トレビの泉の近くのホテルで、また朝早く目覚めます。
早朝のトリトーネ通り。クルマも人もいない・・・ローマ市民は朝は苦手?
早朝のトレビの泉を見に行くと、モデルさんの撮影が行われていました。
裸にジャケット、ちょっと寒そう・・・
やがて、ホテルにパンの配達のクルマがやってきた。
窓から見ていると、トレイに載せたパンを運びこんでいます。
今日も美味しいパンが食べられそうです。
トリトーネ通りからホテルの前のトレビの泉に向かう道も、朝は静かです。
ローマは小さい車が多い。一人乗りの三輪車も活躍。
さて、今日もローマを巡ります。
地下鉄バルベリーニ駅まで、トリトーネ通りをぶらぶら歩いていきます。
途中で、ジプシーたちが赤ちゃんのぬいぐるみを抱えて、スリの準備中。
地球の歩き方に書いてある通りなので、笑ってしまう。
(さすがに撮影できず)
バス・地下鉄・トラム1日共通乗車券「BIG:4ユーロ」を購入。
本日もモトを取るべく、地下鉄・路線バスを乗り倒すつもり。
バルベリーニ駅から乗り、地下鉄テルミニ駅で下車。
折角なのでイタリア国鉄のテルミニ駅のホームに行ってみる。
大きな駅。改札もなく、ホームには出入り自由。
ユーロスター・イタリア:ETR500:ミラノ行き。その横はローカル電車。
ETR500は、デザインも塗装色もカッコイイ。
ローマ空港行きのレオナルド・エクスプレス(奥)と
スイス行きの国際特急列車(手前)。
こちらはアルプス越えでカーブが多いため、振り子式の列車です。
大陸を走る長距離列車にもそのうち乗ってみたいものです。
スイスへ向けて、テルミニ駅から出発して行きます。
「テルミニ」とは、イタリア語で終点を意味するらしい。
この通り、この駅のすべての線路は行き止まりです。
テルミニ駅構内のショッピング街。新しく、まるで東京の地下街みたい。
さて、地下鉄B線のテルミニ駅に行きます。広いホームの空間。
入ってきたのは、超ー!落書きだらけの地下鉄。
遺跡には落書きをしない分、地下鉄に書いてストレス発散?
一体、いつこんなに描くのか?
地下鉄コロッセオ駅で降り、地上へあがると、
いきなりコロッセオがどーんと目の前に。
隣には、フォロ・ロマーノや
凱旋門も見えます。
コロッセオに入るために入場口を目指します。ひんやりして涼しい。
並んでいる途中のコロッセオの壁は、落書きだらけ。
コロッセオの中に入る。劇場を取り囲む中で、
結構残酷なライオンと人間の戦いが行われていた・・・
古代ローマ人は血の気が多かったのでしょうか。
なんとなく、観衆の歓声がいまにも聞こえてきそうな臨場感。
快晴のローマ。早くも暑さで干上がりそうになってくる。
コロッセオでは、彫刻の展覧会も同時開催されていました。道理で入場料が高かったような。
コロッセオの見学のあとは、
適当に北へ向かう路線バスに乗り、ヴェネチア広場へ。
ヴェネチア広場の門の前は賑わっています。
広場の道は、相変わらずどこが車線か分りません。
ここで、路線バスを乗り換え、
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の「真実の口」へ向かう。
どのバスが向かうのか、迷って広場の数か所のバス停をうろうろしたが、
ようやく見つけて乗り込み、なんとか到着。
ここで、次男がバス停の横の芝生(松の木の下辺り)で、
「真実の口」に行くことを拒否して、寝転がる・・・空が青い。
聞けば、ローマに着いてから早くも3回もウソをついたらしい・・・
ウソツキは噛まれるということで、絶対いやだ!
仕方がなく、ウソの内容を白状すれば、大丈夫と、
(大人がウソをつき)なんとかその場を収め、
気が変わらぬ内に、さっさと行って順番の列に並ぶ。
無事、噛まれることもなく、全員手を突っ込み終えた。
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会は、ちゃんとした教会。
「真実の口」がある外の通路は、賑わっていますが、
中の礼拝をするところは、静まり返って落ち着いた雰囲気です。
教会の中に、なぜか土産物屋があって、
記念に、小さな真実の口のレプリカを購入。
教会も商売熱心。
なかなか面白かった教会を後にします。
何番の路線バスが行くのか、超分かりにくい路線バスマップを調べつつ、
パンテオンへ向かいます。