アジア旅行記

【ミャンマー編】 '96/04/27〜05/08          更新日:'96/07/14


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【パガンでの旅行生活】 '96/05/02〜07

◆川原で夕涼み
 日の入がすばらしい、と言うことで何度か登場したイラワジ川の川原ですが、ここ にあるのは夕陽だけではもちろんない。人々の生活がある。
 洗濯をする人、水浴びをする人、体を、頭を洗う人、漁をする人、葉巻を作る人ま でいました。まあ、覗き見趣味的な興味になってしまいますが、とても面白かったで す。それがどこにあるか?これについては内緒にしておきます。生活の場にあんまり 沢山押しかけるのも困りものでしょう。私が偶然見つけたように、自分で見つけてく ださい。

◆散髪だあ〜
 海外で散髪するというのは、どんな髪形になってしまうか心配なのでちょっと勇気 がいりますが、その安さは魅力です。今回も旅行の前から散髪に行きたかったのです が、我慢してました。
 パガンについた時から、散髪屋、散髪屋と言っていたのですが、GHの近くにあり ました。客がいないと散髪屋だとは気づかなかったかもしれません。看板もなにもあ りません。ただ、大きな鏡があり、その前に椅子が2〜3個置いてあるだけです。
 さて、結果は?まずまずでした。香港で散髪したときに、ばっさりと思いっきり短 くされたことがあったのですが、ここでは控えめでした。もう少し切ってくれたほう が良かったかな?と思うくらいでした。また、変な髪形になることもなく、ばっちり でした。料金は50Ks。

◆マーケット
 割と大きなマーケットがあります。私はここでTシャツ、サンダル、帽子、ラムネ のようなお菓子、豆菓子、そしてロンジーを買いました。
 ラムネのようなお菓子はマーケットの近くの食堂にはいるとサービスででてきます。 結構おいしいです。サンダルは物によるのでしょうが、あんまりお勧めではありませ ん。鼻緒が太く、親指と人さし指の間が痛いのです。なれてくるかな?と思いました が、2〜3日後には、ましになりましたが、痛いものは痛かったです。
 ロンジーと言うのはミャンマーの人みんなが履いている、巻きスカートです。男の 人も履いています。ズボンが汗と土埃でドロドロだったので洗い替えに買いました。 なかなか涼しくて快適です。2日目の朝買ってから、GHをチェックアウトする直前 まで履いていました。

◆音の鳴る方へ
 イスラム教国を旅行すると大きな音量でコーランが街中に響いていますが、パガン でもそれに似た調べが流れていました。仏教国でなんだろう?と思って音のするほう へと向かいました。
 広場に止めてあるバスの方から聞こえてきますが、どこから聞こえるのか良く分か りません。ふと見上げると大きな木の上に大きなスピーカが3つくくり付けられてい ました。今度はスピーカのケーブルをたどる番です。ズーッと辿ると寺院の中に続い ていました。仏教のお経のようです。テープを流しているのかな?と思いながら中に 入ってみるとお坊さんが生で詠んでいました。朝から晩まで聞こえているけど、ずっ と詠んでいるのだろうか?確かに物凄く分厚く大きな経典に小さな字がびっしりと印 刷してあったけど、1人で詠んでいるのだろうか?謎は深まってしまった。

◆パガンの人達
 パガンに限らず、ミャンマーの人はとてもシャイです。そのくせ道を歩いていると 「ハロー」なんて人なつっこく声を掛けてきます。子供だけでなく若い人はみんな声 を掛けてきます。擦れ違いざまに声を掛けられることも多いのですが、声を掛けよう かな、どうしようかな、なんて迷っているのでしょうか、擦れ違った後によく声を掛 けられました。声を掛けられたら、こっちも「ハロー」とか言おうと思うのですが、 擦れ違った後なので、振り向いて相手がどこにいるのかを確認しなくてはいけません。 どうせ声を掛けるなら、あともう少し早く掛けて欲しいんだけど。
 また、1度話をするとしっかり覚えているようで、道を歩いていて出会うと、「や あ、覚えてる?」なんて言われます。1人や2人ならこっちだって覚えていますが、 それがそれこそ村中から(ちょっと大げさ。でも1日に数回)言われるわけですから、 どっかで会ったけどどこでだっけ?となってしまいます。
 村に溶け込んできた感じがして、これがなかなか居心地良く感じ、帰国前にヤンゴ ン1泊する予定を取りやめて、4泊の予定を5泊にし、ぎりぎりまでパガンにいました。
 また、彼らは我々を快くもてなしてくれます。レストランで食事をするとスープが サービスでついたり、観光地では誰かが案内してくれたり、昼時に地元の人と話をし ていると飯をおごってくれたり、蝶々のバッチをくれたり、他の国では、その後にと んでもない料金を請求されかねないのですが、全くそんなことはないのです。でもやっ ぱりボラれるのでは?と構えてしまい、後から申し訳ない気分になってしまいます。
 こういった親切の上にあぐらをかいてはいけませんが、あんまり断るのも悪いし、 自然に気持ち良く受け入れたいですね。

◆パガンの宿情報    詳しくは「マンダレーからパガンへの船旅」参照
・Pynsa Rupa   私の泊まったGHです。お勧めです。
・Lucky Seven   Pynsa Rupa からマーケットよりにあります。
・Golden Myanmar Lucky Seven の向かいです。


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