4/17 |
7:30に起床したが、全然寝付けなかったので、体はぐったり。しかも昨日の日焼けのせいで、筆者の体は、全身湯たんぽ状態のごとく、火照りまくっている。 8:00 朝食。宿の人に聞いて、近くのスーパーで、日焼け止めクリームと、日焼け後ケアのローションを購入する。既に手遅れである事は承知の上だが、少しでもこの現状を改善したかったのだ。 後から考えると、今日の天気予報は当たっていたらしい。午前中は曇りで、午後から雨だ。ただ何もしないのはつまらないので、昨日の「与那国ホンダ」で自転車を借り(\1000-/day)、ウブドゥマイ浜まで出掛ける。 綺麗な砂浜を期待して行ったのだが、遊泳禁止の浜だったためか、ゴミが散乱していて汚かった。(もちろん海は綺麗だったが)。それに雨がパラパラと来たので、一端宿に戻ることにする。 11:00〜12:00まで昼寝。空を見ると天候が回復しているように思えたので、再びウブドゥマイ浜の隣にあるツァ浜まで行き、海水浴(遊泳禁止だが)をするつもりで再び出掛ける。 |
![]() | これだけはっきり「遊泳禁止!!」と看板が立っている横の有刺鉄線を乗り越え、浜まで降りる道を歩いていく。普段は牛の天国なので、辺りは糞ばかりである。 ちなみに、有刺鉄線を乗り越える時に、左の膝の辺りを引っ掻いてしまった。 |
![]() | 浜まで降りるには、急な坂道を下って行かなければならない。しばらく坂を下って行くと、牛が数頭道にたむろし、こちらに向かって「ガンタレ」ていた。こうなれば、もう「蛇に睨まれた蛙」である。ここは素直に引き返す事にする。牛怖いよ。ホントに。 |
結局、泳がずじまいで帰ってくるのだが、後から考えると雨に遭わなかっただけ、マシなのかも知れない。 時間はもう13:30。原が減ってきので、祖内の集落の「割烹どなん」で昼食にする。 |
![]() | 祖内の集落の西にあるお店。入るとお婆が、「すごく焼けてるネー」と気さくに話しかけてくれる。 注文は「てぃびちソバ」とお茶を頂く(\1200-)。すると、奥にいたご主人が「今日上がったカジキだよ。サービス!」って、カジキマグロの刺身をご馳走して頂いた。凄くラッキー! 「てぃびち」というのは豚足の事で、これまたてぃびち初体験の筆者としては、とても美味しく頂いた。 |
14:00前、昼食も済み、比川浜か西崎に向かおうと思っていたら、店のお婆に「雨が降るさ〜」と言われたので、空を見上げる。すると、厚い雲がすでにそこまで来ており、既にぽつりぽつりと雨粒が落ちてきている。さすがに、雨に打たれてまで自転車こぐわけにも行かなかったので、宿に戻っておとなしくする事にする。 宿に戻ると、すぐ雨が降り出し、それこそ大降りのスコールになってしまった。 |
こんな事もあろうかと、ちゃんと対策を採っておくのが旅の達人というモノだ。今回も、宮部みゆきの本を仕入れて置いた。「火車(かしゃ)」という本だ。食堂兼団らん場所で、これを読みながら時間を潰す。 16:00 しばらく本を読んでいると、雨も上がり、何もしないと勿体なかったので、宿の裏にある「ナンタ浜」でひと泳ぎすることにする。 |
![]() | 本土の海水浴場みたいにぬるい水じゃなく、ちょっとだけ冷たかったが、とても綺麗な海だったので、とても気持ちよかった。海水の透明度が高いので、向こうの方でかなり大きい魚が泳いでいることも確認できる。海水の本来の色って、こんな感じなんだろうと、改めて思わされてしまった。 しかし、ひとりの海水浴ほどつまらないものはない。全然面白くなかったので、10分ほどで上がってきた。今から思えば、ちょっと勿体なかった様な気がする。 |
海水浴後のシャワーの変わりに、宿で入浴。サッパリとする。 まだ17:00。時間があるのでレンタルサイクルを返すがてら、集落内を散策することにする。 |
![]() | 祖内の中だけでも、数件の泡盛の醸造所がある。写真は、その内の1つである入波平酒造というところ。ここで「日本最西端の証(\400-)」を発行してくれるというので行ってみた。 店の軒先に立つと、奥から何とも言えない甘い香りが漂ってきくる。ちょっと奥に目をやると、大きな醸造タンクが見える。また、事務所には、ここで作っている「舞富名(まいふな)」というブランドの泡盛が並べられていて、ついつい「これって美味しいんですか?」と聞いてしまった。対応して頂いた女性の説明が上手かったのか、気付いた時には、43度,10年ものの古酒(クース)を購入してしまった。 |
19:30 夕食。ふと気付くと、筆者の目の前にノースリーブを着た女の子がご飯を食べていた。彼女の両腕も私と同じように真っ赤に焼けている。彼女は、神奈川から来たというののこちゃんというフリーター。彼女は、ちゃんと日焼け止めクリームを塗っていたにもかかわらず、真っ赤に焼けてしまっていたのだ。そんな彼女の痛々しい姿を見て、今朝買った日焼け後の火照り止めローションを貸してあげた。 20:00 以降は、部屋で宮部みゆきの「火車」の続きを読む。読書にのめり込んで、結局その本を読破してしまった。 気付くと時間は、もう午前2時半。外では雨が激しく降っている。明日の天気が心配だ。 そんなわけで、27:00くらいに就寝。 |
![]() ←4/16へ |
![]() 4/18へ→ |