MR2(SW20) G-Limited
軽量化大作戦 |
スポーツ走行をするには、車は軽い方が優れています。加速するのも、減速するのも、曲がるのも軽い方が優れています。SW20
G-Limited Tバータイプは、書類重量で1250kg、人が乗って、テンパーや車載工具載せて、カーナビ&ステレオ積んだら1350kgを超える重量になりそうです。
そこで、車検も終わったことだし、思い切った軽量化を進めていこうと思っています。軽量化の基本は、要らない物を外す、軽量な物に交換する、の2点です。要らない物を外すのは費用が掛からない場合が多いので良いのですが、軽量な物に交換するのは、結構お金がかかります。わずか100g軽くするのに数万円も掛かっていたのでは、ダイエットでもして自分の体重を減らした方が余程有益です(笑) こんな視点から、ローコストで有効な軽量化を気長に行ってゆくつもりです。
すべては、15秒を割ってから・・・ 次のステップの切り札?にします。
最終更新日 : 2001.9.14
まず、コストが掛からない、とっぱらいから考えてみましょう。ここで考慮すべきは、取り外した場合、安全面で不都合が無いか? 強度面で不都合は無いか? 快適性に問題は無いか? その他の不都合は無いか? そして、取り外すのに手間が掛かるか、外した後になんらかの処理が必要かどうか、などのデメリットとのトレードオフになります。
品目 | 重量 | 備考 | 対策 |
オーディオ一式 | 11kg | 普段から音楽はほとんど聴かないので、真っ先に外した | 済み |
リア・トランク内装 | 5kg | クリップを外すだけで外れるので10分もあればできる | 済み |
リア・オートアンテナ | オーバーハングにあるので外す | 予定 | |
キャビン内装(後部シート) | 外すとうるさくて暑くなるが、このシートは結構重い | 予定 | |
キャビン内装 | メルシートまで剥がすなら、かなりの大仕事 | 予定 | |
リアコンソールボックス | 2Kg | 軽量化の貢献度は少ないが、 スペアタイヤを積むのに邪魔なので外した |
済み |
インテーク・レゾネータ | 未測定 | 軽量化というより整備性改善の為取り外し | 済み |
交換する場合は、お金がかかります。それゆえ、優先順位を良く考慮して、財布の都合に合わせてゆくことになります。理想の有線順位は、1.オーバーハングの重量物、2.前よりも後ろ、左よりも右側の重量物、3.交換すると劇的に軽くできる重量物、なのですが、それ以上に値段が重要です。軽くできることが分かっていても、カーボン・ボンネットやカーボン・バケットシート、チタン製マフラー、軽量アルミホイルなんてなかなか手が出ません。また、軽量化だけでなく、他にも役立つ機能が有る場合は、それが優先されるでしょう。
品目 | 重量 | 価格 | 備考 | 対策 |
フルバケットシート | 純正シートは結構重いし、挙動を掴み易くするにはフルバケが効果的 | 未定 | ||
ステアリング | 0.5kg | 3000円 | 若干の軽量化が期待できるが、どっちかと言えばドレスアップ | 済み |
エンジンフード | ターボ用が手に入れば比較的簡単にできる | |||
リア・トランク | 市販品は高価なので自作を考えている・・・ | |||
リア・スポイラー | トランクを交換するなら、GTウイングに変更するでしょう・・・ |
リア・トランクの内張りはクリップで止まっているだけですので、これを外せば、すぐ取れます。下にはベニア板などもあって、全部外せば5kg程軽くなります。外した時の感じは左の写真のように、CPUやら配線類がむき出しです。荷物でひっかけたりするとまずいので、→の写真のような、キャンプ用のシートを貼りました。穴を空けて内装のついてたクリップで止めるだけです。このシートはアルミを貼り付けた5mm厚ほどのウレタン仕上げで、重さは1〜200g程度です。現在、これを前後2枚貼っています。軽量だし、一応、配線の保護にもなるし、アルミが断熱もしてくれるし、1石3鳥です。ただ、両サイドのフェンダー部分が向きだしになるので、ここも保護材を入れておかないと、トランクの中で暴れてフェンダーをへこませるかもしれません。
2002.12.3
トランクの内装を戻しました(^^;) 理由は入れて置いたアルミシートが熱で変形してしまったせいです。通常は問題無いようですが、サーキットでも入れっぱなしにしておいたら、熱で溶けていました。今は、純正の断熱材と、内張りを戻して、ベニヤ板だけ外してある状態です。本格的な軽量化に踏み切れるのは何時の日か・・・?