灼熱の大地
8/10(火) AM7:50 釧路港着。
いやぁ、久方ぶりの北海道。さぞ涼しいだろうとわくわくしていたら、なんとめちゃ暑!すごく晴れていて、ものすごい暑い。信じられん。
釧路の市場行って、市場の中の小さいお寿司やさんでごはん。
…お、美味しくなかった…。悲しいよなぁ。
市場の中にあるから、新鮮で美味しいものが食べられると思うじゃない!
「……。」
昼は蟹である!ふふふふふ。乞うご期待、なのです。
車にて、中標津まで移動。
気温34℃……なんだ、そりゃ。避暑に来たっていうのに、まったく涼しくない!長袖、パーカーを持ってきたあたしはどうすりゃいいんだっ!(=_=)
その後、羅臼へ移動。少し遅いランチ。蟹だ、カニっ!
2,000円で食べ放題のとこに行った。そこの蟹は美味しいと地元のタクシードライバーに有名で、三年くらい前から羅臼に行くたびに寄っているのです。
名前は「甲子園」。
…北海道まで来て、どうして甲子園かって??
それは、この店の息子さんが、何十年か前に北海道代表として甲子園行きになり、あまりの嬉しさに店の名前を「甲子園」にした、と。
まぁ、名前の由来はさておき、ここの蟹はとっても美味しい。
運がいいと、1mくらいあるおっきい釜で茹でた、茹でたてであっちちのをくれる。
もぉ、それは絶品にウマいっ!
毛ガニでも、タラバでも、2,000円で食べ放題っ!幸せすぎるるるぅぅ!
…しかしまぁ、ここまで来ると北方領土が見える(つまり、ロシアが近い)ので、やたらと「島は奪われた。」だとか「北方四島は、日本固有の領土です」なんて物騒な立て看板が目に付くようになる。ラジオをつけると、ロシア語の放送も入るようになるし、なかなかお国柄(?)出てます。
PM4:30〜6:00 羅臼で温泉。浸かりすぎて逆に汗だくになる。…すごい汗だ…。
夜はまたも寿司。…おいおい、栄養バランスも何もあったもんじゃないなぁ(笑)。
いさみ寿司では、この時期しか取れないという時鮭(秋以外に遡上する鮭のこと)とか、両性具有の鮭(鮭児←けいじ、と読む)とか、蟹の内子とか、鯨とか、サンマ(こちらでは、一味醤油で食べるのがメジャー)とか、贅の限りを尽くして食べた食べた!
そして、ノブ、店の店主に気に入られ、湯飲みを2個もらう(…ホモ…?)。
プライバシーのことがあるので、自宅番号は割愛(笑)。
しかも、車に帰る最中に落として1個割ってしまった(笑)。おいおい。
野宿するところに戻ってきたら、スケボー少年の巣窟と化していて、今もボードの音がごろごろとうるさい。頑張ってやってるわりには、テクニック的にたいしたことなくて、そこがちょっとほほえましい。…しかし、うるさい。
こうして私たちは、宿代を浮かし、飯代につぎ込んで行くのだった…。
「倍喰うヤツは倍偉い!」…ノブの会社の社訓です。ちなみに、「3倍喰うヤツは、ただのバカ」と、続きます(笑)。
そうして、北海道上陸第1日目は過ぎていくのであった…。
では、おやすみなさい。