて風に当たる。 |
![]() | 入浴後、散歩がてらに自転車でぶらぶらと流していたら、民家の門柱の上に伸びた猫が居た。ちょうど内地で言う狛犬のように見えたが、ここは沖縄風に「シーサー」としておこう。生きているシーサーだから、生シーサー。 |
夕方の島は、日差しが和らぎ風も涼しくて気持ちがいい。お土産様の波照間の黒糖を手に入れ、しばらく集落をぶらぶら。 19:00 夕食、そのまま宴へ。 |
![]() | この日の夕食である。左の大きな碗は、カレー丼。しかもご飯もルーも超大盛りである。奥のオレンジはソーメン。手前右がカジキの刺身と、真中がゴマ豆腐。しかもバナナとお茶1本が付いている。 筆者的にはカレーは好きなので、カレーだけは平らげてしまった。 |
![]() | この晩の宴の様子。この日の宴は、昨日の反省も含めて大人しかった。 この日は、広島から来たA女さんがすでに出来上がっていて、すでにロレツがまわらない状態だ。酔うと陽気になる人の様で、常にケラケラと笑っていた。あと、たまたま隣に座ったK山さん。言葉の中に短いトゲがいっぱい入っていて、いわゆる「京都系」。 |
23:00 宴は終了したが、夕方曇っていた空の一部が晴れているようだったので、ちょっと星を見に宿から200mくらい離れた所まで行ってみる。全部は見ることが出来なかったが、南十字星の一部を確認することが出来た。 23:30 就寝。が、25:00くらいに、とんでもない奇声に叩き起こされる。「泡波」で悪酔いしている人がいるようだ。なんてこった・・・。 |
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