1997/09/8
1997/09/16up
朝ならAコープに鮮魚あり,との情報で10時に行ったが鮮魚はなくがっかり。 きょうは天気が悪いので,羅臼岳登山はあきらめてまたまた温泉めぐりになった。 知床峠を越えて羅臼側の温泉に足を伸ばしすことにした。 缶詰のクラムチャウダーを温めてパンを食べ, 鍋でご飯を炊いて,昼飯用におにぎりを作って出発した。 それにしてもこの日は夏だというのに半袖だと寒いほどだった。
知床峠
知床横断道路をくねくね登る,チャリンコには申し訳ないが車は楽だ。
目的の峠は標高が高いのでとにかく寒い。雪渓があるほどだ。
羅臼岳は奇麗に見えていたが,残念なことに国後は雲の中に隠れてしまっていた。
前回来たときは晴れていて,眼下に国後が大陸のようにどかんと腰をすえていた。
これが島か!でかすぎる。思わず「北方領土を返せ!」と叫びたくなったものだ。
羅臼側への下りはけっこうきついコーナーであるうえに,ガスがかかっていた。
ウトロからの高速コーナーのつもりでいると危険だ。
慎重に峠を下ると右手に熊の湯があったが,ここは帰りに入るのでとりあえずパス。
セセキ温泉
海岸の波打ち際の露天風呂で潮が満ちてくると海に沈んでしまうらしいが,
2つある湯船のうちの1つに運良くはいることができた。
本当に海の中の露天風呂だ。脱衣所,屋根はもちろん,
目の前をさえぎるものは何もなく,そのまま海だ。
晴れていれば国後島まで見渡せそうで,どんなに気持ちが良いだろうか。
あいにくの小雨がうらやましかった。
セメントで固めてある底の隙間から熱い湯が湧いてくるのだが,
満ち潮時だったので大きな波が来て湯がだんだんぬるくなってしまった。
気がつくとサンダルがない!そうだ,潮が満ちてきていたのだ。
サンダルは波にさらわれてしまっていた。。。。(T_T)
みなさんもサンダルをなくさないように注意してください。
相泊温泉
セセキ温泉から1キロほど先の海岸に,屋根,脱衣所付き,
男女別の風呂に分かれた相泊温泉があった。
木の湯船の隙間から湯が湧き出してきていて,場所によってかなり熱かった。
目の前は海なのだが,積み上げられたテトラポットに遮られて海が見えなかったのが残念だ。
行き止まり
相泊の先で知床岬への道路は終点。
これから先,岬までは道無き道を歩いて2泊3日。
私は素人なのでヒグマの餌になりかねないので辞めておいた。
熊の湯
ここの湯はとにかく熱かった。夕方16時頃だったが地元の人の話だと,
19時ぐらいまでは熱い風呂が好きな人がくるので熱くしているのだそうだ。
待望の鮮魚
しれとこ自然村へ帰ってとどめにまた風呂に入った。
羅臼の漁港に車を止めて入った店の奥で見つけた
ホッケ,カレイ,ツブ,ホッキ,エビで今夜もバーベキュー。
始まりは20時を過ぎていたが,
とにかくうまかった。生ホッケは身がとろけるようにうまかったし,
カレイはまるでカニのようにうまかった。ツブもホッキもうまかった。
風呂巡りで喉が渇いていたので,ビールもうまかった。
いつのまにか隣のグループと混ざって夜遅くまで盛り上がってしまった。
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