線路配置のケガキ

(NO2)


線路ケガキに当たっては、カーブ半径を慎重に確認しながら、進めます。

<レイアウトプランについて>
本レイアウトでは、狭いスペースにリバース線を設けることを計画したので、カーブの最小半径を極力小さくすることを目指しています。その為、最小通過半径について、事前に走行テストを実施しました。

R17cmでの車両別走行テスト結果一覧はここをクリック

レイアウト・参考プランはここをクリック

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<留意点>
1. エンドレス線はR22〜23センチ。
2. リバース線は、R17〜19センチ。
3. 集電効率優先の為、線路の塗装は、今回は見合わせ、バラストのみ散布。
4. ポイントマシンは、昨今ではめずらしいボード下に埋め込み方式(AC電源)。
レイアウト・参考プラン
ピコ製小型ポイントとマシン(左)。カーブ部分はR2(22cm)。
ケガキしたところ。実物に合わせてポイント部分から先にケガキする。 カーブ部分は、定規で半径Rを決めながらケガキすると、円周が崩れずにすむ。但し、カーブに入る部分は、緩和曲線があると、走行が実感的になる。
<長尺もの客車>
欧州の客車には、車長が長いものがあり、カテナリーマスト他の障害物に当たらない様、せり出し部分は、充分に注意(レールセンターより、2.5cmが目安)。ケガキはボード端より4センチの余裕を確保。また、カテナリーマストはカーブの外側に設置。
ケガキしたところ。全体図。

<R17cmでの車両別走行テスト結果一覧>
機種 メーカ 結果
DB E91電機機関車 ROCO スムーズに走行
DD13デイーゼル機関車 KATO スムーズに走行
キハ52気動車 KATO 最小半径の部分で、多少のギア音が発生するものの、滑らかに走行可能
DD51 KATO 走行不可
C11 KATO 走行不可
DF50 TOMIX スムーズに走行



簡単な走行テスト線

ROCO社(ロコ:オーストリア)の基準では、最小R1(R19cm)、ラージ車両でR2(R22cm)以上を推奨基準としているので、これを参考に、エンドレス線はR22〜23cm、リバース線は、R17〜19cmを基準に設定します。こんな感じでもそおらく、輸入物はエンドレス線上はラージ車両、リバース線上はノーマル車両に対応できるのではないかと見ています。
完成後のテストでは、レイアウトの本線(R22)はほとんどの国産車両が走行OKでした。(・・・マイクロエースのC62も入線可能)

しかし、最近はフライッシュマンなどでも本線(R200〜220ミリ)の通過が厳しいロコもでてきているようです!!(リーベ鉄道では設計上ではR220以上を心がけましたが工作の段階で、本線の一部にR200程度も混じってしまった可能性があります!(トンネル内に急カーブ?)・・・大半のロコは通過OKですが、まれにスムースに通過できないロコに出会ってしまった場合はあきらめかな!?【140412】)
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